雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Chandelier 5

Chandelier 5



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



重く、深いため息が響いた。

「何やってんだ?どいてろ」

「だ、大丈夫…」

「どの面下げて大丈夫だって?」

言ってるそばから、割れた破片が皮膚を突き破り、鮮血がじわりあふれ出す。

「うわさを簡単に信用すんじゃねぇよ」

「う、ん…」

「自分で見て、耳で聞いて、心で感じて、判断すんのはそれからにしろ」

わかってる。

わかってるよ?

でも…。

「チャンミン」

怖くて仕方ないんだ。

それこそ、闇に包まれていたナイフをいきなり目の前に突きつけられたかのように。

靄にうまく隠れていた不安がいままさにその片鱗を見せ始めた。

「チャンミンっ」

身体がうまく動かない。

泥の中に埋め込まれたみたいに。

エリックの手が僕の腕を掴んで、その胸の中に雪崩れ込んだ。

「落ち着けって。な?」

冷えた指先に体温が戻っていく。

厳しいけれど、いつだって僕に手を差し伸べてくれる頼れる人。

子どもをあやすように背中を優しく撫でる。

「ちょっと奥で休んでろ。な?」

「…うん」

さすがに、無理だと思った。

ふらつきながらも壁を頼りにバックヤードへと進み、ソファヘ崩れ落ちた。

いまは何も考えられないし、何も考えたくない。

頭を抱え込み、すべてを遮断するように目を閉じた。

「すみません…余計なこと言って…」

「言ったことが悪いんじゃなくて、タイミングが悪いんだよ」

チャンミンの代わりにカルボナーラを作りながら、申し訳なさそうにオレを見やるキュヒョンを一瞥した。

「ただでさえいま、情緒不安定だからな」

「それって、ユンホ先輩のせいですか…?」

「お前、偏見持ちすぎ。話になんねぇな」

面倒くさい。

ひとつのことに拘りすぎだ。

しかも、根拠のないうわさに振り回されて、それが全部だと思ってる。

「お前さ、もうちょっと物事を複雑に考えられないわけ?」

「…」

「短絡過ぎ。お前とチャンミン足して2で割るとちょうどイイんじゃね?」

むっとした表情でそっぽを向き、チャンミンがいるだろうバックヤードを見やる。

こいつなりにチャンミンを心配しているんだろう。

「そのうわさの発信源は?」

「…名前はわかりませんけど、顔のきれいな人で…在学中はその人も生徒会役員だったらしいです」

その内容からも、直接やりとしたわけではなく、どこからか耳に入ってきたという感じだ。

「キレイな顔した生徒会役員、ね…」

アイツの年齢から逆算すればある程度は絞れそうだ。

それに、思い当たる人物がいる。

もしもソイツが言った本人なら、十中八九ウソだ。

「エリックひょんは、ユンホ先輩の肩を持つんですか…?」

「肩を持つとかじゃねぇよ。ただ、名前も知らないような人間の話を真に受けるのがバカバカしいってだけだ」

はっと目を見開き、俯いていく。

どうやらオレの言いたいことを理解してくれたらしい。

「ほら、カルボナーラ。返品は受付ねぇからな」

「エリックひょん、料理できるんだ…」

「当たり前だろ?この店、元々はオレがやってたんだから」

「いただきます」

黄身をフォークで突き刺してパスタに絡め、フォークで一口サイズにまとめて口へと運ぶ。

自分の分も皿に盛り、カウンターへ戻ったオレもまたキュヒョンの隣でそれを食べた。

そういえば、自分で料理なんか作るのも久しぶりだ。

チャンミンが来てからはずっとまかせっきりだったから。

言葉ないまま遅い夕飯を済ませ、キュヒョンを送り出したオレはチャンミンの代わりに閉店準備へと取り掛かった。

最後の客を送り出して売り上げを確認し、バックヤードへと向かう。

「帰るぞ?」

「…うん」

抜け殻のようなその身体。

俯いた顔は青ざめ、いまにも倒れそうだった。

仕方ないとその肩を抱き、支えるようにオレは歩き出した。





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コメント

Re: 毎日登場ひろみです(笑)

ひ◇み 様

味方か、はたまたトンビか…(笑)
チャンミン君にしてみたら頼れるお兄さんだけど、
ユノ様にとってはライバル???
重要人物であることは間違いなし!
ユノ様はエリックの存在に気づいているのかな~…( *´艸`)

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