雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC 19


MIROTIC 19



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



たくさんの人が、ユノを中心に集まっていた。

僕は独り離れた場所でそれを眺めている。

あの中に、僕は入れない。

渦中にいながら、部外者だから。

「…」

これ以上見ていたくなくて、気づかれないようそっと背を向けた。

たった数日間なのに、まるで何年も一緒に過ごしていたように感じられる。

それほどまでにユノの存在は僕にとって大きくなっていた。

辛くなるだけなのに。

心を隠すようにポケットに手を押し込めれば、ずっと使わないままでいた携帯電話があった。

「…」

そこに映りこんだ顔はまるで捨て猫みたいだった。

情けない。

振り払うように電源ボタンを押せば、ディスプレイに光が宿る。

女々しい自分の顔が消えて、代わりに浮かび上がる起動画面の眩しい画像。

起動開始するとともに、たくさんの着信とメッセージ到着の知らせが僕の手元に届いた。

でも、ダメなんだ。

心にぽっかりと空いた穴が、埋まらない。

再び携帯電話をポケットへ押し込めると、タイミングを計ったかのように手の中で震えだす。

もう一度取り出してみれば、彼女の名前が浮かんでいた。

「…」

何を、話せばいいんだろう…。

悩みながらも、出ないわけにはいかないと画面をタップした。

『チャンミン!?無事?無事なの!?』

僕を心配する、泣きそうな声。

「大丈夫。全部、解決したから」

『ホント、心配したんだから…っ』

「ゴメンね?ちょっと、いろいろあって…」

ホント、いろんなことがあった。

きっとこの先二度と経験することもないだろう。

それほどに濃い数日間だった。

「落ち着いたら、連絡するから…。少し、心を整理する時間をくれる?」

『…うん、わかった。待ってるからね…?』

「うん、約束するよ」

これが僕の現実。

僕の生きる世界なんだ。

「…」

無機質な機械音を響かせる携帯電話をゆっくりと下ろし、もう片方の手を伸ばす。

つかめそうでつかめない、太陽の光。

近づきすぎれば、熔けてなくなってしまうあの星のようだ。

本当なら、出逢うこともなかった。

できることなら、記憶から消してしまいたい。

ユノに出逢う前の僕に、戻りたい。

「チャンミナ」

後ろから伸びた手が、宙に浮かんだ僕の手を包み込む。

「オレとの約束、覚えてるよな?」

「…覚えてますよ」

「だったらなんで帰ろうとしてんの?」

手を握り締めたままきつく抱きしめられた。

まるで、心まで抱きすくめられているみたいに痛む。

「言ったよな?離さないって」

「…」

そんなこと、できるわけないじゃないか。

住む世界が違うんだから。

「なに考えてんの?」

「別に…何も?」

「そんな泣きそうな顔で”別に何も”なんて言われても、誰も信じないと思うけど?」

ユノは、変わらない。

全部を把握しているだろうに、何故…?

どうせいなくなるのなら、これ以上心を乱さないでほしい。

この数日間は夢だったんだと、いまならまだ言い聞かせられるから。

「ケガは、大丈夫なんですか?」

「あぁ…平気、平気。メディカルキットで復活したから」

「…」

なんだ、それ。

もうちょっとましな名前つけられなかったのだろうか…。

まぁ、よくわからない僕でも一発で理解できる単語ではあったけれど。

「とりあえず、行こう?」

「でも…」

「大丈夫、大丈夫。あとはアイツらが片づけてくれるから」

信頼しているということなのだろう。

なんだか、それすらも羨ましい。

「アイツら、同僚。ほら、初めて逢った時のドンパチもニュースになんなかったろ?」

そういえばそうだった。

ニュースでやっていたのは飛行機の墜落事故だけ。

ホテルで見たニュース以外見ていないからなんとも言えないけれど…。

「情報操作してくれたからさ」

「そう、だったんですか…。お礼、言わないとですね」

「言わなくていい」

「…?」

どう意味だろう。

振り返って見れば、真剣な眼差しがそこにあった。

「チャンミナは何も見てない。何も知らない。そういうことになってる」

「…?」

「全部話すから。とりあえず…場所、変えよう?」

その言葉に頷くことしかできなかった。

でも、そんなウソが通じるんだろうか…。

何も見ていない?

何も知らない?

確かに彼らが駆けつけた時、僕は独り家の外にいた。

ユノにそう言われたから。

理由を聞くこともできず、半ば追い出されるように外へ出た。

5分ほどすると、家の中が急に騒がしくなった。

僕は入り口のすぐそばに立っていたのに、彼らはどうやって入ったんだ…?

疑問は山ほどある。

ホントに全部話してくれるんだろうか…。

もし聞けるなら、聞きたい。

知りたい。

たとえ、ユノと離れることがわかっていても…。



20へつづく。






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コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

はい、思い切り堕ちてます(笑)

ようやくユノ様の正体とか、チャンミン君の狙われている理由がわかりますよ~♬
我慢していた分、イチャコラ長くてねちっこいかも~( *´艸`)
そして、いよいよ満を持しての彼女登場~!
さてさて、どうなるのかな~www

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