雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 26

愛をもっと 26



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



助けて…っ。

チャンミン…。

心の中で何度もその名前を呼ぶ。

決めたのに、決めていたのに、いざとなったらダメだった。

一言、文章でも読むように言えばいいだけなのに。

どうしても言葉が出てこない。

その間にもざわめきはどんどん膨れ上がっていく。

身動きひとつ取れない状況。

心は押しつぶされ、壊れていくようだった。

だって、オレがそばにいたいのはチャンミンだけなんだ。

こんな人間じゃない。

ただ独り、チャンミンだけ。

それなのに…。

「…チャンミナ…っ」

知らず、そう呟いていた。

ここにはいないその人の名前を。

瞬間、ざわめき立つ会場に、かすかな音が聞こえた。

やけにその音だけが鮮明にオレの耳に届いた。

「ユノ」

幻聴にしてはあまりにリアルな声。

ここにいるはずのない、オレが唯一欲しいと思う人の声そのままに。

引き寄せられるように振り向けば、記憶の中の姿そのままの微笑を携え、佇む人がいた。

「なん、で…」

こぼれたその声にその人は呆れたように苦笑し、息をついた。

「僕こそなんでって聞きたいんだけど?」

「…」

「ユノの居場所はそこじゃないでしょ?」

オレのいるべき場所。

それはただひとつ。

チャンミンの隣だけ。

ポケットに収められていた手がスローモーションのように引き抜かれ、広げられる。

おいで、と。

言葉ではなく、態度で示すように。

さっきまで自分の意思では動かなかったからだが自然と動き出した。

それが当然であるといわんばかりに、広げられたその腕の中へと。

「チャンミナ…っ」

やっぱり、ダメなんだ。

チャンミンなしで生きていくなんて、オレにはもうできない。

たとえそれが福音のない、光さえ届かない道であっても構わない。

オレには、チャンミンがすべてだから。

「おかえり、ユノ」

頷くことしかできなかった。

もう逢えないと思っていたから。

触れたことで感極まり、ただいまも言うことができない。

「ユンホ」

ざわめきを切り裂く冷たい声。

オレはただぎゅっとチャンミンにしがみついた。

もう、絶対に離れたくないから…。

「初めまして」

腕の中で聞いたその声は、耳を疑うほど硬質で、冷たい。

まるで別人のようだ。

「いろいろとお話をしたいところなんですが、その前に話さなきゃならないことがあるんでちょっと待っててもらえます?」

軽んじるような言葉に、雰囲気が一変したのがわかった。

「いい度胸だな。お前のような低俗な人間が私を蔑ろにするとは…」

「父さん」

聞こえないとでも言わんばかりに、チャンミンは右の最前列のほうへと向かって声を上げた。

「賭けは僕の勝ちでいいよね?」

「あぁ」

「スヨンは?」

「負けは認めるけど…納得いかない。なんで、私が好きになる人っていつもこうなのかしら…」

いったい、何が起こってるんだ…?

おそるおそる顔を上げれば、額にそっと口づけが施された。

「後で説明するからちょっとだけ時間ちょうだい?」

「…うん」

いい子だと微笑み、頭を撫でられる。

優しくて、幸せな感触。

目を伏せて胸いっぱいにチャンミンの香りを吸い込んだ。

「じゃあ、ユノは僕がもらうよ?」

それは宣言にも等しかった。

腰に回され、触れているだけだった腕が隙間なく窄まっていく。

ここがオレの居場所。

オレの生きる場所。

もう、絶対にこの場所を手離したりしないから…。

27へ続く。



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コメント

これは~、いったい・・どうなってるんでしょ(?_?)
でも、幸せになるならってね!

本当に葉月様には巧く転がされてます、、、。

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Re: タイトルなし

yumi 様

どうなってるんでしょうね~( *´艸`)
やっぱりふたりには幸せになっていただかないと(笑)
巧くyumi様の目を欺けたみたいで、葉月はご機嫌です~♪

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

謎多き男・チャンミン君でございます(笑)
なにも秘密を持っているのはユノ様だけじゃございません( *´艸`)
スヨンちゃんは可哀想だけど(ノД`)・゜・。

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ちょっとそうじゃないかと期待してたけど…

まじで嬉しい(#^.^#)

もう少し辛い感じが続くと思ってたので( ´∀`)

このままラブラブな二人に戻してあげたいんだけど…(;・ω・)

あとひと悶着あるんだろうか!Σ( ̄□ ̄;)

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Re: タイトルなし

ひ◇◇り 様

チャンミン君、ちゃっかり結婚式に紛れ込んでたんですね~( *´艸`)
まさに皇子様?
もしくは正義のヒーロー??
ユノ様、よかったね~(*´ω`*)
さてさて、チャンミン君の正体は…まだヒミツです♪

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Re: タイトルなし

ラムまま 様

いろいろ考えたんですよ~…これでも。
花嫁に扮装とか、映画『卒業』ばりの略奪とか…。
結果、これが一番自然かと(笑)
あまり読者様を泣かして苦しめるのもどうかと思い、再会させてみました~(*´ω`*)
またひと悶着あるか…今後の展開をお楽しみに~(^^♪

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

読み返していただいてありがとうございますm(__)m
思いの外、こちらの作品を気に入っていただけたみたいで、とっても嬉しいです(*^^*)
チャンミン君かなり男前☆
ユノ様が惚れちゃうのも納得~…みたいな(笑)

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