雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Chandelier 10

Chandelier 10



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



なんか、少し緊張する。

他人の家に、カギを使って入るなんてことあるわけないし。

しかも、知りたくても知りえなかった、いまチャンミンが住んでいる場所。

悪いことをしているわけではないんだけど、できる限り音を立てないように解錠し、ゆっくり扉を開けた。

かすかに漂ってくるのはタバコの香り。

あの車の中と同じ匂いだ。

「…」

チャンミンはどこだろう…。

リビングへと進むと続く廊下に扉が4つと、リビングの向こうに2つ。

とりあえずひとつずつ確認するしかない。

玄関の一番近いところにある扉をまず開いた。

まず目に飛び込んできたのはたくさんの服と靴だった。

どうやらウォークインクローゼットのようだ。

次の扉を開けてみると、そこは書斎のような空気を纏っていた。

天井に届きそうなほど背の高い棚には所狭しと本が並べられ、大きな机とパソコン。

どうやらここではないらしい。

次に開いたのはバスルーム、そしてトイレ。

リビングへと舞い戻り、右側の扉をゆっくりと開いた。

「…」

そこだけ、空気が違っていた。

時間の流れから置き去りにされたような雰囲気。

ベットとローテーブルがあるだけの空間。

窓際に設置されたベットの上、白く浮かんだのは憔悴した寝顔だった。

「チャンミナ…」

その姿は死を髣髴とさせた。

きっと、彼からあんな話を聞いたばかりだったからだと思う。

手を伸ばして、触れて、そしてぬくもりを感じてようやく安堵した。

でも、それは一瞬。

幾重にも刻まれた涙の痕を見た瞬間、ぎゅっと心臓が鷲掴まれたかのように苦しくなった。

「ゴメン、な…?チャンミナ…」

髪を撫で、額に口づけ、ふとんの上に投げ出されている手を取った。

祈るようにぎゅっと両手で包み込む。

「…」

左手の付け根に刻まれた、引きつった痕。

そこは今にも口を開き、鮮血が溢れていきそうだった。

「…っ」

無意識にその傷口へと口づける。

所詮、気休め。

いまさら遅いし、どうにかできることではないけれど、オレのいない間に独り苦しんでいたチャンミンを思うと、そうせずにはいられなかった。

そばにいる、愛している、という言葉の代わりに。

「チャンミナ…。起きたら、いっぱい話そう?ちゃんと、向き合おう?な…?」

きっと、急ぎすぎていたんだ。

ゆっくりと思いながらも、気づかないうちに。

離れていた時間を、いまさら悔しく思う。

あの時、チャンミンの心の葛藤に気づいていればこんなことにはならなかった。

もっと早く連絡をしていれば、もっと早くに逢いにいっていれば。

挙げれば限がない。

でも、いくら過去を振り返ってみたところで、時間が戻らないこともわかってる。

それならば、できることはひとつだけ。

これからの時間を、ずっと一緒に過ごすこと。

何があっても、この手を離さないこと。

だって、好きなんだ。

誰よりも、何よりも、チャンミンが好きなんだ。

そう。

オレは、ただチャミンが好きなんだ。

「…」

ようやく気づいた、核となる気持ち。

別にいいじゃないか、片思いみたいでも。

情けなくても。

女々しくても。

そんなの、どうだっていい。

オレにはチャンミンがすべてだから…。

答えにたどり着くと、どんよりしていた心が軽くなった気がした。

覆っていた厚い雲が避けて、光が差すように。

「…ノ…」

「チャンミナ?」

「ユ、ノ…」

目じりからまた涙がこぼれていく。

いったい、どんな夢を見てるんだろう。

できることなら、いますぐにでもそんな悪夢から救い出してやりたい。

こんなことで意味があるかどうかもわからないけれど、いまにも壊れそうな愛しい人を胸に抱きしめた。


11へつづく。





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コメント

Re: 早く目覚めて(>_<)

ひ◇み 様

ユノ様の心は固まりましたネ( *´艸`)
あとはチャンミン君次第…。
さて、さて、どうなるのかな~(笑)

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