雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Spinning 21

Spinning 21 Y side

普段恥らって、ねだっても言ってくれない言葉の数々。
雁字搦めの世界から、自由への羽ばたきをくれるかのようなその言葉。

オレが想像していた以上に、依存してる。
初めての人。初めての恋。初めての愛。

何度も何度も突き上げて、その身体を責め苛む。
悶え狂うその姿をひとつも漏らさずに見つめ、記憶に刻み、その言葉を叶えるために夢中で。

どれだけそうていたのだろう。
気づけば折り重なるように眠っていた。
欲望に穢された天使が腕の中にいる。

「チャンミナ…」

愛しさを堪えきれず名を紡ぎ、そっと唇を寄せた。

「ユノ…?」

かすれた声が鼓膜を心地よく揺さぶる。
すべてを受け止めてくれたその身体を抱きしめ、髪をなで、不安げに見つめるその瞳に微笑んだ。

「シャワー浴びるか?」

頷いたのを確かめ、負担をなるべくかけないようにと優しく抱き上げる。
おとなしく身を預けるチャンミンにそっと口づけ、バスルームへと向かった。
ひとりでは身動きの取れないチャンミンをシャワーで綺麗に洗い流し、バスタブへと身を沈めれば小さく息が漏れた。

「ユノ…」

「どうした?」

「もっと…」

まだ虚ろな瞳で、誘うように浅く唇を開き、見上げる。
こんなに求められるのは初めてで、嬉しい反面不安になってくる。

「チャンミナ…?」

「もっと、ユノでいっぱいにして…。お願い…」

胸にすりより、哀願するように囁く。
ダメだとわかっているのに疼いてしまうのは男の性か、それとも愛する人がそうさせるのか。
深く唇を重ねて貪り、震える腰を強く抱きしめる。

「お前が、壊れてしまう…」

「いいよ…壊して…?もう、離れられないくらい…壊してよ…」

「そんなことをしなくてもオレはもう、離れるつもりはないし手放すつもりもない。お前は、死ぬまでオレのものだ」

ひとつ、不安の種が消えれば、またひとつ、不安が芽吹く。
どうしてそんなに怯えているのだろうか、何に怯えているのだろうか。

「ユノ、お願いだから…っ」

「チャンミナ…」

「怖いんだ…っ、すごく、怖い」

手が、身体が震えていた。
伏せたまつげの隙間からこぼれていく透明な濃度のしずく。

「もう、大事な人を失うのはイヤだ…っ」

それは暗に、過去誰か大切な人を失ったことに他ならない。
オレの知らない過去に、チャンミんを苦しめるその過去に、胸が締め付けられる。
どうしてそのとき、そばにいてやれなかったのかと。

「大丈夫だ。オレは絶対にいなくならない。ずっとお前のそばにいる」

「でも…っ!父さんと母さんは、僕だけを残して…っ」

言葉が嗚咽に飲み込まれ、消えていく。

「…」

あぁ、そうか。
そうだったのか…。

ようやくわかった、チャンミンの心の奥にあるもの。
家族を失ってしまったから、家族を重んじる。

だから、オレの家庭を壊したくないとそう思っていたのだろう。
すでに最初から破綻しているのに…。
そしていま、見えない恐怖に怯えている。

「ユノ…っ」

「大丈夫だ。オレは死なない。チャンミナを残して、死んだりしない。絶対に」

その言葉に根拠なんてあるわけがない。
ただ、これはオレの意思であり、決意だ。

チャンミナを悲しませるようなことは絶対にしない。
何があっても、絶対に…。

「ずっと、一緒にいる。そばにいる。
怖いときは言え。
安心できるまで抱きしめていてやる。
だから…もう、溜め込むな。
全部オレに言え。全部、オレが受け止めるから」

「…っく」

子どものように泣きじゃくるその姿が、愛しくてたまらない。
いまにも壊れてしまいそうなチャンミンをただただ抱きしめ続けていた。
泣き疲れて、眠るまでずっと…。

22へ続く。



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