雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet 32


Bittersweet 32



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



どれくらい寝てたのだろう。

すでに陽は傾き、空が赤く染まりだしていた。

かすかに聞こえる音に呼び起こされたのはいいが、絡みつく腕が動きを阻む。

「チャンミン。チャンミン」

「ん…」

「携帯鳴ってる」

「ん…出といて…」

ホントに?

一向に起きる気配はない。

しょうがないと腕を伸ばし、悩みながらもまくら元にあった携帯電話を手にした。

「もしもし?」

『シム様の携帯電話でよろしかったでしょうか?』

「あ、はい」

『ご依頼いただきましたソファの回収なんですが、もしよろしければこれからお伺いしたいのですがご都合はいかがですか?』

と言われても、オレはどう答えたらいいんだ?

ソファの回収?

そんなの聞いてないし…。

答えに戸惑っているとオレの手から携帯電話がゆっくりと引き抜かれた。

「わかりました。お願いします」

どうやら話の内容は聞こえてみたいで、それだけ言って携帯電話を持った手がばたっとシーツの上に落ちていく。

「ソファ回収ってなに?どうかしたのか?」

「見ます?」

「…?」

携帯電話はシーツの上に置き去りのまま、むくりと起き上がる。

そして当然のようにオレを抱き上げて、少し面倒くさそうな顔でリビングへと向かった。

「げ…っ」

見た途端、頬が引きつった。

「これに座る勇気があるんならこのままにしておきますけど?」

言葉を言い終わるより先にかぶりを振っていた。

「ところで…歩けそうですか?」

「…どう、かな…」

はっきり言って自信はない。

下半身の感覚が鈍いというか、なんというか。

「じゃあ、来週にしましょう」

「…?」

「ソファもカーペットもダメになっちゃったんで」

指差された方向を見やれば、ビニール袋に詰め込まれたカーペットの残骸。

どうなっているかなんて、見なくてもわかる。

「また妹に頼んでもいいんですけど、ユノは嫌でしょう?」

「???」

「またピンクとかでいいなら頼んじゃいますけど」

「ダ、ダメっ!」

そういえばそうだった。

この環境に慣れてしまったせいで、感化されていた。

「じゃあ、ユノが選んで下さい」

「うん」

なんか…。

たぶん、オレの勝手な思い込みなんだろうけどさ。

思っちゃったんだ。

それ、ずっとオレと一緒にいるってコト?って。

じわじわと嬉しさがこみ上げてきて、どうしようもなくって、気づくと抱きついてた。

「ユノ?」

「明日」

「え…?」

「明日、買いに行こ?仕事終わったら、一緒に」

早く買いに行きたい。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、この部屋をオレの色に染めてく。

「チャンミン」

「なんですか?」

「好き。愛してる」

どうしても伝えたくて、抱きついたままそう囁いた。

少しだけチャンミンの腕がオレをきつく抱きしめる。

「まぁ、ユノより僕のほうがユノのこと愛してますけどね」

ちょっと鼻につくいい方だけど、でもそれすらチャンミンらしい。

少し前ならイラってして言い争っていたけど、いまは素直に受け止められる。

「オレだって負けてないもんね」

近くにあった大きな耳をかぷっと甘く噛み、離れられないように足を絡ませる。

「また失神するまで犯されたいんですか?」

苦笑を浮かべ、呆れたようにそんなことをさらりと言う。

いつだってチャンミンの言葉はダイレクトで簡潔だ。

「ん~…休みの前の日限定?」

「普通のセックスは?」

「チャンミンの普通ってどれだよ」

「ユノが煽るようなこと言わなきゃ、立つことはできますよ」

煽るようなことってどんなことだ…?

そんなこと言った記憶は、まったくない。

「自覚なし、ですか…」

わざとらしく深いため息をつき、少し乱暴にオレをベットへ落とす。

そのまま背を向けようとするチャンミンを引きとめようとして見事に下へ落下した。

「痛い…」

「そりゃ痛いでしょうね。これで痛くなかったら、病院に連れてかなきゃいけないとこです」

強かに打ちつけた膝は赤くなっており、ゆっくり変色し始めている。

立ち上がれないオレをもう一度抱え上げてベットへ戻し、そっと頬にキスされた。

「いい子で待ってて?いま、食事持ってくるから」

「犬じゃねーし…。それにさぁ…動けないんだからイタズラのしようがなくない?」

「それもそうですね」

納得したようにそう呟き、優しい瞳で見下ろしながら頭を撫でる。

ペットみたいに扱われて腹立ったこともあったけど、なんかいまは許せてしまう。

またちょっとだけチャンミンを知ることができた気がして。

「はい、ユノ。熱いから気をつけて」

差し出されたのはカムジャタン。

「チャンミンってホント、なんでもできるよなぁ…」

「これくらい普通ですよ」

「じゃあ、オレは普通以下ってことか?」

「そりゃ何回も大学受験に失敗するくらいですからね」

たわいもない会話のつもりが、ばっさりと切り捨てられた。

本当のことだから仕方ないけど、でもやっぱり傷ついてしまう。

「大丈夫ですよ。僕がちゃんと合格させてあげます」

「できなかったらどーすんだよっ」

「そのときはちゃんと責任取ってあげるって言ったでしょう?」

「…」

確かに言ってた。

でも、それ…冗談じゃなくて、本気?

ちょっとチャンミンのことを理解したつもりだったんだけど、またわからなくなる。

まるで雲みたいだ。

だから、知りたいって思って、知っていくとどんどん好きになっちゃう。

存在自体が罠なんだな、うん。



33へつづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ホント、いっそ永久就職のほうがいいかと葉月も思います。
そうなったらきっと、毎日ベットとオトモダチ(笑)
チャンミン君の普通は、絶対世間一般とズレているはず!
ま、ユノ様既に普通のエロじゃ満足できないと思いますけど~( *´艸`)

ソファですか?
想像にお任せしま~す(´▽`*)

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Re: こんばんは。

y◇ko 様

いたらいいですよね~…こんな恋人。
葉月も欲しいっ(*ノωノ)

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Re: 存在自体が(笑)

夢◇ 様

ふたりとも存在自体が罪で罠~( *´艸`)
このふたりの生活を覗いてみたい…なんて思ってみたり(笑)

ソファ、気になりますか?
相当酷い有様ですよ~!
なにしろ、ふたりして失神しちゃうまで愛し合っちゃったわけですからwww
みんなでお仕事そっちのけ~♪

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

曲者です(笑)
普通、さらっとあんなこと言わないですよね~(;´∀`)
オレ様なのに健気で優しくて…ん~…分かりづらい(。-∀-)
そんなとこが罠なんですよね~、きっと。
さりげに優しくされたら誰だって惚れてまうやろーってカンジ~www

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