雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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君のいない夜 48

君のいない夜 48


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



学校には行かず、僕はエリックの家に住みながらエリックの店でアルバイトを始めた。

何かをしていないと、思い出してしまうから。

そして、学校に行く気は起きなかった。

ましてや寮に戻るなんて。

ユノとの思い出が多すぎて、悲しくなるから…。

あの日、1度だけ携帯電話に着信があったけど、折り返すことはできなかった。

何を言われるのかと思うと、怖くて。

その1回きり、後は一切連絡はなかった。

やっぱり、そういうことなんだなって思った。

所詮、僕は単なる同室で、ちょうどいい性欲の捌け口だったんだ。

なのに、僕が勝手に本気になってしまった。

ただそれだけのことだ。

「僕、結構頑張ったんだよ…?」

「ん?」

明け方家へと帰ってきて、なんとなくエリックに勧められるままビールを飲んでいた。

生まれて、初めて口にするビール。

ちょっと苦かったけど、でもおいしいと思った。

飲み進めていくうちにだんだんとアルコールが回り、僕は無意識に語りだしていた。

「好きになってもらおうって…。でも、ダメだった…。一回も、好きって言ってもらえなかった…」

「…」

「ホントにね、ホントに、好きだったんだ…。ユノのこと、本気で好きだった」

言葉にしたら、自然と涙が溢れていった。

心が溶けだすみたいに、止め処なく。

「いまは?」

「…」

「好きだった、じゃなくていまも好きなんじゃねぇの?」

酔っぱらっていたんだと思う。

だから、その言葉に素直に頷いた。

「好きだよ…。好き…っ」

「なら、もう1回ちゃんと本人と話せば?お前の思ってること全部。もしかしたら勘違いかもしれねぇじゃん」

「…」

ホントに…?

でも、もう怖くて仕方ないんだ。

もしも遊びだと、本気じゃなかったと言われたら、立ち直れない。

「でも、このまんまってのもよくねぇと思うけどな…」

「…」

それもまた事実。

2年生に進学してからまた1度も学校へ行っていない。

気づけば5月になろうとしていた。

その日、眠れないまま僕はその足で家を出た。

やっぱり、もう一度話してみようと思って。

電話をする勇気はなくて、いるかいないかもわからないまま大学へと向かった。

ユノの通っている大学。

「…」

少し離れたガードレールへと腰を下ろして、人が通るたびに門を振り返る。

どれくらいそうしていたのか、諦めて帰ろうかと思ったその時だった。

「あ…」

忘れたくても忘れられない姿があった。

逢いたくて仕方なかった姿があった。

操られるように足を1歩踏み出したその瞬間。

「おっぱ!」

可愛らしい声が響いた。

それに応えたのは他でもない、僕の心を捉えて離してくれない人。

声の持ち主に眩しいほどの笑顔を浮かべ、僕に気づかないまま腕を組んで去っていく。

誰がどうみても、理想的なカップルだ。

僕とは違い、堂々と街を歩くこともできる。

人目を気にせず、公言することもできる。

「…」

不思議と涙は出てこなかった。

顔を伏せ、ポケットに手を突っ込み、歩き出す。

ユノとは反対の方向へと。

たぶん、この先逢うことはないだろう。

もう二度と…。


49へ続く。




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コメント

Re: タイトルなし

あ◇◇い 様

初めての恋はうまくいかないものですね~…(;´・ω・)
恋に恋してるカンジでしょうか。
それとも、恋は盲目と言うべきか…。
言葉がすべてじゃないんですけどネ(笑)
7年に比べたら、2年なんてきっとあっという間ですね(´▽`*)
ユノ様の置き土産を聴きながら、元気で帰ってくるのをみんなで待ちましょう!

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