雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet 36


Bttersweet 36



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



イライラしていた。

原因はいま僕の目の前にいるその人。

発端は数時間前。

仕事を終えて、約束どおりソファとカーペットを買うべく僕たちは家を出た。

別に隠すことでもないし、後ろめたいこともないから、堂々と手を繋いで。

のんびりと茜色に染まる空の下を歩く。

「夕飯何にします?」

「ん~…たまにはピザとか食いたいかも」

「じゃあ、そうしましょう」

確か、これから行くインテリアショップの近くにあったはずだ。

まずは当初の目的である店へ。

所狭しと展示されている家具の数々。

ユノはといえば目を輝かせ、手触り、座り心地をひとつずつ確かめていく。

「チャンミン、チャンミン」

「…?」

「ここ座って?」

意図が読めないながらもとりあえず座ってみる。

「どう?どう?」

目を輝かせながらどうかと問われても、返すべき言葉が見つからない。

ソファなんて、座れればなんでも一緒だ。

「ユノはこれが気に入ったんですか?」

「うん。色も座り心地も手触りもサイコ~」

ならば別に僕はなんだって構わない。

注文プレートを手に取り、立ち上がった。

「ほら、次はカーペットを探さないと」

「うん」

選ばれたのは落ち着いた色合いの、これまた手触りのいいカーペット。

そしてなぜかベットカバーと掛けぶとんカバー。

よほど妹セレクトの色合いが気に入らないようだ。

「チャンミン、これも買って?」

「ペンキ…?何に使うんですか?」

「チェスト、塗ろうかと思って」

まぁ、それでユノの居心地がよくのであれば別に構いはしない。

とりあえずそれらを購入し、インテリアショップを後にした。

ソファ以外のものを手に次の目的地でありイタリアンレストランへと向かう。

お目当てのピザと、ソーセージとチーズの盛り合わせと、サラダ。

少しくらいならいいだろうとグラスワインを注文し、グラスを合わせた。

「なんか、デートみたいで緊張する」

「みたい、じゃなくてデートのつもりなんですけどね」

「え!?」

わざわざデートって単語を出さないと通じないのか?

まぁ、ユノらしいけど。

目を伏せてグラスを口へと運び、舌の上でワインを転がす。

少し若い気がするが、いい味だ。

ワインを堪能してから視線をユノへと戻せば、少し強張った表情。

肩に力が入っているのがわかる。

「別に緊張する必要ないでしょう?今日、初めて逢ったわけじゃないんだから」

「ん~…そうなんだけど、さ…なんか…こういう店だからかな?」

「ラーメン屋のほうがよかった?」

「それはそれでちょっと寂しい」

人目を気にしない僕はもちろん緊張なんて一度もしたことがない。

いつだってこんな調子だ。

誰かに合わせるということをしないからストレスはほとんどないし、その分友人が少ない。

無理にトモダチになってほしいとも思わないので変える必要もない。

「チャンミンってさ、なんで女嫌いなの?」

突然の問いかけに視線を上げ、首をかしげた。

「今日、スヨンちゃんに聞いて…なんでかなって思って」

「理解できないからです」

「は?」

目を白黒されても、それ以上の理由はない。

いつもならほったらかしにするところだが、いかんせんユノ相手だと説明しなければと思ってしまう。

人に合わせることなんていまだかつて一度もなかったのに不思議なものだ。

気持ちひとつで変わってしまうなんて。

「チャンミン?」

「たとえば必要以上に痩せたがる。たとえば任せると言っておきながら、選んだものに対して不平不満を言う。怒っていないと言いながら怒り、なおかつ後から蒸し返す。しまいには食べるものを見て”カワイイ”という発言…とかですかね」

「…なんか…すげぇ、わかる」

男ならば誰しも一度は思ったことがあるだろう。

そのことに対して追求すればするほど理解できなくなる。

「もちろん所詮人間なんて、独立した生き物ですから理解できないことは多々あるんですけどね。女性だけはさっぱり理解できません」

理解しようと思ってもいないから余計に。

その点、同性は楽だ。

ある程度は理解できる。

どうせ一緒にいるなら楽しいほうがいいし、ある程度思考を理解できるほうが楽。

「ユノは?」

「え?」

「元々はストレートじゃないですか。どうして僕と付き合おうと思ったんです?」

素朴な疑問だった。

宗旨替えは思っているほど簡単じゃない。

脈ありだとは思ったけれど、正直恋人になれるとは思っていなかった。

「なんでだろうな…。なんか気づいたらもう好きになってたんだよなぁ…」

「好きになったからって、同性と付き合うことに抵抗がなかったわけじゃないでしょう?」

「そりゃ、最初はあったけど…でも、そんなことどうでもいいくらい好きになっちゃったんだからしょうがなくない?」

感情というものは時に常識さえも超えてしまう。

もちろんわからないわけではない。

「オレ、もうチャンミンのいない生活なんか考えらんないもん」

「…それについては僕も同感ですね」

ユノと出逢ってから、それこそまだ1週間くらいしか経っていない。

なのに、もう一緒にいることが当然となっている。

まさかこんなにも人に対して入れ込む日が来るなんて思いもしなかった。

しかも、いままで付き合ってきたタイプのどれにも属さない。

「な、なんだよっ。なんかついてる???」

「いえ…セックスしたいなぁと思って」

「…ッ/////」

照明が薄暗いせいでよく見えないが、でも絶対に耳まで赤くなってるだろう。

もっと恥ずかしいこともいっぱいしたはずなのに、たった一言でこれだ。

ホント、可愛くて仕方ない。

「帰ったら、いい…?さっきのキスの続き」

「ん、んなこと聞くなっ」

嫌ではないらしい。

それならばここでぐたぐだと時間を潰しているのももったいない気がする。

中断していた食事を再開させ、僕たちは店を出た。

すでに空は暗くなり、太陽の代わりに月の灯りが淡く降り注いでいる。

空を見上げながら住宅街を歩いているそのときだった。

繋いでいた手が何者かによって引き裂かれる。

「…」

振り返ると複数の男に拘束されているユノと、腕を組みながら高圧的な笑みを浮かべるレンが立っていた。



37へつづく。






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Re: タイトルなし

ラムまま 様

そろそろ、Bitterな部分が必要なんじゃないかと(笑)
やっぱりね、甘いだけじゃ飽きちゃいますから~( *´艸`)
幸せも比較対象がないとマンネリしちゃってつまらないですよね~www

は~…SMTオーラス行きたい…。
チャンミン君に逢いたい…。
とりあえず、魂だけ飛ばしてみます(;'∀')
We are Tのレクチャー、お願いしますよ~!(^^)!

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Re: でた!

ひ◇み 様

お待ちかねの(?)レン登場です(^w^)
囚われの姫となったユノ様と皇子チャンミン君、どうなっちゃうのかな~(笑)
乞うご期待(。-∀-)

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Re: 疲れたあ_| ̄|○

夢◇ 様

お疲れさまでしたm(__)m
チャンミン君、少しは元気になってましたか?
葉月はもう心配で心配で…。
っていうか、鯖なかったんてすか?

レンちゃんね~…www
どえなるかお楽しみに~(^w^)

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