雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Love in the ice 39


Love in the ice 39



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いったい、僕とユノの関係はなんなんだろう…。

半ば強引に肉体関係を持ち、どっちつかずなまま週末泊まりに来ては僕を求める。

もちろん嫌ではない。

でも、僕からどうこうすることもない。

求められれば断れないから、ズルズルとそんな関係を続けている。

ゆえに、距離感や関係性があやふやになっていた。

そうなっているのは、偏に僕のせいだけど…。

「チャンミン先生」

ぼうっとユノと僕との関係を考えていると不意に名前を呼ばれた。

ビクっと身体を揺らし、立ち上がった反動でイスが見事に後ろへとひっくり返る。

慌ててイスを元の位置へ戻し、顔を上げた。

「ヒチョル先生…」

こうして面と向かって顔を合わせるのは、あの夜以来だった。

元々僕はこの社会科準備室でひとり過ごすことが多く、別段話すこともなかったから。

「ちょっといい?」

「あ、はい」

立ち話では失礼だとイスを薦め、コーヒーを差し出す。

長机を挟んで斜向かいに座り、僕はいつになく真剣な表情でいるヒチョルを見つめた。

「あの、何か…?」

「…」

無言に耐えかねて質問を投げかければ、、ヒチョルは持っていた書類を1枚僕へと差し出した。

躊躇っているとあごをしゃくり、見てみろと促す。

「…失礼します」

ヒチョルの手からA4サイズの紙を受け取り、視線を落とす。

それは先日行われた中間考査の結果。

担当クラス全員の名前が記され、その脇には各教科ごとの点数や学年順位等詳細が小さな文字で事細かに記されていた。

「これが、どうかしたんですか…?」

「チョン・ユンホ」

その名前に心臓が跳ね上がった。

止まるんじゃないかと錯覚するくらい。

「順位、かなり落ちてる。受験生だってのに…」

動揺を抑えながら紙面に視線を落とす。

チョン・ユンホ、その名前の記された欄を見ると確かに総合順位が落ちていた。

過去の順位を見れば10位以内。

でも、最新の順位は31位となっていた。

「ウワサで、ここにちょくちょく出入りしてるって聞いたけど…どうなの?」

「…」

即座に答えることはできなかった。

まさかそんなウワサが広まっているなんて思っていなかったし、こんなに成績が落ちているなんて予想もしていなかったから。

「なんか思うところがあるみたいだな」

「…」

やっぱり、隠し通すのはムリだ。

「チョン・ユンホは、僕の弟なんです」

「は?」

「両親が幼い頃に離婚して、僕は父に引き取られて、ユノは母に引き取られました。まさかこの学校にいるなんて思わなくて…黙っていて申し訳ありません」

「あ~…なるほど、そういうことか…」

ここに通いつめているという理由はこれで筋が通る。

でも、成績が落ちている理由にはならない。

「プライベートでも逢ってんの?」

「たまに…ですけど」

ウソをつかなければならないのが、心苦しい。

「まぁ、兄弟ってんなら仕方ないけどほどほどにしとけよ?それと、兄貴なら余計にちゃんと勉強させろ」

「はい」

「何に現抜かしてんだか知らねぇけど、いまは大事な時だ。わかんだろ?」

「…はい。ユノには、ちゃんと言い聞かせます」

順位が落ちた理由なんて、ひとつしかない。

僕のせい。

やはり、僕はユノのそばにいるべきではないんだ。

心揺れている場合じゃない。

「それと、兄弟ってことはとりあえず聞かなかったことにしとく」

「え…?」

「この前の詫びだ。じゃあ、頼んだぞ?」

振り返ることなくひらひらと手を振りながら去っていくヒチョルを半ば呆然と見送り、残された順位表を見つめた。

もう、ため息しか出てこない。

すでに足枷となっている自分を現実として突きつけられ、ただただ切なくなる。

ユノのためにできることはひとつだけ。

うやむやなままの関係を終わりにして単なる兄弟に戻る。

それしかない…。

腹を決めたその時、まるでタイミングを計ったようにユノは現れた。

いつもと同じ笑顔を浮かべ、我が物顔で堂々とこの場所へ入室してくる。

「チャンミナ、腹減った」

言うならいましかない。

先延ばしにしてしまったら、苦しむ時間が増えるだけだから。

だから、いつもはその言葉とともに弁当を広げるテーブルの上に、ヒチョルの残していった順位表を差し出した。

「なに?」

印字された文字へと視線を落とし、次第に笑顔が消えていく。

ユノも状況がわかったみたいだ。

「こ、これは、その…」

「…もう、僕の家に来ないほうがいい」

「え…?ちょ、ちょっと待てよっ!これは偶々で…」

「言い訳は聞かない」

偶々なんかじゃない、絶対に。

僕の家に入り浸り、過ごすことで確実に勉強する時間は減っている。

必然的に成績は落ち、こうして結果として現れた。

それだけのことで。

「明日から、ここにも来ないで」

「い、イヤだ!ちゃんと勉強するし、成績も落とさないようにするから!」

「もう、決めたことだから」

「チャンミナ!」

冗談じゃないと、認められないと、必死の形相で懇願するように僕の腕を掴む。

その手をしばらく見つめ、ゆっくりと解いた。

「僕がいるとユノはダメになってしまう。だから…もう、やめよう?」

「…」

「それが僕の答えだよ」

心が、引き裂かれるように痛んだ。

いまにも心臓が止まってしまうんじゃないかっていうくらい。

「お弁当は、教室で食べて?」

ふたり分のお弁当が詰まった袋を静かにテーブルの上へと置き、僕は部屋を出た。

きっと、いまにも泣きそうな顔をしている。

そんなユノを見てしまったら、絶対に手を差し伸べてしまうから。

だから僕は振り返ることなく去ることを選んだ…。



40へつづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうしましょう…。
ユノ様、大丈夫ですかね~…。
チャンミン君の決断は吉と出るか凶と出るか…"(-""-)"
束の間の甘々生活は早々に終了Σ(・ω・ノ)ノ!
さて、また甘い日々はやってくるのかな~…?
ってか、チャンミン君は大丈夫なのか?
たぶんダメでしょうね~(;^ω^)

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Re: タイトルなし

湯◇みん 様

チャンミン君、振出しに戻っちゃいましたね~(;^ω^)
ユノ様、本業を忘れちゃダメでしょ。
そりゃお兄ちゃん怒っちゃいますよ…。
あ、別に怒ってるワケじゃなかった(笑)
さてさて、どうなるのかな~( *´艸`)

コメント

Re: タイトルなし

あ◇まい 様

そんな、恐れ多い…。
あくまでも葉月の個人的な主観で、勝手な妄想なので(笑)
でも、依存だけの愛は長続きしない気がするんですよね~…"(-""-)"
やっぱり、一緒にいることで相乗効果を埋める関係じゃないと!
って、理想が高すぎるからいまだに独身貴族なんでしょうけどねwww
さてさて、このふたりはどうなるんでしょ~(´∀`*)ウフフ

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Re: あぁ😢

ペ◇マミー 様

短い甘々生活でしたね~(;^ω^)
またもや振出し。
でも、ユノ様がチャンミン君に現ぬかし過ぎて本業を忘れてたのがイケナイんですけど(笑)
とはいいつつ、チャンミン君がどっちつかずだったっていうのも一因か"(-""-)"
ユノ様、次はどんな手に出るんでしょうね~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

壁、増えちゃいましたね~(;^ω^)
ユノ様ったらチャンミン君に夢中になりすぎちゃいました(笑)
学生なんだから、本業と両立しないとね(´∀`*)ウフフ
まぁ、確かにチャンミン君がはっきりしてりゃここまでじゃなかたんでしょうけどwww
さて…どうなるかな~( *´艸`)
ヒチョルさん、久しぶりの登場でちょっと好感度アップ?

確かに、ソファに座るユノ様ってミロのユノ様にイメージぴったりかも♡
あ~…久しぶりにSpinningのMV見たくなってきた~♪

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