雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC 29


MIROTIC 29



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



今日、泊まってく…?

そう問いかけられたのは夕飯を食べ終えた午後9時のことだった。

脳裏を彼の姿が過ぎる。

「…いいの?」

「うん。もっと、一緒にいたい」

あんなヤツ、知るもんか。

振り回されるのも、操られるのも嫌だ。

僕は、僕。

この時代に生きる人間だ。

だから、同じくこの時代を生きる人ともに生きる。

それが自然の摂理というもの。

本来、出逢うはずのない人なのだから。

「…」

そっと彼女の細い指先が僕の手に触れる。

ゆっくりと距離をつめ、静かに唇が重なり合った。

久しぶりに交わす口づけ。

その感触やぬくもりに、胸が締め付けられる。

胸に覚えた疼痛に目を伏せ、僕はそっと彼女の頬に触れた。

「好きだよ、ウンジュ」

言葉にしていないと、怖かった。

その言葉を受けて可愛らしく、嬉しそうに微笑む彼女にまた疼痛が増す。

すべてがちぐはぐだ。

アイツのせいで。

交代でシャワーを浴びて、同じベットへ潜り込んで、抱き寄せた彼女の額へそっと口づけた。

少し潤んだ瞳が僕を見つめる。

「…」

求められているものは、わかりきっている。

ゆっくりと身体の位置を替え、そしてその顔を間近で見下ろす。

華奢で、傷ひとつない肌。

やわらかくて、あたたかくて。

やっぱり、全然違う。

唇を重ね合わせてその肌に手のひらを触れさせた。

小さな震えが伝わってくる。

胸のふくらみに唇を寄せて、優しく暖めるようにゆっくりと。

触れるたびに大きくなる罪悪感と背徳感。

理性と本能のせめぎあいを感じながらも僕はこの日、彼女を抱いた。

でも、思ったんだ。

抱いたことで、現実がわかった気がする。

下手に期待しているからいけないって。

いま、この目の前にある現実を精一杯生きればそれでいい。

そう考えるようになった。

考え方を変えたおかげで、日々の生活はだいぶ楽になった。

彼女とのことも、仕事のことも。

でも、まだ心のどこかで期待しているのもまた事実。

それをなくすために引越することを決断したのが半年ほど経過したときだった。

いずれは一緒に暮らすことも念頭に、デートと称した新居探し。

会社にも彼女の家にも程近い場所に部屋を移動し、さらに半年もすればやはりあれは夢だったのだと素直に思えるようになった。

「チャンミン、今日は何食べたい?」

「そうだな~…冷麺とか?」

6月だというのに、すでに夏のような暑さ。

暑いのが苦手な僕にとっては、憂鬱な季節だった。

半同棲生活状態。

結婚を意識するようになり、今日も僕の隣で可愛らしい笑顔を浮かべる彼女を見つめた。

未来を思い描いて。

「ウンジュ」

「うん?」

「…いや、やっぱりいい」

「なに?すっごく気になるんだけど」

そりゃ、そうだろうな…。

でも、どうせ言うならもうちょっと違う形で伝えたい。

たとえば、夜景のきれいなレストランとか。

「内緒」

「え~…気になる!いま、聞きたい!」

「今度ね?」

「やだ。いまがいい」

上目遣いで可愛らしくおねだりする彼女に笑みを深め、触れたくて手を伸ばした。

その瞬間、僕の手は彼女に触れる前に別の何かが触れた。

「やっと見つけた」

後ろから聞こえてきた声に。

僕の手を掴んだその手のぬくもりに。

心臓が喧しいくらい音を立てる。

振り返ることもできないくらい、僕は動揺していた。

「チャンミナ」

「…」

また、夢の続き…?

そんなの、もういらない。

僕は、僕の現実を生きると決めたんだ。

揺れる心。

ぐっと掴まれていないほうの手を握り締め、振り返った。

額に汗を浮かべ、少し焦った表情で、彼はそこにいた。

「失礼ですけど、どちら様ですか?」

「は?」

「誰かとお間違いなんじゃないですか?」

「え…?お、おい、チャンミナ。何言って…」

そっと手を解き、きょとんとしている彼女に微笑んだ。

「行こう?」

彼に触れられた手のぬくもりを消すように彼女の腰へと腕を回して、歩き出す。

「ホントに人違い…?あの人、”チャンミナ”って…」

「いいんだよ。僕には関係のない人だから」

そう。

もう僕には関係のない人。

僕がいるこの世界とは待ったく違う時間軸の中で生きる人。

僕に必要なのは彼女であって、彼ではない。

「それより、暑いから早く買出しして帰ろう?」

「う、うん…」

困惑を滲ませながらも頷き、ちらりと彼女が僕の肩越しに振り返る。

彼を確認するように。

「ホントに、いいの…?人間違いじゃないんでしょ?」

「いいんだよ。これで、いいんだ」

その言葉は彼女に言うではなく、自分の心に言い聞かす言葉。

元々住む世界が違うんだ。

これ以上、関わるべきではないんだから。



30へつづく。






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Re: タイトルなし

か◇ 様

初めまして!
コメント、ありがとうございますm(__)m

ミロのオレ様なユノ様が好みなんですね~( *´艸`)
ここ数日不在だったユノ様ようやく帰ってきましたので、これから爆裂してもらおうかと(笑)
チャンミン君の悪あがきがどこまで通用するのか…www
お楽しみに~(´▽`*)

コメント

Re: やっと 帰って来た!?ユノ様♬

K◇O 様

ユノ様ようやく登場~(´▽`*)
頑固なチャンミン君の悪あがきはどこまで貫き通せますかね~(笑)
ある意味修羅場?
でも、オレ様なユノ様ですから問題なし!
きっとすぐに解決してイチャコラ復活しますよ~( *´艸`)

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

はい、まだ彼女と継続中です(笑)
チャンミン君、悪あがき中。
無駄なのにね~www

ようやく戻ってきたユノ様はどうするのかな~( *´艸`)
そろそろイチャコラを復活させないと、ひ◇み様が枯れちゃいそうですね(笑)
もうすぐですよ~♬

コメント

Re: やだ!

ペ◇マ◇ー 様

こんばんわ~(*´ω`*)

はい、チャンミン君ヤっちゃいました(笑)
一応男の子ですので(;^ω^)
ユノ様がいないから寂しかったんですよ~!
怒っちゃいや~Σ(・ω・ノ)ノ!

ようやく戻ってきたユノ様の反応はいかに~www

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Re: 初めまして!

s◇r◇n◇ 様

初めまして!
コメントありがとうございますm(__)m
コメントを書くのって、すごく勇気がいりますよね…。
すごく、わかります!
葉月も同じなので…(;^ω^)
頭の中腐りきっている妄想野郎でよければ、ぜひともお友達になってください!
なにしろ、葉月は人見知りが激しくてなかなかお友達ができないんです(´Д⊂ヽ
しかも、妄想に生きている人間だからか、通常の方には理解できない思考回路をしているみたいで(笑)
ぜひぜひ、お友達になっていただき、いろんなことがお話できたらとっても嬉しいです。
コメントをいただくとやっぱり、妄想意欲が増すので( *´艸`)
今後とも、よろしくお願いいたします(´▽`*)

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