雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet 20

Bittersweet 20



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノに好きだといわれ、早数日。

安静にという医者の言葉を鵜呑みにし、しばらくベットから出ることも許されなかった。

かといって、いつまでも店を閉めたままにしておくことはできないと、仕事再開を決めた。

けれどユノがそう易々と納得してくれるはずもなく、泣かれたときには正直焦った。

心配してくれるのは嬉しいし有難いが、いつまでも休んではいられない。

自分や家族の生活はもちろん、いまはユノの生活も背負っているようなものだから。

もちろんユノの気持ちは嬉しいし、もう少しふたりきりで1日をゆっくり過ごしたい気持ちもあったけれど。

拗ねたように厨房の片隅に腰を下ろし、イスの背もたれに腕を乗せて捨てられた犬みたいな目で僕を見る。

見てしまったら負けそうな気がして、あえて見ないようにしていた。

開店までに準備を終わらせなければならないということもあって。

できあがった商品を冷蔵庫に入れようとして、思い出す。

あの日、ユノにあげようと思っていたチョコレート。

結局渡せずじまいだった。

また作ればいいとゴミ箱へ放り込めば、なぜか不機嫌そうにそれを拾い上げ、なおかつ食べ始めた。

元々ユノにあげるものだったから別にいいのだが、でもなぜ不機嫌なのかがわからなかった。

理由を考えているうちにひとつの可能性にたどり着いた。

もし違っていたなら冗談にすりかえればいいやと軽い気持ちで告げれば、どうやら図星みたいだった。

反応でそれを悟り、確信に変わった瞬間歓びに変わる。

あぁ、ホントに僕はユノに愛されてるんだって。

僕が急にあんなことになり、一時的な錯覚に陥っているんだと思っていたから。

だからキスをせがまれたとき、ちょっと困った。

触れてしまったら、もうブレーキをかけるものがないから。

だから触れるだけのキスで終わらせたのに…あれは反則だ。

もしもあれが部屋だったなら、速攻押し倒してるところだ。

間違いなく。

「…」

一通りの作業を終えて、ひとつ息をつく。

数日間寝たきり状態だったからか、妙に身体がだるい。

今朝ユノが座っていたイスに腰を下ろし、頭を壁で固定し、僕は目を閉じた。

すると意識はすぐに深くへ沈んでいった。

「…ミン…ンミン…、チャンミンっ!」

「ん…?」

目を開いてみると、いまにも泣き出しそうな顔のユノがいた。

「ユノ?」

いったい、何があったんだ?

呼びかけた途端、抱きしめられていた。

耳元で聞こえるのは嗚咽。

原因がわからないまま落ち着かせるように背中を撫でているとフロアからひょっこりとスヨンが顔をのぞかせた。

そして僕たちを見るなりニヤニヤと笑い、手を振りながら消えていく。

誰か、僕がわかるように説明してくれ…。

「ユノ、何があったんですか…?」

不自然に身体を震わせながら、しゃくりあげる。

僕の膝の上に座り込んで、抱きつかれているせいで顔を窺うことはできない。

そろそろ落ち着いてきた頃合だろうと、努めて優しく問いかけた。

「ちゃ、ちゃんみんが、し、しんじゃったかとおもって…っ」

子どもか…?

「あのね、ユノ。僕だって昼寝くらいしますから」

「だ、だって、よんでもおきなか…った…っ」

どうやらちょっとのつもりが、本気で寝入ってしまったということなのだろう。

でも、だからって話が飛躍しすぎだ。

一種のトラウマか?

その間にもぶり返してきてしまったのか、また嗚咽が大きくなっていく。

「…」

勘弁してくれ。

心配も行き過ぎるとちょっと面倒くさい。

「仕事は全部終わったんですか?」

「お、おわ、おわった…っ」

「じゃあ部屋に行きますよ?ほら、ちゃんと立って」

促せばのろのろと立ち上がり、ぐしゃぐしゃの泣き顔で僕を見つめる。

手を引いて階段をのぼり、部屋へと向かった。

「いい加減泣き止んでください。人間いつかは死ぬんですよ?怯えてたってしょうがないでしょうが」

「な、なんで、そんなこというんだよっ」

「本当のことでしょう?人間、いつ死ぬかなんてわからないんだから」

「全然、わかんない…っ。チャンミンの言ってること、全然わかんないっ!」

本当に子どもだ。

わからないではなく、わかりたくないだけ。

認めて、受け入れて。

そうすればいまこのときを大事にし、一瞬一瞬を精一杯生きていけるのに。

堪らずため息をこぼした。

何を言っても無駄な気がして。

「じゃあ、勝手にしてください」

気づくとそう告げていた。

これ以上はなしていても時間がもったいないし、意味もないから。

視線を外し、暇つぶしにと本を引き寄せる。

ユノが来る前まで、いつもそうしていたように。

「なんで…」

「…?」

「なんで、チャンミンはそんなに冷たいんだよ…っ。オレは…オレはただ、チャンミンに死んで欲しくないんだよっ!チャンミンを失うなんて、絶対に嫌なだけなのに…っ」

もちろん、その気持ちが理解できないわけではない。

でも、いつかは死ぬ。

どれだけ願おうと、努力しようと。

死は等しく訪れるもの。

この世に生れ落ちたからには。

「僕だって別に死のうとは思ってませんよ?ただ、いつかは死ぬということに怯えて生きるのは嫌なんです。死ぬことが終わりなら、それまでの間に何ができるのか。後悔しないためにどうしたらいいのか。僕は時間を有効に使いたい、それだけです」

「…」

「もちろん、ユノが僕に死んで欲しくないと言ってくれたのはとても嬉しいです。でもだからって怯えるんじゃなくて、いまという生きている時間をどうやって楽しく過ごせるのか。泣くことよりもそれを一緒に考えてくれるほうがいい」

涙は止まっていた。

見開かれたままの瞳で、ユノは僕を見つめていた。

「わかる?」

これ以上噛み砕きようもない。

逆に、これで理解してくれないならお手上げだ。

「…」

言葉はなく、手が伸ばされた。

その手は首へと周り、隙間ないほどぎゅっと抱きついてくる。

「ユノ?」

「…ゴメン」

落ち着きを取り戻した声。

でも、その分気まずいのだろう。

ぽんぽんと背中をなで、背をしならせるようにしてその顔を見つめた。

少しとがった唇にそっと口づける。

窺いながら何度も、何度も、啄ばむように。

「ユノ、相当僕のこと好きだよね?」

「…チャンミンは?」

少し責めるようなまなざしで見つめながらそんなことを聞く。

「聞きたい?」

「聞きたい」

そんな可愛いことをいわれると意地悪したくなる。

くすっと微笑み、少し膨れた頬にキスをした。

「内緒」

その囁きとともに。


21へつづく。





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コメント

遊ばれてる・・・のか・・・ユノさん
いやいや・・・愛されてる??んですよねぇ、、、
やっぱり、チャンミンはド○スのようです。

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Re: タイトルなし

yumi 様

完全、遊ばれてますね~( *´艸`)
もちろん愛もありますよ~♪
さすが葉月の生き写し(?)ドSチャンミン君(笑)
これからも存分に暴れてもらいましょう!(^^)!

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Re: 秘密〜〜〜( ̄▽ ̄)

ひ◇み 様

どっちが先に好きになったんだかわかりませんね~(笑)
完全、ユノ様遊ばれてるわ~(;´∀`)
チャンミン君のドSっぷり特とご覧あれ(^w^)
もちろん、ちゃんとイチャコラもさせますよ~。
ちょっと焦らしてるみたいになっちゃって…すみません(T-T)

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

オレ様チャンミン君、炸裂~(笑)
ユノ様、どうするんですかね~…。
っていうか、イチャコラまで無事たどり着けるのか不安になってきた~(;´∀`)

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