雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 22

愛をもっと 22



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



数年前まで住んでいたのに、他人の家のようだ。

ここに、オレの居場所はない。

早く、1秒でも早く、ここを去りたい。

チャンミンの元へ戻りたい。

でも、自由へと繋がる扉は外から鍵をかけられ、窓の外には常に誰かが立っていて、逃げることは適わない。

ベットの隅でふさぎ込んでいると解錠する音が聞こえ、ゆっくりと扉が開いた。

「ユンホ」

「…」

話したくもない。

顔も見たくない。

「来月、結婚してもらう」

「嫌だ」

「あの男がどうなってもいいのか?」

ゾクっと、背筋を冷たいものが走り抜ける。

いつだって、この人は人を道具のように扱う。

実の子どもであるオレでさえ。

「医者を目指してんだろう?犯罪歴がつけば、医師免許は剥奪だろうな」

「…っ」

「あの男の未来がどうなるかはお前次第だ。明日まで考えるといい」

一方的にそれだけを言って立ち去る。

閉まった扉を睨み付け、まくらを投げつけた。

「うわーーーーーっ!」

叫んだってどうなるものでもないけど、叫ばずにはいられなかった。

チャンミンがどれだけ一生懸命頑張ってきたか。

医者になるのが夢だと子どものように無邪気に語ったチャンミンの姿をいまでも覚えてる。

それを奪う?

オレが…?

嫌だ。

そんなの冗談じゃない。

絶対にダメだっ。

チャンミンの夢を奪うなんて、できない。

そのために、オレができることは…?

ひとつしかないじゃないか…っ。

「チャンミナ…っ」

涙が、溢れていく。

自分の無力さを痛感し、現実に打ちひしがれ、なにひとつ自由にならないこの生活。

ようやく抜け出したのに。

唯一の人と出逢えたのに…。

どれだけ呼んでも、ここにチャンミンはいない。

絶望が鎖となり、心に絡みつく。

一切の自由は奪われた…。

眠れぬまま一晩泣き明かし、迎えた朝。

心とは裏腹に澄み切った青い空と、眩い光。

光の中に、チャンミンの幻を見た。

オレを見つめ、悲しそうに微笑むその姿に胸が締め付けられる。

仕方がないんだ。

どうしようもないんだ。

幻のチャンミンに言い聞かせるではなく、自らの心に言い聞かせる。

そして、決断のときは否応なく訪れた。

「答えは出たか?」

翌日訪れたその人は抑揚のない声でそう問いかけた。

「相手方はたいそうお前を気に入っている。どうしてもお前がいいそうだ」

そんなの、関係ない。

オレにとってはチャンミンが唯一無二の人。

その人を守るためなら、救うためなら。

方法がそれしかないのなら、オレはそれに従うしかない。

「心は決まったか?」

「好きにしろよ…。チャンミナがそれで自由になるなら…」

「しばらく見ない間に利口になったじゃないか」

楽しげに彼は笑った。

何が楽しいんだって怒鳴りたい。

でも、今はその気力も出てこない。

あるのは無力感。

オレはどうなったっていいんだ。

チャンミンが無事でいてくれればそれで…。

23へ続く。



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コメント

う~・・・始まっちゃった、、、

悲しいってか、切ない系の別れのあるようなお話・・・自分でリクエストしました。ハイ、私ですね~。 なのに今、目いっぱい切なくなってきてます。

葉月様。。。

コメント

Re: タイトルなし

yumi 様

始まっちゃいました~…
ドS葉月の切なくて苦しいお話(笑)
リクエストに添えてますか??
どういう結末を迎えるのか…お楽しみに~(´▽`*)

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コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

正念場、ですね…。
ユノ様はどうなっちゃうんでしょうか…。
人を愛することはその人を弱くも強くもする…って誰かが言ってましたね。
その言葉を念頭にこのお話を書いております。
悲しみと絶望の中にいるユノ様。
そしてチャンミン君は…??

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