雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (38)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
16位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Love in the ice 19

こんばんは、葉月です。

拍手コメのお返事を失礼いたしますm(__)m


y◇ki 様

確かに儚いというには辛すぎる…。
申し訳ございませんm(__)m
ユノ様、若いからか勢い半端ないっすね~…(笑)
これで無自覚なんだから、ある意味スゴイ!
とにもかくにも早くチャンミン君を幸せにしてあげるため、頑張ります('◇')ゞ


Love in the ice 19



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



留まることはできなかった。

涙を止めることも、声を殺すことも。

このままじゃダメになる。

イエローシグナルが頭の中に鳴り響き、僕は駆け出した。

”カギ開けておくから、何かあったらいつでもおいで”

その言葉を頼りに、僕は裸足のまま部屋を飛び出して隣の部屋へと駆けこんだ。

扉が閉まる音が心の枷を外す。

緊張の糸が途切れ、僕はその場に蹲った。

身体の震えがおさまらない。

次第に声が堰を切ったようにあふれ出す。

「チャンミン…?」

歩み寄る、静かな足音。

そして、そっと頭に優しいぬくもりが触れる。

「大丈夫だよ。オレがそばにいるから」

春の陽だまりのような優しい声に止めどなく涙が溢れだす。

僕はその優しいぬくもりに包まれ、泣きじゃくった。

子どもみたいに。

「…っ」

落ち着くまでずっと。

ジンは僕を抱きしめていてくれた。

どれくらいそうしていたのか、時間もわからない。

泣きすぎて頭もいたいし、意識がぼうっとしているせいでもある。

「落ち着いた?」

「…ゴメン」

「ごめん、より”ありがとう”がイイな~」

その言葉に自然と笑みがこぼれた。

「コーヒー、飲むでしょ?」

「…うん」

もう少し時間が必要だと思った。

まだ、整理がつかない。

兄として彼に接するためには…。

「おいしい…」

「ホント?よかった~…。あ、いっぱいもらったからあげようか?」

「いいの?」

「もっちろん。元々チャンミンに半分あげようと思ってたんだ。いま持ってく?」

頷けば半分開いていたダンボールから袋をひとつ取り出して、それを差し出す。

「そんなにいっぱいもらったの?」

「うん。昨日、実家から送られてきた」

結構高そうな豆だけど…。

ホントにもらっていいのかと悩んでいると、ジンは心を見透かしたように微笑んだ。

「ひとりで飲むには多すぎでしょ?だから手伝って?」

そう言われては断るわけにはいかない。

それがジンの狙いだとわかっていても受け取らずにはいられない。

「…」

なんで、ジンはこんな僕に優しくしてくれるんだろう…。

女々しくて、弱くて、逃げるしか能のない人間を。

「ねぇ、チャンミン」

「…?」

「やっぱり、オレと付き合ってみない?」

コーヒーへと落としていた視線を持ち上げれば、そこにいつもの笑顔はなく、真剣な眼差しがあった。

心臓を直に掴まれるような、そんな眼差し。

「オレなら絶対に泣かせるような真似しないし、悲しませるようなことも絶対にしない」

「…」

「だからさ…オレにしときなよ」

テーブルの上にあった僕の手に、ジンの手のひらが触れる。

包み込むように、そっと。

「ね?」

「…」

この優しさに縋ってもいいのだろうか…。

苦しみから逃げるために、こんな優しい人を利用してもいいのだろうか…。

「オレなら、チャンミンを笑顔にしてあげられる」

「ジニひょん…」

「とりあえずお試し期間、ってコトでどう?」

にこっといつもの無邪気な笑顔を浮かべ、ぎゅっと僕の手を両手で包み込む。

「利用していいんだよ。オレがそれを望んでるんだ」

「でも…」

「付き合ってみたら、変わるかもしれないでしょ?それに…オレ、結構イイ男だよ~?優良物件だと思うけどな~」

なんか、理由なんかないけど笑ってた。

さっきまであんなに悲しくて、苦しくて、辛かったのに…笑ってた。

「うん。やっぱりチャンミンは笑ってるほうがカワイイ」

幼い笑顔を浮かべて、そっと髪先をつまんで耳にかけて、さらりとそんなことを言う。

聞いてるほうが恥ずかしくなる。

「ば~か」

だからつい、そんなことを言ってしまった。

でも、これが僕なんだ。

ありのままの姿。

「今度、デートしよっか?」

その言葉に悩みながらも、僕は頷いていた。

「プランはオレに任せてくれる?」

それにもまた頷いた。

いまはその優しさに甘えて、溺れていたい。

その選択は間違いなくジンを傷つけるとわかっていても、僕にはもうどうすることもできなかった。

「もう、大丈夫?”お兄ちゃん”、ちゃんとできそう?」

「…そんな子どもじゃねーですよ」

「よし、よし。いつも通りのチャンミンになったね~」

馬鹿にしたように頭を撫でるその手を振り払い、わざとらしく”酷いっ”と言いながらうなだれるジンにそっと微笑んだ。

「ありがとう、ジニひょん」

「できた彼氏でしょ~?」

「そういうことを言わなければね」

にっとこれ見よがしな笑顔を作り、フローリングへ直に胡坐をかいて僕を見上げる。

なんか、犬みたいだ。

視線を合わせるように屈みこみ、その頭を撫でる。

ありがとう、なんてそんな言葉じゃ足りなくて、でもそれ以上の言葉も出てこなくて。

いまの僕にできる、精一杯のの感謝の気持ち。

「行ってきます」

「うん、行ってらっしゃい。なんかあったら電話するんだよ~?すぐ飛んで行くから」

「そんなヒマあったら勉強してさっさと大学卒業したらどうですか?」

優しい言葉に嫌味を返せば乾いた笑い声が響く。

でもそれも数秒の出来事。

すくっと立ち上がり、ジンはいままで見たことがないくらい大人びた微笑みを浮かべた。

「そうだね。目的もできたことだし、そろそろ卒業しようかな?」

「え…?」

どういうことかと問いかける間もなく、そっと背を押された。

いまやるべきことは、彼の元に戻ることだと暗に示すように…。



20へつづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

真っ直ぐと(まわり見えないとも言います)廻り道(だって、大人だし・苦しいし)の二人ですね。。。

二人がお互いに寄り添えるには、もう少し時間が要りますか??

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

y◇mi 様

ホント、両極端なふたり…。
なんだかふたりの心が空回りしているような…(;´・ω・)
早く幸せにしたいんですけど…って、葉月次第!?
が、頑張ります('◇')ゞ

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

付き合っちゃった…のかな~…?
どっちにも取れる曖昧なお返事(;´・ω・)
さぁ、どっち!?

ジンはとってもいい人。
優良物件♡
チャンミン君はどうするのかな~?
ユノ様はどうするのかな~??
今後の二人の動向をお見逃しなく(´∀`*)ウフフ

リクエスト、お待ちしてますよ~!
どんな無茶ぶりが来るのかとちょっと心配ですが(笑)

コメント

Re: タイトルなし

か◇みん 様

す、すみませんm(__)m
いや、ありがとうございます…かな?
そこまで感情移入してくれるなんて(ノД`)・゜・。

チャンミン君の決断は…さぁ、どっち!?
ユノ様、急いでーーーっ!
早く気づいてーーーっ!
…って、葉月次第でした(;´・ω・)

コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

ジンのところへ避難しちゃいました。
完全、チャンミン君ってばキャパオーバーです(>_<)
ジンとユノ様を足して2で割るとちょうどいいんですけど…(;´・ω・)

コメント

Re: 強敵!!

K◇O 様

強敵現るΣ(・ω・ノ)ノ!
でも、実際こんな人がいたら…なびいちゃいますよね~…(;´・ω・)
え?私だけ??
だって、全部を知ったうえで受け入れてくれる人なんてそういないっすよ!?
チャンミン君の心が試されてる?
いや、ユノ様か?
う~ん…ちゃんと終われるか不安になってきた(>_<)

コメント

Re: タイトルなし

あ◇まい 様

何回も読み返していただけたんですか!?
ありがとうございますm(__)m

でも、まさにそんなカンジだと。
チャンミン君にとってのお兄ちゃんはジン。
ジンと相対している時のチャンミン君がユノ様。
大きな違いは血縁関係があるか、ないか。
でも、それが一番大きな壁なんですよね~…。
チャンミン君とユノ様は乗り越えられるのかな…?

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.