雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 24

愛をもっと 24



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



「どういうことだ?」

結婚式の打合せはほとんど相手の意向で決まっていった。

ユンホはあれ以来一度も口を開くことはなく、食事さえも摂っていないらしい。

眠ることもできないようで日に日に顔色は悪くなり、目の下のクマは色濃くなっていた。

しかし、どうでもいいことだ。

結婚して、切れない関係を結べば財は安定する。

本当なら長男の嫁にと思っていたが、どうにも気に食わないようで、試しにと次男の写真を見せたら甚く気に入ってくれた。

それならばと迎えに行かせたが、こちらの事情も知らず帰らないと言う。

ゆえに強硬手段に出た。

なんとしてもこの縁談をまとめるために。

まずは一緒に暮らしているという男を友人である参事官の協力を得て監禁容疑という名目で身柄を拘束させた。

これがなかなかにいい道具だった。

想像以上にユンホは彼に執心しているようで、結婚に同意した。

用済みとなったそれはもう必要ないと友人に釈放するよう連絡してみると、すでに釈放されているという報告だった。

『私にもわからない。彼はいったい何者なんだ?』

聞いているのはこっちなのに、逆に質問を投げかけてくる。

参事官という肩書を持つこの男は道具として利用価値が十分にあるが、頭が悪すぎて困る。

「誰が釈放させたんだ?君の許可なくそんなことができる人間なんて限られているだろう?」

さらに問いかけたが、明確な答えはない。

これ以上意味のない電話に時間を割くのはもったいないと通話を切り、内ポケットへと押し込んだ。

「…」

一緒に暮らしていた男についてある程度調べてみたが、大した経歴はなかったはずだ。

東方大学の医学部を卒業し、いまはインターンとして働いているということ。

両親はいないようで、奨学金で大学へ通い、自分で働きながら勉強をしていたようだ。

勤勉という言葉が相応しい。

「…」

報告書の内容を読み返してみても、不審なところはない。

無視してもいいのだろうが、何かが引っかかる。

それがなんなのかわからないまま、結婚式の打合せのため式場へと足を踏み入れた。

ロビーには側近に連れられてきたユンホが座っていた。

暗い瞳で虚空を見つめる姿は、生きる屍のようだ。

それもある意味好都合だ。

歯向かう道具など扱いづらい以外の何物でもない。

ようは命令に従い、意思を持たず、動くだけの操り人形で構わない。

すべては、富を得るために。

「シム・チャンミンについてもう少し詳しく調査しろ」

「かしこまりました」

秘書にそれだけを指示し、男は大きく足を踏み出した。

「ユンホ」

呼びかけてみても答えはない。

振り返りもしない。

まるで、声すら届いていないように。

「…」

命令に従わない道具。

次男だからと放っておいたのがいけなかったか…。

いまさら躾けなおすのは難しい。

大して使えないが、金づるを掴むための捨石だ。

たとえ声が聞こえなくても問題はない。

「連れて来い」

「はい」

独りで動けないのなら、人を使って動かせばいい。

ユンホに望むことはただひとつ。

結婚さえしてくれればいいのだから。

秘書は命令に従い、ユンホの元へと向かった。

その腕を掴んで立ち上がらせ、暴れるユンホ半ば引きずるように連れてくる。

言葉を交わす必要はない。

衣装を合わせ、式当日のスケジュールを確認するだけ。

ユンホを一瞥し、歩き出す。

秘書がユンホを連れてくることはすでにわかっているのだから。

25へ続く。



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