雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet 12

Bittersweet 12



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



オレはいったい何をやってるんだろう…。

チャンミンの手でイかされ、いまだ身体の奥が燻っている。

冷水を浴びても、何をしても、消えない感触。

耳元で囁かれた声と、オレを包んでいた体温を思い出すとまた熱がこみ上げてくる。

「…ッ」

「ユノ、いつまでシャワー浴びてるんですか?」

水を頭から浴び、その袂で膝を抱えるように座っているとそんな声が聞こえてきた。

顔を上げると、壁に寄りかかり、呆れたように見つめる1対の瞳。

鏡越しに見えた眼差しを思い出し、背筋を電流が流れる。

何も言えないでいると長い腕が伸びてきて、さっきまでオレのそれを掴んでいた手が腕を掴んだ。

一瞬、ぴくっと動いた眉。

もう片方の手でシャワーを止め、オレを無造作に抱えあげる。

「カゼでもひいたらどうするんですか」

責める冷たい声。

なのに、オレを包む腕はまるで繊細なガラス細工を扱うように優しい。

柔らかいタオルでオレを包んで、さらにその上から毛布をかける。

背を向けたかと思えばキッチンに立ち、マグカップをひとつ手に戻ってきた。

「熱いからヤケドしないように気をつけて」

「…」

中を見やれば、牛乳たっぷりのカフェオレ。

冷ましながらそーっと口へ運べば、甘い香りが広がった。

「チャンミン…」

「…?」

少し離れたところに腰を下ろし、ブラックのコーヒーを口へ運んでいたチャンミンにそう呼びかけた。

「なんで、あんなことしたの…?誰でも、あーゆーコト、すんのか…?」

「…」

なんとなく聞いてみたかった。

するとチャンミンは深いため息とともにマグカップをテーブルの上に置き、大またでオレの元へやってくる。

そして目の前に座り込み、呆れたようにオレを見つめた。

「なんか、勘違いしてません?僕、別に男なら誰でもイイってわけじゃないですけど?」

頭がぼーっとしてるせいか、理解できなかった。

どういう意味かと問いかけるように首を傾げれば、少し複雑な微笑みが浮かんだ。

「わからないならいいです。僕は先に準備を始めてるんで、落ち着いたら降りてきて下さい」

向けられた背中が、なんか悲しく思えた。

でもまた身体が動かなくて、見送ることしかできない。

「…」

甘いカフェオレを少しずつ口へと運ぶ。

全部飲み終える頃には奪われた体温が戻っていた。

そして、同時に思考も冷静さを取り戻していた。

もしかして、オレのことが好き…ってコト?

そんな意味合いに取れる。

気づくとまた身体が熱くなってきた。

さっきとはまた違った意味で。

「ど、どうしよう…」

でも、不思議なことに嫌な気は全然しないんだ。

ようは、オレがどうなのかということ。

自分の気持ちが濃い霧に覆われているみたいに、まったく見えない。

心晴れないまま下へ向かうと、真剣な顔で商品を作るチャンミンの顔が合った。

妙に、ドキドキする。

瞳奪われたように見つめていると、ガラス越しに視線が絡み合った。

ドクンと跳ねる心臓。

でも、すぐさま視線はそらされた。

途端、悲しくなった。

このままじゃダメだと思って、オレは厨房へと足を踏み入れた。

オレの大好きな、甘い香り。

「チャンミン」

「開店時間、迫ってますよ?早く準備して下さい」

「あ、うん…」

まるで見えない壁が立ちはだかっているみたいだった。

急に、胸が締め付けられるように苦しくなる。

なんか、泣きそうになる。

顔を隠すように俯き、開店準備をすべくフロアへと向かった。

ただ黙々と、余計なことを考えないように。

仕事だけはきっちりとこなそうと思って。

だけど、こんな日に限って時間が過ぎるのがやけに遅い。

あと1時間をきったそのとき。

一際賑やかな声が聞こえてきた。

その声はなぜか厨房から聞こえてくる。

扉を少しだけ開けて中を覗き込めば、可愛らしい女の子と抱き合う姿があった。

ツキン、と小さく胸が痛む。

「オッパ、お土産買ってきたわよ?」

「ありがとう。後でもらうよ」

「お店は大丈夫?」

そう言いながら、その人はくるりとオレのほうを振り返った。

いや、正確にはオレじゃなくてフロアのほうを見ただけなんだろうけど。

見覚えのある人だった。

当たり前といえば当たり前。

いつもオレのチョコレートを売ってくれるその人。

つまり、チャンミンの妹。

そう認識すると不思議なことに胸の痛みが消えた。

胸を撫で下ろしたのもつかの間、チャンミンの妹はすーっと音もなくオレの隣に立った。

「オッパの新しい恋人?」

「な…っ」

「当たり?」

「ち、ちが…っ」

反射的に否定していた。

そのやり取りを、チャンミンが聞いているとも知らずに…。



13へつづく。





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コメント

Re: え〜(>人<;)

ひ◇み 様

チャンミン君、複雑ですね~( ノД`)…
でも、明らかにユノ様恋に堕ちちゃってますけどね(笑)
さてさて、策士チャンミン君はどうするんでしょう~(^w^)

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