雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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愛をもっと 30

愛をもっと 30



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



戻ってきた日から毎日のようにセックスして、寝て、起きて、メシ食ってのくり返し。

どれくらい経ったのかももうわからない。

そういえば1歩も部屋を出てないなぁ…なんていまさら思った。

バイトはクビになっちゃったし、なんとなくここにいたほうがいいのかなって。

「ユノ、スープこぼれてるよ?」

「うわっ!」

考え事しているうちにスプーンが傾いていたせいで、テーブルの上には小さな池ができあがっていた。

慌ててティッシュでふき取って、窺うようにチャンミンを見れば、楽しそうに笑っていた。

いつもならだらしないって怒るのに…なんでだ?

「これ食べ終わったら出かけるからね?」

「え?どこに??」

「一応親子の縁は切ってるけど、約束しちゃった手前顔出さないと」

「あ…」

そういえばそんなことを言っていた。

っていうか、オレ、すっげぇ気まずくない?

式当日に逃げちゃったわけだし…。

相手としたらやっぱり腹も立つだろうし、顔も見たくないって思うんじゃ…。

「それ、オレも行って大丈夫なの…?」

「どちらかというと僕よりユノに逢いたいみたいよ?」

「なんで…?」

嫌われるようなことなら散々した覚えがあるが、気に入られるようなことは何ひとつない。

それともアレか?

一発殴りたい、みたいな…。

ぶるっと身震いし、身体を小さくさせた。

そんなオレをチャンミンは不思議そうに見つめ、続いて微笑んだ。

「心配することは何もないから大丈夫だよ」

まるで心を見通されてるみたいだ。

それとも、オレがわかりやすいのか…?

「ほら、ユノ早く食べて」

「あ…うん…」

我ながら歯切れの悪い返事だ。

とりあえずと残っていたゴハンを食べつくし、急かされるまま服を取り出す。

こうして外に出かけること自体久しぶりで、普通の服を着るのも同じく久しぶりだ。

大概にして真っ裸だったし、服を着ていたとしてもTシャツとハーフパンツという出で立ち。

久しぶりにまともな服を着てみると少し窮屈な気がする。

「仕度できた?」

「うん」

「じゃあ、行こうか?」

手を繋いで部屋を出た。

それまではあんまり気乗りしなかったのに、こうして手を繋いで歩いていると楽しくなってくる。

「なぁ、なぁ」

「ん?」

一緒に過ごす時間が楽しくて忘れてたけど、聞きたいことがいっぱいある。

またしばらくすると忘れちゃうから、疑問をそのまま言葉に乗せた。

「あのUSBって何入ってたんだ?」

「あれは横領の証拠。ちょっと調べただけで出てくる出てくる。まとめるほうに時間かかっちゃったよ」

確かにあの人ならありうる。

金のためなら汚いことも平気でやるような人だ。

実の子どもさえ身売りさせるような。

「ユノは何も心配しなくていいよ」

「え…?」

「もう、あの人はユノに関わってこれないから」

どういう意味だろうか…。

こうしてチャンミンの元に戻れたけれど、またいつ連れ戻されるかもしれないと心の中に不安は深く根付いていた。

その不安は、もう必要ないってこと…?

「親友の父親がね、副警視総監なんだ。その人にデータは渡してある。今度僕かユノに何かがあった時は、それが公表されることになってる。もしそうなったら社会復帰は難しいだろうね」

「…」

なんでもないことのように言ってるけど、それがものすごく大変で難しいことは馬鹿なオレでもわかる。

いったい、何者なんだ…?

オレは、本当のチャンミンを知らないんじゃないだろうか。

そんな疑問と不安が芽吹いた。

あの人が態々使えないというレッテルを貼ったオレを連れ戻してまで、結婚させようとした家の…息子。

それは、相当な資産家の家ということに他ならない。

「チャンミナは…なんで家、出たんだ?」

聞くのが怖い。

けれど聞かずのはいられない。

曖昧な問いかけを投げかければ、チャンミンは視線をそらし、いつもとは少し種類の違う微笑みを浮かべた。

「…行けばわかるよ」

なんか、いまの間が気になる。

いつも打てば響く鐘のように答えが返ってくるから。

「ゴメン…。変なこと聞いた」

チャンミンのことならなんでも知りたいけど、知られたくないことだってある。

オレだって、自分のコトほとんど話してなかったわけだし。

それなのにオレだけチャンミンに聞くなんてお門違いもいいところだ。

「気質の仕事じゃないんだよ」

「え…?」

「驚かないでね?」

「…?」

歩きながらいろいろと想像してみたけれど、さっぱりわからない。

そして、どこまで歩くのかも…。

「なぁ、チャンミナの実家ってどこ?もうすぐ??」

「この塀の向こう」

「へ…?」

後ろを振り返ってみても、前を見ても高い壁。

いったい、チャンミンって何者…?

あの人が選りすぐってきた結婚相手なのだからそれなりの資産家だとは思っていたけど、想像以上かもしれない。

「チャンミナって血統書つき?」

「血統書つきはユノのほうでしょ?」

「でも…」

それなりの高級住宅街にこれだけの大きな邸を構えているんだから相当だ。

ちらりとチャンミンを見やれば、感情の読めない表情。

「チャンミナも、家キライ?」

「嫌い…ではないけど、好きでもないかな?」

「…?」

首をかしげているとふっとチャンミンの横顔に微笑みが浮かんだ。

「ユノは嫌いだよね?実家」

「うん、キライ。っていうか、あの人がキライ」

父親だなんて思ったこともない。

親子らしい会話なんてしたことないし、いつだって命令口調。

「着いたよ?」

過去の出来事を振り返って嫌な気持ちに囚われていると、不意に声が耳に届いた。

足元に落としていた視線を持ち上げて飛び込んできたのは豪華な門。

「なに、これ…」

金を基調とした門にはなぜか龍と虎が描かれ、門の両脇には何やら目つきの悪い男がふたり。

思わずチャンミンの後ろに姿を隠した。

「若!」

「その呼び方やめてくれる?僕はもうこの家の人間じゃないんだから」

「いえ、若は若ですから!」

「…」

諦めたように息をつき、何を言っても無駄だとオレの手を引いて歩き出した。

門をくぐると手入れの行き届いた庭と、邸へと続く石畳。

「チャ、チャンミナ…っ」

「あぁ…気にしなくていいよ?アイツらの自己満足だから」

石畳の両脇にずらり整列する、門番よりももっとガラの悪そうな人たち。

あきらかに何かがおかしい。

格好とかもそうだけど、何よりもその雰囲気が。

「若、お帰りなさいませっ!」

野太い声が響き、オレはまたチャンミンの背中に隠れる羽目となった。

「はい、はい」

90度上体を倒して出迎える彼らを適当にあしらい、足早にオレの手を引いて過ぎていく。

いったい、ここはなんなんだ…?

不安に駆られてつないだ手をぎゅっと握りしめる。

するとチャンミンはかすかに振り返り、心配ないと微笑んでくれた。

31へ続く。



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Re: タイトルなし

あ◇◇い 様

こんばんは~(*´ω`*)

葉月もトン不足でちょっとオチ気味です。
その分、妄想爆裂ですけど(笑)
チャンミン君は今回極道さんですヨ♪
こんなカッコよくてインテリな極道さん、現実にはいませんけどねwww
どんな結末になるのか…
皆様それぞれ妄想して心構えをされてるみたいですね~( *´艸`)
葉月の思うツボ♡

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

ようやくチャンミン君の秘め事解禁です(笑)
極道チャンミン君…我ながら突拍子もない設定だわ~(;´・ω・)

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