雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Singin' in the Rain 28

こんにちは、葉月です。

拍手コメのお返事を失礼いたしますm(__)m

ア◇ル◇レ◇ 様

チャンミン君、切ないですね~…。
いつになったらユノ様は気づいてくれるんでしょう…。
初心で奥手で繊細なチャンミン君。
いつになったら春は来るんでしょうか…(´Д⊂ヽ
しかし…ユノ様、鈍すぎ(笑)

Singin' in the Rain 28



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



すでに夜の22時を過ぎていた。

カンタに車で送ってもらい、少し憂鬱さを感じながら部屋へと向かった。

ユノはまだ帰っていないようで、真っ暗な室内が僕を迎える。

「…」

カギとカバンを所定の位置において、部屋着を手にバスルームへ。

少し熱めのシャワーを浴びて、リビングで帰りを待った。

ちゃんと、話そうと思って。

日付が間もなく変わろうとしていたそのときだった。

静かだった室内がいきなり騒がしくなる。

驚いてソファから降り立ち、音がするほうへと駆け寄った。

「ちょ…っ、ユノ!」

聞こえてきた声に足が竦む。

出て行かないほうがいいんじゃないか…?

いないふりをしていたほうが…。

「ちゃんどら…」

「あ~…っ、ホント、情けないわねっ!しっかりしなさいよっ!」

深夜のマンションに響く甲高い声。

そして、震えるか細い声。

「ろくに飲めないクセにお酒飲んで…ホンっト迷惑!」

「ちゃんどらーっ」

僕を呼ぶ声に、いないふりを決め込むことはできなかった。

ゆっくりと足を進め、玄関を見やる。

オレンジ色の光の中、自分で立つことさえできずに崩れ落ちたユノと、それを立たせようとしている彼女。

傍観することはできない。

ふたりへと静かに歩み寄ると、彼女が僕を振り返った。

「あら、いるじゃない。弟くん」

「…」

「じゃあ、あとは宜しくね?私、帰るから」

「え…、あ、ちょ…っ」

もう夜も遅い。

こんな時間に女性を、しかもユノの大切な人である彼女を、独りで帰すわけにはいかない。

「いえ、泊まっていってください。きっと、ユノもそのほうが…」

「私ね、ここに泊まったことないの」

「え…?」

「ユノが嫌がるから。下にタクシー待たせてるから平気よ。後は宜しくね」

引き止める間もなく、その姿は扉の向こうへと消えていった。

残されたのは泥酔状態のユノと、呆然と立ち尽くす僕。

「ちゃんどら…」

ズボンの裾をユノの手が掴んでいた。

泣きながら、僕のことを呼びながら。

「…」

膝をついて、その身体を抱きしめた。

「ユノ…」

「ちゃんどら…っ。おね、がいだから…どこにも、いくなよ…っ。そばに、いてくれよ…っ。おれを、すてないで…っ」

「…っ」

また、涙が溢れていく。

昼間、あれだけ泣いたのにまだ枯れないらしい。

ユノへの想いと同じように、際限なく溢れていく。

「ごめん、なさい…っ。ゴメン、なさい…っ」

ここまで追い込んだのは、僕。

苦しめているのも、悲しませているのも、全部僕のせいだ。

できることなら僕だってそばにいたい。

ずっと、ユノの隣にいたい。

でも、いまのままじゃダメなんだ。

乱暴に涙を拭って、無理やりに微笑んだ。

「ユノ、立てる?ベット行こう?」

「や、だ…だって、ちゃんどらが、いない…っ」

「ユノ…」

「ちゃんどら…っ」

ここにいるのに、いないとユノは言う。

ユノの求めている僕は弟として存在する僕。

邪な想いを抱いている僕は、ユノにとっては不要の存在…?

「ここに、いるよ…」

やっぱり、ダメだ。

想いを告げることはできない。

たとえどんなに辛くても、苦しくても。

ここにいる間、僕はユノの弟でいなくちゃいけないんだ。

子どものように泣き続けるユノを抱きしめ、想いがこれ以上あふれ出さないように目を閉じる。

やっぱり、ウィーンに行こう。

離れていれば、時間が経てば、きっとこの想いも消えるから。

きっと、変わるから…。

ベットへとユノを移動させ、携帯電話を取り出した。

心が迷わないうちに、決断を告げるべく。

「夜分に申し訳ありません。シム・チャンミンです」

ユノの手を握り、僕は電話の向こうにいるその人にそう切り出した。

もう、後戻りはできない。

決断を告げた僕は、久しぶりに同じベットへと潜り込んだ。

いつもユノがそうしてくれていたように、膝を抱えて身体を小さくさせているユノを抱きしめる。

明日は元気なユノが見れるように、ちゃんと弟として接することができるように。

そう願いながら、僕はユノの後を追って夢の世界へと旅立った。



29へつづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

いや~…時間間違いちゃいました(笑)

ウィーン、遠いですね…。
チャンミン君、どうするんでしょう?
ユノ様もいい加減、気づけってカンジですけどwww
でも、そうでもしないと気付かないカモ。
何しろ、超がつくほどユノ様は鈍感ですからね~( *´艸`)

コメント

Re: タイトルなし

あ◇◇い 様

ふたりの恋には時間と距離が必要…かな?
チャンミン君は初恋だし、ユノ様は恋愛音痴。
そんなふたりが心通わせるためには(;^ω^)

愛の歌、いつかはチャンミン君弾けるかな~…。
弾けるといいな~…。

葉月の妄想にそこまで思い馳せていただいているなんて、とっても嬉しいです(´▽`*)
ですが、リスペクトなんて恐れ多いッΣ(・ω・ノ)ノ!
単なる妄想家です(笑)
これからもどうぞ腐女子代表の葉月をよろしくお願いいたしますm(__)m

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Re: おはようございます!

s◇r◇n◇ 様

お返事遅くなっちゃってすみませんm(__)m
こちらこそよろしくお願いいたします!

朝は切なく、夜は激しく?
どちらのチャンミン君もなかなか”好き”って言ってくれませんね~…。
Singin' in the Rainはもうちょっとお時間頂きますが、MIROTICのほうはもう少しでイチャコラ突入です(笑)
とりあえずそちらで心を満たしていただければ幸いですm(__)m
こちらのお話も必ずふたりを幸せにさせますので、どうぞ長い目で見てやってくださいませ(´▽`*)

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Re: 気がついて!!ユノ!!

K◇O 様

じれったくてすみませんm(__)m
何しろ、超がつくほどの鈍感ユノ様と、恋愛初心者なチャンミン君なので(笑)
もうしばらくお付き合いくださいませ(;^ω^)

リアル東方神起の絆はスゴイですよね!
いろいろなことがあって、ふたりで乗り越えてきたから、かな…?
ホント羨ましいくらい、深くて強い絆だと葉月も思います。
家族同然。
もうひとりの自分。
どんな表現もふたりの絆を表すには足らない気がして…。
リアルなふたりには敵いませんが、妄想の中で葉月もふたりの絆を頑張って描いていきたいと思います!
かなり表現力が足らないんですけどね(笑)
そこはみなさまの想像力をお借りして(´▽`*)
他力本願ですみませんm(__)m
これからもどうぞ、お馬鹿葉月をよろしくお願いいたします!

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