雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC 15


MIROTIC 15



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



見たことのある顔だ。

しかも、忘れたくても忘れられない顔。

忌まわしい…。

ある意味、運命だったのかもしれない。

冗談ではなく。

チャンミンと出逢ったことさえも。

アイツはパラライザーなんかじゃ足らない。

たとえ、痕跡が残ってしまったとしても。

「…」

不意に手が握りしめられた。

振り返れば不安に揺れる眼差し。

どうやら、感情にとらわれ過ぎてしまったようだ。

大丈夫だと伝えるために微笑み、その手を握り返した。

感情は危険を招く。

わかっているのにどうにもダメだ。

ここら辺がまだ未熟っていうことなんだろう。

「このフロアを爆破しろ。まだこの部屋にいるはずだ」

「え…?ば、爆破、ですか…?」

「2度は言わん。早くしろ」

まだ公式には未発表になっているが、飛行機と同じ。

貨物庫に爆薬は積まれていた。

どうやって積み込ませたが謎だったが、あの男が絡んでいるなら説明がつく。

いや、あの男だけではなくオレと同じ人種ならば。

「私は戻る」

ここで逃がしてたまるか。

ようやく尻尾を見せてくれたんだ。

立ち上がろうとして、何かがその動きを阻んだ。

「…」

不安に揺れる瞳が、オレを見つめていた。

ダメだと、懸命にかぶりを振るう。

「…」

そう、だった。

オレの最優先事項は、チャンミンを守ること。

いまは、その時じゃない。

こうして態々顔を見せてくれたんだから、いまここで焦る必要はどこにもない。

目的を見失いかけた心に光をもたらしてくれるその瞳。

オレは、もしかしたらものすごいものを見つけてしまったのかもしれない。

あぁ…ヤバイな。

本気で惚れてしまいそうだ。

「…」

声には出さず、唇が言葉を紡ぐ。

ユノ、と。

誘われるように離しかけたその手を引き寄せ、抱きしめた。

心音が、呪文のように重なり合う。

オレたちの心を繋ぐように。

「…」

もっとこうしていたいけど…時間は待ってくれない。

手のひらに感謝の言葉を記し、微笑む。

そして近くにあった鉄パイプを取り、放り投げた。

爆発物を仕掛けていた全員が音に気を取られ、振り返る。

その隙に、チャンミンの手を引いて走り出した。

「しっかり捕まってろよ?」

「え?あ、ちょ…っ!?」

驚くチャンミンを無視して、窓から身を躍らせた。

「ギャーーーーーッ」

「あははははーっ」

予想以上の反応に笑いをこらえることはできなかった。

いや、実際本当に楽しかったんだと思う。

必死にしがみついてくるチャンミンをしっかりと抱きしめて、下から煽りくる風を感じて。

落下しながら携帯電話を取り出し、ポチポチと操作する。

そして地上に激突する寸前、急速に重力が消えた。

一瞬、身体が浮き上がる。

そして画面に浮かび上がったダイヤルを左へと回転させれば、同じく画面上にある数字が小さくなっていく。

0になると同時にオレの足は地上へと触れた。

「どう?バンジージャンプした気分は?」

「最悪だっ!」

半泣き状態で、それでも口は減らない。

呑気に笑ってる場合じゃないんだけど、どうしても笑ってしまう。

とりあえずとチャンミンを抱えたまま走って、隠しておいたバイクに飛び乗った。

追っ手の銃弾が掠めていく中、かく乱するように蛇行を繰り返してバイクを走らせた。

ぎゅっと腰に絡みつく腕と、背中に寄り添うぬくもり。

なんか、満足してしまった。

アイツは取り逃がしてしまったけれど、チャンミンを無事取り戻せたということに。

「チャンミナ」

自宅に到着するなり、その身体を抱きしめた。

「…」

いつものチャンミンなら突き飛ばすだろうに、されるがまま。

それどころか、背中に手のひらが触れた。

「こわ、怖かった…っ」

「もう大丈夫だから、な?言ったろ?守るって」

ここにきて、恐怖に襲われているみたいだ。

人間、恐怖も限度を超えると飽和状態で何も感じなくなってしまう。

冷静さを取り戻すほどに恐怖は増殖し、蝕み、心を追い込む。

幾度となく目にしてきた光景。

いつもは仕事の一環、面倒くさい後処理なのに…。

「ユノ…っ」

涙ぐんだ瞳で見つめられ、もうこれは誘われてるとしか思えない。

「…」

視線を結んだまま、涙に濡れた頬を撫でてゆっくり顔を近づける。

もうすぐで重なり合う、そう思った瞬間だった。

「いってーっ!」

背中に添えられていた手の辺りから、激痛が走った。

「こんの、馬鹿ユノがっ」

「痛い、痛いっ!」

職業柄、ある程度痛みには慣れているがそれはあくまでも心構えをしてあるときだけ。

思いっきり背中を抓られ、しかもしっかりホールドされているせいで逃げることもできない。

「あんな高いところから飛び降りるなんて馬鹿な真似、今後一切しないでください!僕はアンタと心中する気はないんですからっ」

「しょうがないだろっ!あの状況で逃げるためにはそれしか方法がなかったんだからっ」

なんとか背中を抓っていた手を引き剥がし、息をつく。

マジで痛かった…。

間違いなく、痣になってる。

「それとも、あのままあそこにいて爆破されて殺されるか、マワされて殺されるかしたほうがよかったか?」

「…」

そう尋ねればぴたりと動きが止まった。

怒りの形相が緩み、代わりに渋面が広がっていく。

「どちらも嫌に決まってるじゃないですか」

「なら…」

「でも、ユノは助けに来てくれるって思ってたからそこは全然心配してませんでした」

「…」

それって…。

それって、さ。

オレのこと、信用してくれてるってコトだよな…?

「とにかく、二度とバンジージャンプはお断りですから!」

言いたいことはそれだけだと背を向ける。

怒っているようで、歩き方がどこか乱暴だ。

でも、オレはそれどころじゃない。

にやける口元を手で隠し、心落ち着かせるように深呼吸を繰り返してもどうにもならない。

「参ったな…」

たぶん、とっくに堕ちてたんだ。

出逢ったその瞬間に。

オレは、チャンミンに捕らわれていた。



16へつづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

はい、ユノ様本日自覚いたしました~(´▽`*)
遅いっΣ(・ω・ノ)ノ!
チャンミン君はどうなんでしょうね~(笑)

バンジーはですね~…一応頭の中の設計上、10秒くらい重力をコントロールできるカンジで。
それが携帯電話と思われる物体に搭載されている?みたいな??
あは、すみませ~ん!
適当で(;^ω^)

ユノ様、何者なんでしょうね~( *´艸`)
チャンミン君が狙われている理由も気になります?
まだ内緒ですwww

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