雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.2-4

Bittersweet ep.2-4



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



頭の中は、今夜のことでいっぱいだった。

何をされるのか…。

不安なのに、ドキドキしてる。

オレ、すっかり変態だ…。

そればっかりが頭の中をぐるぐるしていて、落ち着かない。

「すみません」

「はいっ」

思わずお客様の呼びかけにも、力の入った返事。

お客様の反応に失敗した、と思っても後の祭りだ。

恥ずかしい…。

「えっと…アソートのBセット、いただけますか…?」

「かしこまりました。おひとつでよろしいですか?」

「はい」

ショウケースの中から指定の商品を取り出し、紙袋へと詰める。

会計をしているそばから、次の声がかかる。

あともう少し。

もう少しでこの忙しさから解放される。

あと1時間。

あと30分。

やっぱり、期待してる…?

だって、久しぶりだし…仕方ないよな?男としては。

いや、それも語弊がある。

かといって、適当な言葉もない。

そんなことをぐだぐだと考えているうちに閉店時間となった。

最後のお客様を送り出し、CLOSEDと彫られた小さな看板を外に掲示した。

スヨンは売り上げ集計をして、オレとヒヨンで店内清掃。

「お疲れ様です」

いつもなら、いつの間にか部屋に戻っているチャンミンが珍しくフロアへと姿を現した。

手には見慣れた紙袋が3つ。

「やった!」

喜ぶスヨンとヒヨン。

オレ独り、なんのことだかさっぱりわからない。

「バレンタインデーにね、いつもオッパがチョコレートくれるの。頑張ったご褒美に」

クエスチョンマークを頭の中に一杯浮かべているオレに、スヨンが嬉しそうにそう告げる。

「マジで!?」

それは喜ばずにはいられない。

気づくともろ手を挙げて喜び、飛び跳ねていた。

スヨンと、ヒヨンと一緒に。

成人男子が恥ずかしいことこの上ない。

真っ先に飛びつきたいところだけど、ここは我慢。

まずヒヨンが受け取り、その後にスヨン。

そして最後にオレ。

ヤバイ…。

すっげぇ嬉しい…っ。

できるならいますぐ食べたい。

「…」

じっと紙袋の中の小さな箱を見ながら葛藤する。

後でゆっくり食べるか、それとも欲求のままいますぐ食べるか。

「じゃあ、オッパ。お疲れ様~」

その声に驚いた。

気づくとふたりは既に着替えを済ませ、手を振りながら去っていくところだった。

「あ、あれ…?」

「ユノ、悩みすぎ」

オレ、恥ずかしすぎじゃない…?

いったい、どれだけ悩んでたんだろう。

くすくすとかすかに声を立てて笑うチャンミンを恨めしそうに睨み、息をついた。

だって、自業自得だし。

「上、行きますよ?」

「ん」

鍵とカーテンを閉め、手を引かれるまま上へと向かう。

テーブルの上にはすでに夕食が用意されていた。

「…」

たまに、チャンミンは魔法使いなんじゃないかと思う。

いつの間に支度してたんだ?

「ユノ?」

つい、じっとその綺麗な横顔を見つめていた。

「なぁ…」

「…?」

「いつも、いつの間にメシ作ってんだ?」

「明日の準備が終わってからですけど…それがどうかしました?」

いつも?

オレたちがあくせく働いている間に?

それはそれで、なんか腹が立つ。

「ユノ?」

「チャンミン、ズルイ。オレたちが一生懸命働いてんのに…」

「ズルイって言われても…作るのが僕の仕事ですし…。それに、他の仕事もしてますよ?」

指折り仕事を挙げていくチャンミンに、逆にちょっと驚いた。

オレの知らないところでそんなことまでやってたのかって。

それでオレたちより早く仕事を終えてるって…。

いったい、何者?

「とりあえず、食事しますよ?お昼食べてないからおなか減ったでしょう?」

「うん」

ちょっと厨房に行って、チョコレートつまんだりはしてたけど。

ちゃんとしたご飯は食べてない。

いそいそと腰をおろし、食べ始めようとしたその時だった。

普段はあまり鳴らない携帯電話が鳴り響く。

「先、食べててください」

そう言い置いて、チャンミンは携帯電話を手にした。

「はい…お世話になります。…はい、わかりました。あさっての10時ですね?よろしくお願いします」

「…?」

なんの電話だ?

箸を持ったまま思わず聞き耳を立てていた。

でも、声は聞こえない。

「誰?」

「業者です。原料が思いのほか減りが早くて、追加発注したんです」

「原料?」

「うちで使ってるピュアチョコレートですよ」

思い出したのは、冷蔵庫の中に収められているちょっとビターなチョコレート。

「あぁ、あれ!腹減った時、ちょっとつまんでんだけど、うまいよな~」

「は…?」

「え…?」

少し低くなった声。

なんか、変なことでも言っただろうか…?

首をかしげていると、チャンミンは深いため息をついた。

「希少カカオ使用した、エクアドル産の高級チョコレートなんですよ」

「だから?」

「教えてあげましょうか?うちで使用しているピュアチョコレートの原価」

「いくらなの?」

所詮、チョコレート。

高級といったって高が知れている。

当然のようにそう言い放てば、チャンミンがそっと耳打ちする。

なんの値段だ!?

チョコレートだよな!?

「一応、割引してもらって通常価格の63%で卸してもらってますけど」

「…」

血の気が引いていく。

オレ、結構つまみ食いしてたんだけど…。

それって、ヤバくないか…?

「どうりで予定より消費が早いわけですね。よくわかりました」

胡坐をかいていた足をたたみ、正座した。

「ご、ごめんなさい…」

謝って済む問題じゃないけど、とにかく謝るしかない。

カーペットに頭を擦り付けるように頭を下げると、もう一度深いため息が聞こえてきた。

「とりあえず…どうせ払えないでしょうから、身体で返してもらいますよ?」

「え!?」

「もちろん、嫌だなんて言えませんよねぇ…?」

オレ、もしかして絶体絶命なんじゃ…。

誰か助けてくれ…。



ep.2-5へつづく。





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