雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC 35


MIROTIC 35



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



週末にまた来るという約束を残し、まだろくに動けない僕を残してユノは帰っていった。

酷い話だ。

でも、僕が望んだこと。

この甘い痛みと痺れが残っている限り、現実だったんだと実感できるから。

広いベットで独りきりの朝を迎え、スーツを身にまとう。

今日からまた仕事だ。

いつもの時間に家を出て、会社に行き、パソコンへと向かう。

普通の人が見たら理解不能な言語を操ってプログラムを組み立てて、試運転させて、チームのメンバーと協議して、それと基に改良して。

そんな日々を繰り返しているとあっという間に、約束の週末は目前に迫っていた。

「…」

目をやれば、そこにはもらったまま未使用の携帯電話。

ホントに使えるのかな…?

そんな疑問もあって、それへと手を伸ばした。

どうやって使うのかわからないまま適当に操作すると、いきなりそれが光を放った。

「な、なに!?」

何もない空間に、いきなりパソコン画面のようなスクリーンが現れる。

青い光で縁どられたそれ。

『ようやく電話してきたな』

青いスクリーンに映し出されたのは、1週間前に帰っていったその人。

『なに驚いてんだ?』

「お、驚くに決まってるでしょうが!な、なんなんです!?こ、これ電話なんじゃ…っ」

『こっちの電話。便利だろ?』

いや、いまさらかもしれないんだけど…未来だ。

改めて実感した。

しかし…。

こういうのを目の当たりにしてしまうと、システムを解明したくなるのは職業病か?

『チャンミナ?お、おい!なにしようとしてんだよっ!』

端末を手に、縦にしてみたり、裏返しにしてみたり。

どこから開くんだろう、なんて考えながら。

『ちょ、ちょっと待ってろ!すぐ行くから、それ以上いじるなっ!』

さすがに使えなくなったらちょっとヤダし、おとなしくユノの言うことを聞いて端末をテーブルへと戻した。

でも、やっぱり気になる。

欲求と理性との間で揺れていると、激しい音とともに扉が開いた。

振り返って見れば、息を切らすユノの姿。

「…ホントに、すぐ来た…」

ちょっと驚いた。

すぐって言ったって、1時間くらいはかかるだろうなんて勝手に思ってたから。

「おま…っ、壊してないだろうな!?」

「壊しませんよ。ちょっとシステムがどうなってるのかとか見たいな~って思ってただけで」

僕の言葉を受け、脱力したようにひざへ手をついてうなだれる。

そんなユノへと近づき、覗き込めば疲れ切った顔。

相当慌ててたみたいだ。

「ユノ、焼肉」

「お前なぁ…っ」

意図的に上目遣いで首をかしげてみれば、深いため息が聞こえてくる。

どうやら気をそらすことに成功したみたいだ。

「わかった、わかった。ほら、行くぞ」

「うん」

差し出された手を迷うことなく取って、外へと繰り出す。

いつもより少しだけゆっくりとしたペースで歩きながら、時折その横顔を盗み見る。

「なんだよ」

「特に意味はないです」

「…ちょっとくらい可愛いこと言ってくれてもよくない?」

「たとえば?」

不意に手を引かれれば当然のように身体が回転する。

向かい合うような格好で腰を絡め取られ、まっすぐに見つめられた。

「カッコよくて見惚れてた、とか?」

はっと鼻で笑い、肩をすくめて見せる。

「僕が言うと思います?」

「思わない」

意味のない、たわいないやり取り。

傍から聞いていたらケンカみたいに見えても、これが僕たち。

ふっと同時に笑顔を浮かべ、また歩き出す。

「あ、ここです」

10分ほど歩いて到着したその店。

「ホント、容赦ねぇな…」

店構えからすでに高級感が漂っている。

敷居の高いその入り口を見上げ、ユノは諦めたように息をついた。

「まぁ、約束だからな。死ぬほど食わせてやるよ」

男らしいな、なんて。

素直にそう思ってしまった。

店に入ろうと歩き出したユノの手を引き、そっと微笑んだ。

「そっちじゃなくて、こっちです」

「え…?」

その豪華な門構えに目を奪われがち。

予想通り騙されてくれたことに気分がいい。

呆然とするユノの手を引き、その隣にある地下へと続く階段を下りていく。

どこにでもあるような店だが、味は格別。

「ホントにこっちでいいのか…?」

「いいんです」

ガラスで仕切られた引き戸を開け、中へと足を踏み入れる。

隅のほうにあるテーブルへと腰をおろし、メニューを開いた。

「チャンミナ、もしかして…気、遣ってくれた…?」

問いかけに聞こえないフリ。

くるりと厨房を振り返り、手を挙げた。

「すみませーん」

「はい、いらっしゃいませ」

「とりあえずビールと…あと、カルビと、タンと、ハラミと、ロース…を3人前と、ご飯大盛りと、野菜の盛り合わと…ユノはどうする?」

「えっと…とりあえず、ウーロン茶」

オーダーを控えもせずに返事だけを残して去っていく店員を見送り、メニューをユノへと差し出した。

「食べ物は?」

「いまの、ひとりで食うのか?」

「うん」

「…お前の胃袋はブラックホールか…?」

そういえば、ユノとこうして食事に来るのは初めてだった。

知らないのは当然だ。

「ちゃんと限界はありますよ?ただ、人よりちょっとキャパは大きいですけど」

「ちょっと…?いや、大分だろ」

メニューを手にしたまま頬杖をつき、呆れたように僕を見る。

「結婚したらオレの給料、チャンミナの食費で全部消えそうだな」

「え…?」

いま、なんて言った…?

聞き間違いかと思って問い返したら、意味深な笑みが返された。

足を組んで斜に構え、壁にもたれかかるようにしてメニューを広げる。

僕はしばらく、その姿を呆然と見つめていた。



36へつづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんか、結婚できるッポイですね~(笑)
もうさっさと結婚しちゃえ~!…ですよね~( *´艸`)

彼女の件につきましては、もうちょっと。
ちゃんと、チャンミン君が決着つけますのでwww

まだイチャコラ足りませんか!?
が、頑張ります…(;^ω^)

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Re: お久しぶりです。

夢◇ 様

お久しぶりです!
体調の方はいかがですか??
だいぶ暑さも落ち着いてきたので、一時よりはマシかな…と個人的には思っているのですが。
葉月ちゃん、いいですね~♪
なんか、ちょっと距離が近づけたような気がする~( *´艸`)
これからも葉月ちゃんでお願いしますm(__)m

彼女の件は、もうちょっとお待ちくださいませ。
ちゃ~んと(?)考えてありま~す(´▽`*)

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Re: 結婚!?!?

s◇r◇n◇ 様

ユノ様の口ぶりからすると、できるッポイですね~( *´艸`)
葉月妄想作品初の夫婦神起が誕生しちゃうかも(笑)
皆様、結構”結婚”という言葉にレスポンスが激しく、葉月ちょっと驚き気味ですΣ(・ω・ノ)ノ!

ただ、こちらのお話もかなり好評なようなので、シリーズ化検討をしているため、こちらのお話ではまだ結婚には到達いたしませんのでご了承くださいませm(__)m
頑張って結婚生活までたどり着きたいと思いますので、これからもどうぞお付き合いください。

ふたりの結婚生活が夢で見られますように。
おやすみなさいませ(´▽`*)

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Re: いきなりのプロポーズ♡

K◇O 様

プロポーズ、なんですかね…?
それにしてはあっさりしすぎな気が…(笑)
ま、ユノ様がチャンミン君との未来を本気で考えてるのはわかりましたけどね~( *´艸`)

家族そろっての焼肉パーティ♪
いいですね~(´▽`*)
葉月は久しく焼肉など食べていない気が…。
帰省と寄生…ウマイっ!
葉月は実家住まいなので間違いなく寄生ですねwww

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