雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Spinning 23

Spinning 23 C side

その日から、毎日が幸せだった。
夢に描いていた通りの甘い朝を迎え、熱い夜を過ごす。

片時も離れず、でも仕事中はあくまでも副社長と秘書…のはずが、やっぱり我慢できなくて少しだけ違う。

「チャンミナ」

充電させて、と甘えるように手招いては抱きしめられ、口づけを施される。
見つかったらどうしようと思いながらも、喜びもまた否めない。

心を誤魔化すように頬を膨らませてみてもユノはわかっているみたいで優しく微笑むだけ。

「この前の件、考えてくれたか?」

視線はデスクに広げられた書面に向かったまま、仕事の邪魔をしてはまずいからいったん席をはずそうと思った矢先のことだった。

「え…?」

「言っただろう?お前の両親に挨拶がしたいと」

本気、だったんだ…。
冗談だと思ってたから全然考えてなかった。

「週末、どうだ?」

どうしようかと悩んでいるのにどんどん話は先に進んでいく。
でも、断る理由も、先延ばしにする理由もない。

「チャンミナ?」

はっと我に返り、慌ててかぶりを振るう。
そして顔を上げたユノへと歩み寄り、窺うように首をかしげた。

「ホントに、イイんですか…?その…挨拶って…」

まるで結婚の承諾をもらいに行くみたいだ。
もちろんそんなことはありえないし、実現することはないけれど。

「オレはちゃんと挨拶がしたい。きっと、ご両親はお前のことを心配しているだろうからな」

さらりとそういうことを言う。
そのたびに愛されているんだと、大切にされていると実感できる。

「ありがとう…」

「何がだ?」

感謝の言葉を告げればなんのことかと眉を顰め、首をかしげる。
当然のことだと案に告げるその態度に微笑み、僕は小さくかぶりを振った。

「チャンミナ、約束をもう忘れたのか?」

一緒に暮らすこととなったその日、交わしたいくつかの約束。
嘘はつかないこと、黙ってどこかへ行かないこと、質問には答えること。
そういったささやかな、でも大事な約束。

「僕を…、僕の家族を、大切にしてくれてるって思ったから…だから、ありがとうって」

心何ひとつ包み隠さずにそう告げれば少し呆れたような笑み。
でもその表情の中に浮かぶ瞳は穏やかで優しかった。

「お前の家族はオレの家族だ。当然だろう?」

それって、僕も家族ってこと…?
一度は失った、大切な家族を想い、そして今一番大切で一番愛する人を見つめ、心の中で問いかける。

「お前はもう、オレの家族なんだから」

言葉にしていないのに、届いたのかな…?
なんか、心が繋がっているみたい。
嬉しくて、嬉しさを我慢しきれなくて、僕はユノへと歩み寄った。

「どうした?」

「…ぎゅって、して」

一瞬、ユノの瞳が大きく見開かれた。
会社での立場を念頭に行動するって言ったのは僕なのに。

「お安い御用だ」

目を伏せて微笑み、ボールペンを静かに置いたユノはゆっくりとイスを90度回転させた。
もてあますように組んでいた長い足をほどき、映画の中の1シーンのようにゆっくりと立ち上がる。

そして僕の手を包み込んで引き寄せ、ユノの腕の中に吸い込まれる。
優しい香りと、ぬくもりに包まれた僕は静かに身体をゆだねるように目を閉じた。

24へ続く。



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