雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

U-Know...? 2


U-Know...? 2



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



意識がもうろうとしていた。

身体が動かない。

どこもかしこも痛くて。

夢じゃ、なかった。

自覚すると同時に涙が溢れていった。

「…っ」

嗚咽をこぼし、堪えることなく涙を流す。

なんで。

どうして。

どれだけ尋ねてみても、理由など僕にわかるはずもない。

いったい、僕はどうしたらいい?

こんなこと、誰にも言えない。

「ひょん…っ、ユノひょん…っ」

脳裏に浮かんだ明るい笑顔。

いつだって僕を受け止め、僕を癒してくれる愛すべき人。

「…」

痛む身体を引きずるように起こして、ベットから転がり落ちた。

太ももを、何かが伝い落ちていく。

「…っ」

気持ち悪い。

立ち上がることはできなくて、四つん這いになってバスルームへと向かった。

なかったことにしよう。

夢だったんだ。

そう、心に言い聞かせる。

熱いシャワーで身体に残されたものを洗い流して、服をまとった。

壁伝いに部屋を出て、タクシーで向かった先はついこの間まで僕が住んでいた場所。

もう、あの部屋にはいたくなくて。

返さなくていいとユノに言われたそのカギで、扉を開けて中へと進んだ。

「チャンミナ?」

リビングにその人はいた。

驚いたように見開かれた瞳、変わらぬその明るい笑顔。

「なんだ?もう、ホームシックか?」

「…」

出て行かなければよかった。

ここにいれば、あんな目に遭うこともなかった。

壁から手を離せば、当然のように崩れ落ちる。

慌てて駆けよってきたユノの手が身体に触れた瞬間、昨日の感触を思い出して身体が震えた。

「ひょ、ん…っ、ユノひょん…っ」

「…」

何も言うことはできなくて、ただ名前を呼び続けた。

応えるように、ユノの腕が僕を優しく包み込む。

優しい香り。

変わらぬぬくもり。

「大丈夫。ここにいるよ」

その言葉に安堵した。

安堵したことでまた、意識がゆっくりと遠ざかって行く。

もう、大丈夫。

ユノがいる。

もう怖いことは何もないから…。

次に目覚めてみると、見慣れた天井があった。

「チャンミナ?大丈夫か?」

覗き込むのは不安を色濃く浮かべたユノの顔。

綺麗な手のひらが、控えめに、そっと僕の頭を撫でる。

「ひょん…」

「ん?」

「しばらく、ここに泊まってもいい…?」

あの家にはもういたくない。

引越したばかりだけど、気に入っていたけど、もうあそこにはいたくない。

次の部屋が決まるまでホテル暮らしをしてもいいけど、独りでいることすら怖い。

そう思って問いかければ、優しい微笑が浮かぶ。

「当たり前だろ?ここはチャンミナの家でもあるんだから」

やっぱり、ユノは優しい。

だから、僕だけのひょんではいてくれない。

それがツラくて逃げ出したのは僕。

なのに、また勝手に戻ってこようとしている僕を咎めることもなく、受け止めてくれる。

この人に出逢ってよかった、と心の底から思う。

「あ、メシ食うだろ?いっぱい買ってきた」

一番大きなビニール袋に山盛りの食料。

中にはおにぎりやサンドウィッチ、菓子パンにカップラーメン。

それとサラダや弁当なども詰め込まれていた。

「これ、買いすぎじゃない…?」

「ん?そうか?」

いくら僕が他の人より食べるとは言っても限度がある。

「もう…ひょんは相変わらずですね」

「いまさらだろ?オレ、チャンミナいないと何もできねぇもん」

当然のように言い放ち、がさごそとビニール袋の中を漁る。

ステージの上ではあんなにカッコイイのに、私生活は驚くほどに違う。

それこそ、独りじゃ生活できないんじゃないかと思うほど。

でも、それでも、僕はここを出た。

ユノの反対を押し切って。

ある意味、僕にとっては予行練習。

近い将来ユノが不在となる生活に慣れるための。

それなのに…。

「チャンミナ?」

僕はまた戻ってきてしまった。

ユノの元へ。

「どうした?具合悪いか?」

そっと額へ手を宛がい、熱を確認するように今度は自分の額へ。

でも、よくわからないみたいで、行ったり来たり。

可愛らしいその仕種に、気づけば笑っていた。

まだ、笑えるんだ…。

意外と僕って頑丈なんだな、なんて思った。



3へつづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

犯人は誰だーっ!?
ということで、名推理を期待しております(*´∀`)♪

パスワード覚えてるなんてすごい!!
マニアック(笑)
しかも仕事中、みたいな~(^w^)
葉月も今日から通常モード。
もっと腐ってたかったじぇ…っ(T-T)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.