雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet 1

Bittersweet 1


まだ見ぬ君に、恋をしていた。

甘く、ほろ苦い、僕たちだけの恋物語…。


★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づくと、見たこともない世界が広がっていた。

フリルのついたベットカバーに水玉模様のカーテン。

天蓋つきのアンティークベットに、天井には必要以上にキラキラとするシャンデリア。

辺りはピンクを基調としたパステル系の小物。

まくら元にはテディベア。

明らかに女性の部屋。

「…」

しかも、おそるおそるふとんを持ち上げてみれば、シャツはもちろん下着もない。



やっちまったのか…?

オレ、やっちまったのか!?



確か昨日はまた大学受験に失敗して、飲んでいた。

元々酒はあまり強くないから独りで飲むのは怖いからと、高校の先輩であるカンタを誘って。

ろくにごはんも食べず飲み続けて、それから…どうしたっけ?

全然、記憶がない…。

「どうしよう…」

頭を抱えて呻くように呟く。

もしも、万が一オレの予想が正しかったなら…。

懸命に記憶を探り、ない脳みそで必死に考えていると、突然奥から音が聞こえてきた。

ビクッと身体を揺らし、音のした方向を見つめるのと扉の向こうから人が出てくるのが同時だった。

「…」

愕然とした。

扉の向こうから現れたのは、明らかに男性だった。

タオルを頭からかぶったままガシガシと拭き、上半身裸の状態。

張りのある胸と、その下に見えるのは板チョコみたいに割れた腹筋。

無駄なものなんてひとつもない、男のオレでさえ見惚れてしまう見事な体躯だった。

「お、とこ…?」

男でよかったと思うべきなのだろうか…。

でも、ここが男の部屋か…?

「…」

その人はオレのことなんて見向きもしないで、冷蔵庫へと向かって缶ビールを1本取り出した。

おいおい、朝だぞ…?

そんなことお構いもせず、その人はおいしそうに缶ビールをゴクゴク飲み干していく。

ポカンと口を開けて見ていると、その人がようやくオレを振り返った。

大きな瞳に、長いまつ毛。

一見女性かと思ってしまったが、身体は明らかに男だ。

「えっと…あんた、誰…?」

「人に名前を聞く前に自分から名乗るのが筋なんじゃないですか?」

可愛い顔に似つかわしくない、冷たい声。

妙な威圧感を感じ、思わず正座した。

「す、すみません。チョン・ユンホ、です。お名前を、教えていただけますか…?」

「シム・チャンミン。とりあえず前、隠したら?」

「うわっ!」

反射的に正座をしたせいで、丸見えだ。

慌ててふとんを引き寄せて隠した。

顔から火が出るんじゃないかって思うくらい、熱い。

恥ずかしくて顔も上げられない。

初対面の人に、まさか見られるなんて…。

しばらく立ち直れないかもしれない。

俯ていると不意に何かが頭の上に乗っかった。

手を伸ばして掴み寄せれば、それはオレが昨日着ていた服だった。

「ゲロまみれになってたんで洗っておきました」

「あ…ありがとう、ございます…」

ふとんの中、窮屈な状態で服をまとっていると、また違う音が聞こえてくる。

顔を上げるとこれまた淡いピンク色のドライヤーで髪を乾かす背中が見えた。

「…」

いそいそとベットから降り立ち、改めて室内を見回す。

もしかして、彼女の家なのかな…。

なんかモテそうだし。

その彼女がいないけど…。

いや、まてよ。

もしかしてオレ、その彼女と…。

「何ひとりで百面相してるんですか?」

「え!?あ、あの…」

顔を上げると、予想よりも近い位置にチャンミンの顔があった。

さらりと垂れた髪。

同じ男として、完全に負けてる…。

背もオレよりデカいし、顔ちっちゃいし、足長いし、すんげぇいい身体してるし、色気半端ないし。

「そ、その…オレ、なんでここに…?」

「覚えてないんですか?」

「す、すみません…」

あからさまにため息をこぼし、面倒くさそうにオレを見つめる。

「もういい歳なんですから、酒の加減くらい覚えたらどうです?酔いつぶれて、人様に迷惑かけて」

「すみません…」

もう、それしか言えない。

チャンミンの言うことはあまりにも真っ当すぎて。

「酔いつぶれてるあなたの介護をカンタひょんに頼まれたんですよ。家が近いからって理由だけで」

言葉の端々に感じられる棘。

きっと、オレは相当チャンミンに迷惑をかけてしまったんだろう。

覚えていないなんて、言い訳にもならない。

「迷惑かけて、ゴメン…」

「…」

謝ることしかできないから、もう一度正座して、床につくくらい頭を下げた。

「バスルームはそっちです。タオルは脱衣所の上。使い終わったら洗濯機の中に入れておいてください」

「え…?」

「早く行く」

「はい!」

これ以上怒られるのは嫌だ。

ここは言うとおりにしようと跳ねるように立ち上がり、さきほどチャンミンが出てきたその扉の向こうへと向かった。

「何やってんだ、オレ…」

ホント、情けない。

何やってもうまく行かないし、人に迷惑はかけるし。

深く息をつき、その場にずるずるとしゃがみこむ。

オレ、最低だ…。



2へつづく。






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