雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love in the ice 17


Love in the ice 17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



綺麗な白い首筋に見つけた桜色の痕。

見た瞬間、全身の血が沸騰するような感覚に襲われた。

「誰につけられた?」

「しら、ない…っ」

絞り出した声。

オレの知らない誰かを庇っているみたいで、余計に腹が立った。

だから、そこに唇を押し付けた。

歯を立てて。

「い…ッ」

悲鳴を飲み込むように唇をかみしめ、瞳には涙を浮かべて耐え忍ぶその人を鏡越しに見つめた。

目をそらさずに、まっすぐ。

なんなんだ…?

自分の感覚や感情がさっぱりわからない。

理解できない。

処理できない。

でも、堪えることもできない。

「…」

自分のしでかした行動の意味もできないまま唇を離せば、白くてきれいな肌にくっきりと歯形が浮かび上がっていた。

そして薄桜色だったそこは色濃く染まっていた。

「…」

謝らなきゃいけないのに、言葉が出てこない。

ゴメンの代わりに血のにじむそこへそっと口づけ、目をそむけながらシャツを脱がせた。

細くしなやかな身体。

ベルトを引き抜いて生まれたままの姿となったチャンミンの手を引き、バスルームへと向かった。

無言のままシャワーノズルを手にして、お湯の温度を手で測ってから俯いたまま佇んでいるチャンミンの足元へとお湯を当てた。

「熱くない?」

「…うん」

ゆっくりと上へ移動していく。

噛みついたその場所へノズルから噴き出したお湯が当たると、一瞬顔が歪む。

「…」

キレイだな…。

素直にそう思った。

男の身体見てキレイなんて思ったのは初めてだ。

シャワーを止めてその手を引き、バスタブへと誘う。

男ふたりで入るには狭いバスタブに身を押し込めて、オレは躊躇うことなくその身体を後ろから抱きしめた。

「…っ」

腕の中で小さく震える身体。

怯えさせてるのはオレ。

痛々しい首筋の傷もオレがつけた。

「…」

労わるようにそこへと口づけ、首筋に顔をうずめさせた。

「ゴメン」

傷つけたいわけじゃないのに…。

ただ昔のように一緒にいたいだけなのに…。

「チャンミン、怒ってる…?」

「…?」

振り返る気配を感じて顔を上げると、そこは困ったような表情で首をかしげるチャンミンの姿があった。

「怒ってるのは、ユノじゃないの…?」

「…そりゃ、怒ってたけど…でも、ヒドイことしたのはオレだから…」

「僕は、怒ってないよ…?」

「オレも怒ってない」

それ以前に、オレはなんで怒ったんだろう…。

あれは明らかに怒りだった。

顔も知らない誰かに、オレは明らかに怒っていた。

「…明日、出かけない?」

「え…?」

「最後に一緒に行った、遊園地」

あの時、まだオレは知らなかった。

離れ離れになるということ。

ただ家族で出かけることができてはしゃいでた。

オレだけが知らなかったから。

いまとなってはいつもは寡黙な父がはしゃいでいた時点でおかしいということに気づくだろう。

でも、幼いオレはただ無心で遊んでた。

いつものようにチャンミンの手を取って、はしゃいでた。

「観覧車、乗りたい。あと、あの時乗れなかったジェットコースターも」

乗りたかったのに、身長制限で乗れなかったジェットコースター。

最後に家族全員で乗った観覧車。

悲しい思い出となってしまったその場所を、楽しいものに塗り替えたかった。

「…うん、行こうか?」

その言葉に沈んでいた心が浮上していく。

「車借りて、お弁当持って…一緒に行こう?」

「約束」

右手の小指を差し出せば、チャンミンの小指がそっと絡まる。

「背中、流しっこしよ?な?」

「…うん」

昔毎日のようにそうしていたように、背中を流しあう。

ホントに、時間が戻ってきたみたいだ。

お互い身体を拭きあって、服を着せあって、髪を乾かしあって。

そしてソファに身を寄せて座る。

「ユノ、カバンやけに大きくない…?」

「だって2泊3日だし。週末は泊まりにくるつもりだし」

「…」

「置いといていいだろ?着替えとか」

言葉に詰まった意味を、いまは考えたくなかった。

なんとなく感じてる。

あの頃とは違う距離感を。

きっと、離れていたせいだ。

それならば、一緒にいればいい。

離れていた分だけ、その時間を埋めるように一緒にいれば。

きっと戻れるはずだから。

「もう寝よう?明日は早起きしないとだ」

「…」

嫌だと言われる前に、オレはまた手を引いた。

電気を消して、ベットがひとつしかない寝室へと。

押し倒すようにベットへその身体を沈め、逃げられないように腕を絡めて、目を閉じた。

「おやすみ、チャンミン」

「…おやすみ、ユノ」

強張っているのが伝わってくる。

どうして?

オレに触られたくない?

お願いだから、もう捨てないで…。

オレの願いはただひとつ、いまも昔も変わらない。

ただずっと、チャンミンのそばにいたいだけ…。



18へつづく。






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Re: なぜ?✨

ペ◇マミー 様

若いからこその強引さ!?
兄弟という関係を超えたスキンシップですが(笑)
チャンミン君の心が持つか心配…(T-T)
ユノ様、早く気付いてあげてーっ( ノД`)…

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

とりあえず避難場所に行くことなく今回はなんとかなりましたが…大丈夫か?チャンミン君((((;゜Д゜)))
しかし、今回のユノ様はいちいち男くさい(笑)
カッコいいんですけどね~(*´∀`)♪
チャンミン君的にはかなりツラい状況であることは変わりなく…(T-T)
早く気付いてあげてーっ( ノД`)…

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

安定の鈍感ユノ様(笑)
いつ、どうやって気づくんでしょうね~(。-∀-)
ほみんかみんほか…さてさてどっちでしょ~(*´∀`)♪
葉月の思考回路を見事解明してくださいませ♪

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