雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Chandelier 8

Chandelier 8



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ちゃんと話したほうがいい。

そう告げたのが数時間前。

しばし逡巡していたが、チャンミンは何かを思い立ったようにキッチンへと立ち、朝早く出かけて行った。

行く先は容易に想像がつく。

だから黙って見送った。

が…。

「チャンミン?」

酷い様相だった。

オレが慌てるくらいには。

止め方を忘れてしまったかのように涙をこぼし、服は引き裂かれ、肌には鬱血した痕。

「どう、した…?何があった?」

「…」

声を忘れてしまったかのように、何も話さない。

表情もない。

ただ、涙を流していた。

腕に触れた途端、身体が大きく震えたが、それでも構わずオレはその身体を抱きしめた。

「寝てないんだろ?少し休め」

「…」

「チャンミン、聞こえてるか?」

答えも、反応もない。

あの時の光景が頭をよぎった。

「チャンミン」

何度目かの呼びかけで、ようやく涙に濡れた瞳がオレを映し出す。

「とりあえず、休んでろ。な?」

手を引いてチャンミンの部屋へと行き、ベットへと座らせる。

シャツを脱がしてみれば、さらに酷い状態だった。

手首には擦り切れた痕があり、肌に刻まれた歯型は複数個所。

血を流しているところもある。

一見、レイプでもされたみたいに。

「…」

この状態で独りにしてはおけない。

以前処方してもらった薬を取り出し、唇をこじ開けるようにして含ませた。

それを無理やりに水で流し込み、喉が上下するのを確認する。

そしてこぼれた水をタオルで拭って息をつく。

間もなくして、穏やかな寝息がかすかに聴こえてきた。

「…ったく…世話が焼ける」

舌打ちし、ジャケットを手にオレは部屋を出た。

不眠症を患っていた時に処方された強い睡眠薬を飲ませたからしばらくは目覚めないはずだ。

その間にやるべきことを頭の中で組み立て、車へと乗り込んだ。

イヤホンマイクを装着し、先ほどチャンミンの携帯電話メモリからメモしてきたその番号へと発信した。

『もしもし…?』

聞こえてきたのは低く、沈んだ声だった。

「チャンミンのことで話がある」

あまり時間はない。

単刀直入に本題を切り出せば、息を飲む気配が伝わってきた。

「店に来い。場所は、わかるだろ?」

『…わかった』

話しが早くて助かる。

通話を切り、イヤホンマイクを耳から引き抜いた。

どう話そうか。

どう道を示せば理解してくれるだろうか。

このままでは感情が先行してしまいそうで…。

「…」

店に到着し、落ち着かせるために深く息を吸い込んだ。

冷えた水を飲み、カウンターへ腰を下ろして彼が来るのを待った。

20分ほどして姿を現した彼は憔悴しきているように見えた。

でも、目だけは違う。

憎しみや妬み、そう言った部類の光が見て取れた。

「先に言っておく。オレとチャンミンはお前の心配しているような関係じゃない」

「…」

「まぁ、信用はできないだろうけどな」

無言のままひとつ離れた席へと腰をおろし、彼はカウンターの中を見据えた。

「何があったかは知らねぇけど、ちょっとほっとけない状況になったんで話でもしてみようかと思ってな」

「…前置きはいいからさっさと話せよ」

予想通りの反応だ。

やっぱり、勘違いしている。

「チャンミンは、オレのことなんか言ってたか?」

「…」

「言ってないだろうな…。だからお前は勘違いしてるんだろうし」

タバコを咥え、先端に火をつけて紫煙を吐き出した。

「チャンミンのこと、ちゃんと見てたか?」

「…?」

「手首に傷あるの、ちゃんと見たか?」

弾かれたように振り返った彼の目は、信じられないと言わんばかりに見開かれていた。

「アイツ、死のうとしたんだよ。気づくのがあと少し遅かったらアイツは死んでた」

いまでも覚えてる。

真っ赤に染まったバスタブを。

その縁で目を閉じて、動かなくなったチャンミンを。

「独りにしておくのは危ないと思って、オレの部屋に住まわせてる。保護者みたいなもんだ。あの時まだチャンミンは未成年だったし、高校中退じゃ働き口もねぇしな」

「中退…?」

それすらも言ってなかったのか…。

ホントに、どうしようもないくらい臆病者だ。

いつも逃げてばかり。

見てるとたまに、イライラしてくる。

でも、放っておけないんだ…。


9へ続く。





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コメント

Re: エリックごめんなさい。

ひ◇み 様

端から見れば、誰だってエリックとの関係疑っちゃいますよね~(/ー ̄;)
ユノ様が疑うのも仕方ありません。
明らかにチャンミン君の落ち度ですね~( ノД`)…
このふたり、どうなっちゃうんでしょう…。
もう一度ラブラブに戻れるのかな??

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