雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Chandelier 42


Chandelier 42



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



1時間半ほどで帰れると思っていたのに、気づけば20時直前。

結局何も手伝うこともできないまま、しかもワケがわからない状態で髪はいじられ、化粧はさせられ。

もう、なんか休みなしで1週間くらい働いたかのような疲労感だった。

「ただいま戻りました…」

店へ入るとカウンターに腰を下ろしてタバコをくゆらせていたエリックが振り返る。

そして僕を見つめ、口元を歪めた。

「いい出来栄えだな」

「エリックひょん、いったいなんなの…?」

誰でもいいからわかるようにちゃんと説明して欲しい。

メールしてみたけど、望む答えは返ってこなくて。

懇願するように見つめれば、それすらもはぐらかすように僕へと手を伸ばし、バックヤードへと向かった。

「いいって言うまで出てくるんじゃねぇぞ?わかったな?」

「…」

もう、どうでもいい。

休憩用にと設置されているイスに腰を下ろして、深い息をつく。

このまま帰って、寝てしまいたい。

そんな思いからか、うとうととしていると不意に肩をたたかれた。

「疲れたか?」

「…うん」

「でも、あとちょっとだから頑張れよ?」

「…?」

いつもの笑みとは違う、穏やかな微笑み。

差し出された手を疑問に思うことなく取って、足を踏み出した。

扉を開けた瞬間、弾けた音が聞こえてきた。

びくっと身体を揺らし、咄嗟に目を瞑る。

音が止んでおそるおそる目を開くと、そこには見知った人たちが勢ぞろいしていた。

「え…?な、なに…?どうしたの…?」

「驚いた?」

そう問いかけたのは僕が愛して止まない人。

見惚れてしまうほど素敵な笑顔を携えて、僕を覗き込んでいた。

一様にみんな笑顔で、眩しそうにこちらを見ている。

どうやら、状況を理解していないのは僕だけのようで、独り混乱していた。

「ユ、ユノ…あの…」

「ジヘからチャンミナへサプライズパーティのプレゼント」

「え…?」

隠れるように少し後ろで佇んでいたジヘが少し恥ずかしそうに僕を見つめていた。

「あの…この間はヒドイこと言ってごめんなさい!」

「え…?あ、ううん、僕のほうこそ、勝手なことばかり言って…」

「勝手なのは私のほうよ。私の思い込みで勝手にお兄ちゃんの幸せ決めちゃって、ホントは何もわかってなかった。お兄ちゃんの幸せは、お兄ちゃんが決めるものなのに」

「ジヘちゃん…」

自らを責めるように俯いたジヘちゃんの肩へとそっと手を伸ばした。

「ジヘちゃんは、ただお兄ちゃんが大好きなんだよね?だから、心配だった。僕みたいな男で、しかもなんのとりえもない人間が恋人なんて…誰でも不安になるよ」

「チャンミンさんは素敵な人よ!お兄ちゃんにはもったいないくらい」

「え!?お、おい!ジヘ!?」

「ホントのことでしょ?こんなにキレイで、優しくて、心が広くて。しかも料理も掃除も上手。顔だけが取り得のお兄ちゃんにはもったいなさすぎる!」

いきなり始まった兄妹の子どもみたいな言い争い。

知らず、僕は笑ってた。

ホントに、ジヘちゃんは僕のこと認めてくれたんだって。

この前みたいな上辺をつくろう言葉じゃなくて、本当に僕をユノの恋人として認めてくれてる。

素直にそう思えた。

「あとはお前が謝れば一件落着だ」

兄妹ケンカなんかには目もくれず、エリックが一番後ろにいたその人の背中を押した。

まるで、犯人を突き出すように。

その人は紛れもなくさっきまで僕を連れまわしていた人だった。

「いや~…まさか、あの冗談がこんな尾を引いてるとは思わなかったな~」

「…?」

「コイツ、キム・ヒチョル。ウワサの根源」

きょとんとしていると、ようやく兄妹ケンカを終えたユノが僕の隣へと戻ってきた。

「この人、オレが高1のとき、寮で同室だった先輩」

「…」

いくつかのキーワードが心に引っかかる。

じっとその人を見つめると、ばつが悪そうに頭をかき、俯いた。

「まぁ、その…なんだ。フラれた腹いせに、嫌がらせみたいな?あとにも先にもオレ様を振ったのはユンホだけだからな」

「え…?じゃあ…」

「ユンホは潔白だよ。フラれたのが納得いかなくて、腹いせに言っちゃったってカンジだな」

乾いた笑い声をあえて場を和まそうとしているようだが、周囲の白い目は止まらない。

キュヒョンは顔を青くさせて、気まずそうに俯いている。

そして、ユノに関しては頬を引きつらせていた。

「アンタのせいで…っ」

握り締めたこぶしが震えているのを見て、僕はそっとその手を握り締めた。

「ユノ」

「…」

じっと怒りに満ち溢れたその瞳を見つめていると、諦めたように息をつく。

「わかったよ」

渋々といった具合にそう呟き、でも怒りが収まりつかずじろりとヒチョルを睨みつける。

「オレは謝れって言ったはずだけどなぁ…」

笑って誤魔化そうとしていたヒチョルだが、エリックの言葉に身体をびくつかせた。

恨めしそうにエリックを振り返ったが、その眼差しは厳しく、容赦ない。

「すみませんでした…」

不承不承そう呟くが、いまだエリックは納得していないようで、眼差しは揺るがない。

半分泣きそうな顔で、鹿威しのようにヒチョルは思い切り頭を下げた。

「すみませんでしたっ!」

直角に身体を曲げ、プルプルと身体を震わせる。

「僕も、すみませんでした」

その隣でキュヒョンもまた頭を下げた。

「あんなウワサ、本気にして」

「え?あ~…もう、いいよ。チャンミナは信じてくれたし、こうやって誤解も解けたみたいだし」

もうそれこそいまさらだとため息をこぼし、ズルズルと僕を引きずるように引き寄せる。

「ユノ…?」

「それよりさ~…チャンミナ、今日はやけに可愛くない?」

頬を両手で包み、じっと僕を見つめる。

間近で、瞬きもせずに見つめるその視線に段々と耐えられなくなる。

「それはオレ様のほんのわずかながらの詫びだ!かなりイケてるだろ?」

先ほどとは打って変わって胸を張り、偉そうに主張する。

「素材がイイのにもったいねぇと思ったんだよ!ついでに化粧もさせてみたんだけど、どうだ?ユンホ。惚れ直したんじゃねぇの?」

しかしヒチョルの言葉など耳に届いていないようで、ユノは僕を見つめるばかり。

「ユノ…っ」

恥ずかしさも限界。

縋るように名前を呼べばにこっと微笑み、頬へとキスされた。

「ユ、ユノっ」

「いいじゃん。もうみんな知ってんだし」

そういう問題じゃないと涙目で睨み付けても効果はなく、ユノは笑うばかり。

「ほら、そこのバカップル。さっさと始めるぞ」

「そうだよ~。僕たち、ふたりのために頑張って料理作ってきたんだから」

そう告げたのはユノに連れて行ってもらったレストランを経営しているジョンウンとリョウクだった。

僕とユノを支えてくれた人たちがこの場に集い、シャンパンの注がれたグラスを掲げた。



43へつづく。






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コメント

Re: ちょっとだけあってた〜〜

ひ◇み 様

は~い、せ~か~い(笑)
幸せまっしぐら、ということは…なんですけどね(*'ω'*)

最寄りまでいらっしゃってるんですね~。
葉月は本日お休みなのでユノ様鑑賞ながら自宅で妄想中♪

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