雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.2-28


MIROTIC ep.2-28



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



独り残されたソファの上でぐったりとしていた。

身体の芯に帯びた熱が冷めなくて。

「…」

ぬくもりの残る唇を指先で撫で、そっと息をつく。

疼きが収まらない。

「ユノのバカ…」

ひとりでさっさと出かけやがって…。

いったい、どうすればイイ?

僕がせがんだことではあるけれど。

仕事だってわかってるけど、綺麗な女性な人の元へ行くってわかっているから。

しかもあんなカッコイイ姿で。

だから、ちょっと嫌だったんだ。

もしもあの人が、ユノのことを好きになってしまったらどうしようって。

そして、もしもユノがあの人のことを好きになってしまったらって考えたら。

僕に勝ち目なんかない。

きゅっと、胸が締め付けられるように痛む。

たぶん、この先もこういうことが度々起こるんだろう。

僕はきっと、そのたびに切なくなる。

耐えられるかな…。

自信はないけど、でもユノが好きだから。

諦めたくない。

「…」

なんか、腹が立ってきた。

どうして僕がこんな想いをしなきゃいけないんだ?

まぁ、好きになっちゃったからなんだろうけど。

でも…なんか腑に落ちない。

やるせない思いを溜息として吐き出し、ゆっくりと身体を起こした。

とにかく、行かなきゃ。

ちょっと面倒くさいって思うけど。

でも、ユノのためだし。

何より、早く仕事を終わらしてくれないと、この先もユノはあの人のそばに居なきゃならない。

それは嫌だ。

両手で頬を軽く叩き、気持ちを切り替える。

カギを手に、部屋を出た。

待ち合わせに指定された場所は駅からほど近い場所にあるカフェテリア。

落ち着いた雰囲気の店はきっと彼女に合わせたもの。

店内を見回すも、まだユノの姿はない。

コーヒーを注文して席へと腰をおろし、頬杖をつく。

磨かれた窓ガラスの向こうをぼんやり見ながら、ユノの姿を探していた。

バカだな、僕は。

一緒に歩いてくる姿なんか見たって、傷つくだけなのに。

小さく息をつき、視線を手元へと落とす。

なんとなくストローの入っていた紙を指先で弄りながら時間を潰していると、来店を告げる鈴の音が響いた。

反射的に顔を上げれば案の定、腕を組んで歩いてくる姿があった。

美男美女。

誰が見てもお似合いだ。

また、ため息が口をついて出る。

「シムさん」

肩を落としていると、聞きなれた声が聴こえてきた。

でも、ユノはそんな風に呼んだことなんか一度もない。

ホントに別人みたいだ。

話し方も、笑い方も、佇まいも。

僕の知っているユノじゃない。

「初めまして、ペク・ドフンです。急にお呼び立てしてしまって申し訳ありません」

「いえ…」

「ジェシカさん」

胸がチクチクと痛む。

ユノが、僕以外の誰かを呼んだだけで。

あまり見たくないけれど顔を上げ、ユノの隣に立つその人を見つめた。

「…」

驚いた。

目を見開き、涙を流していたから。

そんなに僕に逢いたかった?

なんのために?

わからないけれど、そのままにはしておけない。

手を伸ばし、そっとその涙を拭う。

「やっと、逢えた…っ」

感極まったようにそう呟き、両手で顔を覆う。

一見、冷たい印象を抱かせる人だけど、ホントは繊細な人。

たぶん。

そんな彼女にユノがハンカチを差し出す。

「…」

ふと、視線が合った。

一瞬だけど。

その一瞬の眼差しが、なぜか怒りをはらんでいるように思えた。

なんで…?

「すみません。嬉しくて…。ずっと、探してたから…」

「…」

まだ涙がにじんでいるものの、彼女は顔を上げて微笑んだ。

少し幼く見えるその笑顔。

「初めまして。ジェシカ・チョンです。お会いできて光栄です」

「初めまして、シム・チャンミンです」

差し出された女の人らしい手。

指先が細く、爪の先まで手入れの行き届いたその手を握り返した。

そういえば、こうやって女の人に触れるのは久しぶりだ。

たぶん、彼女と別れて以来。

「立ち話もあれだから、とりあえず座って?ジェシカさんはコーヒーでいい?」

「お願い」

当然のようにそう告げ、僕の隣へと腰を下ろす。

さらりと背中に流れる長い髪。

細い肩。

やわらかそうな肌。

やっぱり、ユノにはこういう人が似合う。

そう思ったら、ちょっとヘコんだ。

「あの…」

俯いているとそんな声が降ってきた。

慌てて顔を上げ、ジェシカを見つめる。

「すみません。いきなりで、驚きましたよね…?」

「えっと…はい」

どう応えようか悩んだけれど、素直にそう告げた。

すると彼女は幼い笑顔を浮かべた。

「ずっと、お礼が言いたかったんです。二度も助けていただいたのに、お名前もわからなかったから」

「いえ、お礼なんて…。たまたま、通りかかっただけですから」

「偶然が2回重なったら、もう偶然じゃないと思います」

「…」

熱のこもった視線が、何かを予感させる。

まさか、ね。

ないない。

ユノならまだしも、僕なんてそこらへんにいくらでも転がってるような人間だし。

「チャンミンさんは…私のこと、どう思われますか…?」

ついさっき否定した予感がまた脳裏をよぎる。

どうすればいいんだろう…。

そういえば、細かいところは全く打合せしていない。

まさかこんな事態に陥るなんて、僕はもちろん、ユノも思っていなかったっていうこと?

困った…。

言葉に詰まっていると、視界の隅に映り込む。

視線を持ち上げると、そこには険しい表情をしたユノが佇んでいた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、実は自信なさ男でした(笑)
こんな可愛くて、美人な男子、他にいないんですけどね~(´∀`*)ウフフ
ある意味、ユノ様のが大変www
ジェシカ嬢、どうすしましょう?
チャンミン君はどうするのか?
とりあえず、ユノ様に頑張ってもらいましょ~(≧▽≦)

ちゃんとコメント届いてますのでご安心くださいませm(__)m

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Re: タイトルなし

蘭 様

ふたりして嫉妬してます(笑)
意外と鈍感なチャンミン君でした(;^ω^)
さてさて、どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

意外と鈍感なチャンミン君でした(笑)
無自覚なイケメンってタチが悪いですね~(;^ω^)
ユノ様が不憫…。
一応葉月的チャンミン君の設定としては、高根の花すぎて誰も声をかけられず、モテないと間違った解釈をしている男の子ですwww
優しいからまたモテちゃうんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
そりゃユノ様じゃなくても怒ります。
さて…チャンミン君、どうするのかな~??
そしてユノ様は??

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Re: タイトルなし

湯◇みん 様

今度はチャンミン君が鈍感なご様子(笑)
ジェシカ嬢、立場がありません(;^ω^)
ふたりとも、そんなしないでも大丈夫ですから~…てね(´∀`*)ウフフ

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