雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Spinning 46

Spinning 46

Y side

「それ、本気で言ってんの?」

大学時代から通っているこの店。

予約せずとも個室へと通され、乾杯してすぐに本題へと入った。
状況をすべて説明し終わり、彼はそう問い返した。

「お前、自分の首絞めることになるんだぞ?お前だけじゃない、親父さんも、下手したら会社も」

「わかってる。会社はオレがなんとかする」

意思は揺るがない。

チャンミンのためにできること。
そばにいなくとも支えることはできる。

「なんとかするって、お前なぁ…。そんな簡単なコトじゃねぇだろ?信用を失うってコトだぞ?しかも、あのお嬢さんの家を敵に回すってことは…」

「わかってる。心配は要らない。やると言ったら、やる」

もしも、これのせいでオレの会社が傾くことになったらチャンミンは責任を感じ、絶対にオレの元には戻ってこないだろう。

二兎を追うものは一兎も得ずというが、オレはどちらも譲るつもりはない。
再び、チャンミンとともに生きるために。約束を果たすために。

「ホントにお前は…」

呆れきった表情で、深いため息をつく。
そんな親友に苦笑浮かべ、そっと肩に手を置いた。

「頼む」

「この、頑固者。どうなったってオレは知らねぇからな?」

オレたちのやり取りを黙って聞いていたドンワンは目を伏せ、そっと微笑んだ。
すべてを受け止めるように。

「悪いな?ドンヘ」

「ひとり清々しい顔しやがって…。ホント、ムカツク」

ここぞとばかりに文句を連ね、散々なことを言う。
でも、オレが一番信用している男だ。

私利私欲に惑わされず、依頼を遂行し、かつ完遂する。
公正な目で、権力に靡くことなく真実だけを追い求める姿は驚くほどストイックだ。

「そろそろ本題に入っていいか?」

微妙な空気を正確に読み取り、ドンワンはそう切り出した。

「その前に、ひとつだけ」

「…?」

「チャンミンにはオレのことは黙っておいてくれ」

もしもオレが関わっていると知れば、きっとまた思い悩んでしまうだろう。
これ以上、オレのせいで苦しませたくはない。

唯一、それがいまのオレにできること。

「約束、してくれるか?」

「…わかった」

応じたのはドンワンだった。

いまのチャンミンの状態を知っているからこそだろう。
ドンヘはわけがわからないと肩を竦め、息をつく。

「さっぱりお前の考えてることはわからん」

「…だろうな」

「でも、まぁ…お前が言うならそうするよ。きっと、そのほうがイイんだろ?その子にとっては」

文句は多いが、誰よりもオレのことを理解してくれている。

素直に感謝の言葉を伝えれば気持ち悪いと言う始末。
いつも通りの対応が、逆に、オレにとってはありがたかった。

「じゃあ、あとはふたりで話してくれ」

「え?お、おい!」

立ち上がったオレをドンヘが慌てて引き留める。
さすがにドンワンも驚いているようで、目が見開かれていた。

「オレにはオレのやるべきことがある」

あくまでも裏方でありたかった。
これはチャンミンの戦いで、ひとりで戦うと決めたことだから。
オレを巻き込まないためにチャンミンはオレの元を去ったのだから。

だから、オレはオレのやり方で再び一緒の道を歩けるように、その未来のために動かなければならない。

「ドンヘ、ドンワンさん、チャンミンをよろしくお願いします」

「…」

深々と頭を下げ、呆然とするふたりを残してオレは店を後にした。

見上げれば月が淡い光を放っていた。
その優しくも儚い姿が、チャンミンを思い出させた。

「チャンミナ…」

いま、どこにいるのだろうか。何を想っているのだろうか。

泣いてはいないか?悲しんではいないか?

話したいことがあってもいまは話すことさえできないけれど、もう一度話せると信じてる。

いつか、再び廻り逢えると…。

第三章 完。



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コメント

自分でもびっくりの、
深いためいきをついてしまいました。
大事なものを守るための男の闘いがはじまるのね。

コメント

Re: タイトルなし

723621mam 様

大事な戦い、だいぶすっ飛ばして書いてしまいました…(ノД`)・゜・。
それを書いてしまうと長くなってしまうので…。
でも、ユノの決意を感じていただけたなら幸いです♪

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