雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.2-14


Bittersweet ep.2-14



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



まさかそんなこと言われるとは思わなかった。

ドンワンを恨みながら、小さく心の中で息をつく。

からかって遊びのは好きだけど、からかわれるのは嫌いだ。

今回は面食らったが、構えておけば問題はない。

「…」

ちらっと見やればいつものように”うまい”を連発しながら食べ進めるユノの姿。

さっきのことはすっかり忘れてくれたみたいだ。

食べ終えたサラダボウルをテーブルの隅へ寄せて、今度はスープ皿。

熱々のオニオングラタンスープと、ラビオリを食べながら、ぼんやりと明日のことを考えた。

ユノの行きたいところとはどこだろうか…。

実際、僕がユノのことで知っているのは浪人していることと、そのせいで仕送りを止められたことと、父親が建築家で、ユノもまた建築家を目指して勉強しているということ。

もちろん、今現在ほとんど勉強はしていないけど。

「…」

いまなら食事に夢中だし不貞腐れる心配はないだろうと、静かに席を立った。

「ドンワンひょん」

「ん?」

「ユノになんかデザートもらえます?甘いもの、大好物なんで」

「お前と正反対だな」

ふっと笑みを浮かべ、フロアの奥にいた青年へとドンワンが視線を向けた。

「アンディ」

「はい、は~い」

「スペシャルドルチェ作ってやって」

「…って、チャンミンが食べるの?」

この店で僕が甘いもの嫌いだということを知らない人間はいない。

案の定驚かれ、疑いの目で見られた。

「僕じゃなくて、連れが好きなんですよ。できればいちごが乗ってるとありがたいんですけど」

「いまが旬だからいっぱいあるよ~。他でもないドンワン兄さんのお願いだし、腕によりをかけて作っちゃおうかな~」

僕のお願いではなく、あくまでもドンワンのお願い。

「頼んだぞ?」

「まっかせといて~」

僕から直にお願いしたところで、ヤダと言われるのは目に見えている。

なにしろ、彼らにとってドンワンは特別な神にも等しい人らしい。

だからなのか、仲良くしているのをあまりよしとしてくれない。

独りでこの店を訪れ、何気なしにドンワンと話をしているだけで睨まれたり、会話の邪魔をされたり。

そのたびにドンワンは怒るではなく、困ったように肩をすくめる。

「じゃあ、お願いします」

「チャンミン」

席に戻ろうと背を向けた瞬間、ドンワンに呼び止められた。

「お前、いい顔になったじゃん」

「前からですよ。あ、パスタおかわりお願いします。ドンワンひょんのオススメ、大盛りで」

なぞかけのような言葉にそう切り返し、微笑む。

確かに、あの荒れた時期を見られていたのだから仕方がない。

そして足を再び動かし、席へと戻った。

「なに話してたんだよ」

妬いていないと言ったわりには不貞腐れ顔。

やっぱりヤキモチじゃないか。

自分以外と仲良くしているものだから、気に食わないのだろう。

「追加オーダーしてきただけです。これじゃ、足りないんで」

「まだ、食うのか…?」

「うん」

「ホント、チャンミンの胃袋って4次元だよな…」

フォークをぷらぷらと指先で玩びながら、呆れたようにそう呟く。

巻き取ったパスタを租借して飲み込み、にこりと微笑む。

「夜、激しい運動するつもりなんでエネルギー蓄えておかないと」

「…」

暗に示したつもりだったんだが、伝わらなかったか?

もちろん、出かける予定だからそれなりに抑えるつもりではいるけど。

残念、と思っているとユノの顔が次第に赤く染まっていく。

どうやらいまごろ理解したらしい。

「な…っ、お、お前…っ、こんなトコでそんなコト言ってんじゃねーよっ」

「いいじゃないですか。ドンワンひょんだって僕たちが恋人同士って言うのは知ってるわけだし」

「それだ!そこも問題なんだよっ!お前、いきなり紹介されて引かれるとか思わないのか!?」

「なんで?」

隠すのは面倒だし、ウソをつくのはいやだ。

それに、ドンワンはそんなことくらいじゃ引かないって知ってる。

「なんでって、お前な…っ。普通そうだろうが!男が男の、その…恋人、なんて…」

だんだんと小さくなっていく声。

ごにょごにょと言いづらそうに顔を赤くしたまま俯いていく。

「大丈夫ですよ」

「ドンワンひょんの恋人も男性ですから」

「へ…?」

僕にとっては別に恋人の性別なんか関係ない。

けれど、ユノにとってはまだ重要な項目らしい。

そうなると、僕の立場はどうなるんだろう…。

もしも誰かに紹介されたとして、僕はなんて紹介されるのか。

知り合い?

友達?

どう紹介されようが構わないと思いながらも、浮かんだ言葉が少し心に影をさした。

「なに落ち込んでんだ?」

疑問に蓋をしようと思った矢先、こじ開けられるような問いかけが降ってきた。

顔を上げれば、大きな皿に山盛りパスタを持ったドンワンが立っていた。

「ほら」

ちょうど空いた皿を差し出し、代わりにそれを受け取る。

「別に落ち込んでませんけど?」

「ふぅ~ん…。なら、そういうことにしておいてやるよ」

完全に感づかれてる。

原因こそわかってはいないだろうけど、間違いなく。

「チャンミン、落ち込んでるのか?オレ、なんかした?」

「落ち込んでるように見えます?」

問いかければ首をかしげながらも、ふるふると頭を左右に振る。

「じゃあ、気のせいですよ」

「そう、なのか…?」

腑に落ちない様子のユノに微笑み、お代わりしたパスタをフォークへと巻きつけた。

一口大にしたそれを眉根を寄せて、首をかしげたままのユノへと差し出す。

「あーん」

躊躇うことなくそれをぱくりと食べ、またもや”うまい!”と言いながら目を輝かせる。

単純というか、なんというか…。

まぁ、そういうところが可愛いんだけど。

そして僕が追加オーダーしたパスタを食べ始めると間もなくして、ユノは自分の分を完食。

タイミングを見計らっていたように、アンディが大きなお皿を抱えてやってくる。

「お待たせ~。アンディ特製スペシャルいちごドルチェだよ~」

振り返ったユノノ表情はまさにアホ面。

ぽかんと口を開けて、デザートのフルコースみたいになったその大皿を見つめていた。

「チャ、チャンミンっ!」

「デザート、食べたかったんでしょう?」

「食っていいのか…?これ、オレひとりで全部食っていいのか!?」

ユノ以外誰が食べるっていうんだ…。

甘いものが嫌いだって知っているくせに。

…いや、喜びのあまり確かめずにはいられなかったのか。

きっとそうに違いないと納得し、両手でお皿を受け取って目をいつにもまして輝かせながら見つめるユノを眺めた。

「この子、可愛い~っ。チャンミンもこれくらい素直なら可愛げもあるのに」

何回同じようなことを言われるんだろうか。

僕に可愛げを求めるほうが間違っている。

冷たく一瞥し、小さく息をつく。

そんな僕にアンディはにやりと笑い、ユノの頭へと手を伸ばした。

「おいしいドルチェ食べたくなったらいつでもおいでね~?」

「ホントに!?」

「もっちろん」

完全に餌で釣りやがった。

警戒心もなくぎゅっとアンディに抱きつくユノにひとりため息をつき、再びパスタを食べ始めた。



ep.2-15へつづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

はい、チャンミン君もヤキモチです(笑)
ふたりして何やってんだか~www
そして、さすがのヒョン。
こっちのユノ様も鈍感か!?
ま、Singin' in the Rainのユノ様ほどじゃないですけどね~(;^ω^)
夜の運動会は…もうちょっとお待ちくださいませm(__)m

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Re: きやっ

夢◇ 様

ふたりでヤキモチ(笑)
夜はお仕置き?
それはそれで楽しみなのでは…www

暑さが戻っちゃいましたね…。
病院に行くまでがツライんですよね…(T_T)
ご無理はなさらず、ご自愛くださいませ!

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