雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC 4


MIROTIC 4



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



自宅は知られたくないから、駅で下してもらった。

連絡先を聞かれたけれど、もちろん教えるわけがない。

聞こえないふりで振り返ることなく歩き出した。

とにかく、1度会社に連絡しなければ。

歩きながら携帯電話を取り出し、深い息をついた。

これがあるんだからタクシーでもなんでも呼べばよかったじゃないか。

思っていた以上に動転していたみたいだ。

後悔したところで時間が戻るわけでもなく、僕は気持ちに区切りをつけて会社へと連絡した。

「あ、シムですけど部長は…」

『シムさん!?無事だったんですか!?』

「は…?え、あ、はい。とりあえずは」

いったい、なんなんだ…?

僕に何があったかすでに把握しているのか…?

『シム!怪我はないのか!?』

耳元で叫ばれ、身体が跳ねる。

反射的に携帯電話を耳から離し、小さく息をついた。

「はい、なんとか無事です」

『よかった…。お前の乗った飛行機が墜落したとニュースで報道されていて心配してたんだぞ!』

「は…?」

いま、なんて言った…?

僕の乗るはずだった飛行機が墜落…?

にわかには信じがたい。

『いまどこだ!?どこにいるんだ!?』

「えっと…搭乗手続きして時間つぶしに喫茶店に入っていたんですけど、なんか変な人たちに取り囲まれて…運よくある人に助けていただいて…いま、自宅に帰る途中です」

『とにかく無事なんだな!?ケガは…ケガはないのか!?』

「あ、はい。擦り傷程度ですみました」

なんか、部長のほうが慌てている気がする。

僕はと言えば、いろんなことがありすぎていまだ収拾がつかない。

まるで夢の中の話みたいだ。

「あの、発表会の方は…」

『心配するな!とりあえずしばらく休め』

「あ、りがとうございます…」

ひょんなことから、連休が手に入った。

本当なら1週間アメリカに滞在して仕事三昧になるはずだったのに。

しかし…本当になんだったんだろう。

原因なんて思いつくはずもない。

人間違いだと思っていたけれど、ここまでくると何か作為的なものを感じる。

もちろん、考えすぎかもしれないけれど。

ぐちゃぐちゃする頭をどうにも処理できないまま自宅へとたどり着き、とりあえずシャワーでも浴びてすっきりしようと足を踏み入れた瞬間、僕は目を瞠った。

「な、なに…?」

室内は酷い有様だった。

「…」

まさか、泥棒…?

愕然とし、その場に崩れ落ちた。

思い過ごしなんかじゃない。

たぶん、僕が狙われているんだ。

でも、どうして…?

こんなことされる理由なんてひとつも思いつかない。

「なんで…」

僕の知らないところで何かが起こっている…。

漠然とした不安がこみ上げてくる。

さっきまではどこかで他人事だと思っていたのに、急に。

「…」

ここは危険だ。

フローリングも見えないほど散らかされた部屋から必要なものを適当なカバンに詰め込んで、僕は逃げるように部屋を後にした。

行くあては、ない。

友人の家とか、彼女の家とか。

あるにはあるんだけど、迷惑をかけたくない。

辿り着いたのは、ビジネスホテルだった。

宿泊者名簿に名前を書こうとして、思いとどまる。

本名を書いたら危険な気がして。

思いついたのは、今日知り合ったばかりの、あの人の名前。

震える手であの人の名前を書いて、住所もデタラメなものを書いて、指定された部屋へと向かった。

扉を閉め、ひとつ息をつく。

なんか、疲れた…。

いまだかつてこんなに疲労感を感じたことはない。

ベットに倒れるように身を投げ、ぼんやりと天井を見上げた。

整理をしなければと思うのに、頭が働かない。

今日は、無理だ。

重たい身体を起こしてバスルームへと向かう。

熱いシャワーを浴びて、冷蔵庫にあった冷たいビールを一気に飲み干す。

もう、寝てしまおうと思って…。

気づくと、真っ暗だった。

時計を見やれば午前4時を少し過ぎたところ。

早くに寝すぎたせいだろう。

なんとなくテレビをつけてみれば、なんとなしに眺めていた。

すると墜落事故の報道が始まった。

原因不明。

生存者、なし。

「…」

僕のせいかもしれない。

なぜ僕が狙われているのかはわからない。

でも、わからないから僕のせいじゃないと言い切れるほど薄情じゃない。

憂鬱な気持ちのまま、ベットから起き上がった。

何もしたくないけど、素面でいられるような状態でもない。

ふらつきながら起き上がり、部屋を出た。

近くのコンビニで大量に酒だけを買い込んで、再びホテルへと戻っていった。

エレベーターへ乗り込むと、不意にボウイの制服に身を包んだ人が滑り込んできた。

「何階ですか?」

「…えっと…6階、です」

カギに記された数字を見やり、そう呟く。

背を向けたままのその人が6と記されたボタンを押すと扉がゆっくりと閉まっていった。

「それ、独りでお飲みになるんですか?」

「え…?あ、まぁ…そうですね」

「忘れたいことでも?」

飲んで忘れられるなら、なかったことにできるなら、飲み干してやる。

でも、できやしない。

「忘れたいなら、いい方法教えて差し上げましょうか?」

「え…?」

足元に落としていた視線を持ち上げるのと、その人が振り返るのが同時だった。

そして、目を見開いた。



5へつづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

その人は…って、ひとりしかいませんよね~( *´艸`)
いまのところ(笑)
もう、このお話のユノ様にメロメロですね(*´ω`*)
明日は出てきますよ~♪

真夏のバレンタイン…溶けちゃいますね~。
チョコも、ふたりもwww

コメント

なんで狙われてるのかハラハラしますー!
そしてユノとチャンミンの言葉のやり取りも軽快でウィットに富んでておもしろーい!続き、楽しみに待ってます!

コメント

Re: タイトルなし

????? 様

なんで狙われてるんでしょうね~…(;^ω^)
なかなかテンポのいいふたりの会話。
ウィットというお褒めの言葉は初めてで、ドッキドキ♡
ありがとうございますm(__)m
これからも、末永くよろしくお願いいたします!

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