雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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君のいない夜 30

君のいない夜 30


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



自ら申し出たこととはいえ、拷問みたいなバスタイムだった。

疲れを取ってくれるはずなのに、どっと疲れが押し寄せてくる。

本能に屈しなかった理性を、オレ自身を褒めてやりたいくらいだ。

「チャンミナ、動けそう?」

綺麗なほうのベットに横たわるチャンミンに問いかければ、案の定ムリというか細い声。

「腹は減っただろ?ちょっと食堂行って、メシ取ってくるから待ってろよ?」

少し、心を落ち着かせるためにもそれがいいと背を向けた瞬間、くんっと服を引っ張られる。

視線を落とせばTシャツの裾を掴むチャンミンの手があった。

「いっちゃ、やだ…」

「…」

どうしてやろうか…。

必死で我慢してるのに、悉くオレの逃げ場を奪っていく。

別にオレはもう1回戦やっても全然構わないんだけど?

でも…。

「すぐ戻ってくるから、な?」

裾を掴んでいた手を取り、甲にそっと口づける。

潤んだ瞳を真っ直ぐに見つめ返して、無理やりに笑顔を浮かべる。

「ゆの…」

あーーーーーっ!

もう、本当に限界だっ。

いますぐ襲いたい。

「チャンミナ…本当に…マズイから…」

「…?」

右手は繋いだまま、左手で口元を覆い隠して目を泳がせる。

「ゆの…?」

「だ、から…襲いたくなるんだよ!シたくなるのっ!そんな顔で、そんな目で見られたら…っ」

ホント、たまんない…っ。

さっきシたばっかなのに、もうオレのそれは元気いっぱいだ。

「いいよ…?」

「は?」

自分がどんな状況かわかってんのか…?

これから学校だってのに、ひとりでろくに動けもしないし…。

「ゆのがシたいなら、いいよ…?」

「…」

なんか、様子がおかしくないか…?

普段のチャンミンはこんなこと、頼んだって言ってくれない。

おもむろに額を重ね合わせてみれば、わずかに熱い。

「チャンミナ、熱…」

「え…?」

「ちょ、ちょっと待ってろっ!」

ヤバイ…。

またやっちまった。

オレのせいだ。

手を振りほどいて部屋を飛び出し、途中すれ違ったドンヘすら無視して寮監室へと向かった。

「おっさん、冷えピタっ!」

「あ?」

「早くっ!」

不愛想な寮監から冷えピタを受け取り、食堂に寄っておばちゃんにおかゆを頼んで、また駆け足で部屋へと戻っていく。

あまりに急いで走っていたせいで、おかゆが少しこぼれてしまったけれど、それどころじゃない。

トレイを足元に投げるように置いて、冷えピタをチャンミンのおでこへと宛がう。

「ゆの…?」

「ゴメンな?オレがムリさせたから…」

熱のせいなのか、状況が理解できていないみたいだ。

とりあえずと身体を抱き起し、オレへともたれさせる。

そして床に置いたトレイを膝の上へと置き、スプーンを握った。

「ほら、食べて?」

甘えるようにもたれ掛ったまま、素直に口を開く。

別にカゼとかじゃないから食欲はあるようで、チャンミンは綺麗におかゆを平らげた。

オレも学校行かなきゃだけど、練習もしなきゃだけど、今日はもういい。

こんなチャンミンを独りになんてしておけない。

「少し寝ような?」

「ゆのは…?」

「一緒にいるよ」

「…うん」

また同じベットに身を寄せ合ってもぐりこみ、胸元にすり寄るチャンミンを優しく包み込んだ。

安心したのか、すぐにチャンミンの穏やかな寝息が聞こえてくる。

「…」

がっつきすぎたよな…。

無理をさせたっていうか、無理を強要したっていうか。

受け入れるほうは大変だってわかってるのに。

冷静になればなるほど、後悔が押し寄せてくる。

「ゴメンな…?チャンミナ…」

眠るチャンミンにそう囁き、髪にそっと口づけた。

心地よい体温と規則正しい寝息。

だんだんとまぶたが重くなっていく。

抗うことなく目を閉じれば、睡魔がオレをゆっくり包みこむ。

オレもまた疲れが溜まっていたこともあり、昨日眠りが浅かったこともあり、すぐに意識は沈んでいった。

31へ続く。



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