雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 11


Your Man 11



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いきなりぶっ倒れられた。

反射的に手を伸ばして抱きとめたはいいけど…痛い。

見事にコケた。

「…」

これで2度目…?

顔色が悪いのは一瞬でわかった。

でも、倒れるとはまさか思わないし。

そして、倒れたその人は僕の心配なんて気にも留めない様子で豪快ないびきをかいている。

ありえない…。

とりあえずと身体を起こし、深く息をついた。

両腕を掴んで引っ張り上げて、またふとんへエスコート。

ちょっと乱暴に落としてみても起きやしない。

相当深い眠りについているらしい。

そんなに必死にならなくてもいいのに…。

何気なく手を伸ばして、頭をなでた。

「ん…ちゃみ…」

「…」

どんな夢見てんだか…。

ホントに、呆れる。

でも、なぜか微笑っている僕がいた。

とりあえず弁当をいつもどおりふたつと思ったけど、またもやたまご焼きがびっしり入っているそれが目に入った。

今度はタッパ入りだ。

最初からここで食べさせるつもりだった?

まぁ、いい。

それならばとふたつ掴んでいた弁当をひとつにし、たまご焼きとともにユノの元へ戻る。

箸を手に両手を合わせ、いただきますと呟く。

「…」

結構、味が近くなってて驚いた。

もう食べることができなくなってしまった、母の味に。

味わうようにひとつひとつ食べ進める。

家に帰ってもだらだらするだけだと、夕飯を終えてからもしばらくその傍らにいた。

ただ、ぼーっと。

「あれ…?」

不意にわいたその声に振り返れば、ユノの妹が佇んでいた。

「お邪魔してます」

「おっぱは?」

「ご覧の通り、爆睡中」

とりあえず、妹が帰ってきたならここにいる必要はない気がする。

「ちょっと!おっぱ、起きなさい!」

「…」

いきなり起こそうとするから、慌てて引き止めた。

「寝かせてやって?」

「でも、もうバイト行かなきゃ行けない時間だし…」

「駅前の屋台?」

なんで知ってるのかと驚く表情。

どうやらこの兄妹はどちらも顔に出やすい性質らしい。

「心配しないで大丈夫だから」

「…」

きょとんとした顔。

どういう意味かと尋ねているのは明らか。

僕自身、戸惑っているんだ。

でも、仕方がない。

「おやすみ」

そう告げ、店を後にした。

いつもなら右に折れる通りを左へ進み、駅と戻る。

その道すがら、昨日見たその人が佇んでいた。

「こんばんは」

「…?」

「今日、ユノの代わりに僕でもいいですか?」

店でフロアを担当していたこともあるし、できないことはないはずだ。

それに、明日は休みだし。

メニューもさほど多くなく、金額も覚えやすい。

ある程度はできるだろう。

「坊主はどうした?」

「寝不足で倒れて、いま寝てます」

「そうか」

なぜ、とは聞かずに店主は前掛けを差し出してきた。

僕もまた無言のまま受け取り、腰へと巻く。

「いらっしゃいませ」

まさか、仕事が終わった後でまた仕事するはめになるとはな…。

オーダーを取って、それを伝え、出来上がった商品を運ぶ。

うちの店より楽かもしれない。

客足がなくなり、休憩も兼ねて腰を下ろしているとその隣へ店主がやって来た。

「べっぴんさんは坊主より覚えも早いし、動きもいいな」

「べっぴんさんって…僕、男なんですけど」

「んなこた見りゃわかる。坊主の片思いの相手だってことも聞いた」

誰かに言うことに躊躇いはないのか…?

同性の恋人なんて、そうそう認められるものじゃないし、理解してくれる人だって少ないのに…。

「たまご焼きがうまく作れたら考えてくれるって言ったから、頑張るってな」

「…」

「オレにコツまで聞いてきやがった。もちろん、畑違いだって言ってやったけどな」

本人は笑ってるんだろうが、なんだか迫力がある。

一歩間違えたらヤクザみたいだ。

「なんでたまご焼きなんだ?」

「…」

なんか、イメージが違う。

僕の勝手な印象だけど、無口だと思ってた。

「僕の母が、とても料理音痴だったんです。まぁ、マズくはないんですけど、ウマくもない」

「坊主んトコの弁当にそっくりだな」

どうやら食べたことがあるらしい。

「でも、たまご焼きだけはおいしかったんですよ。だから、です。それを条件にしたのは単に思い付きですけど」

「本気で付き合う気はあるのか?」

「どうですかね…。正直、僕も戸惑ってます」

「だろうな」

ユノの肩を持つでもなく、僕の気持ちも汲んでくれる。

強面だけど、いい人だ。

ユノが懐いているのもわかる気がする。

「まぁ、急ぐ必要はねぇ。お前も坊主もまだ若いんだ。時間はたっぷりある」

「そうなんですけど、ユノは急いでるみたいですね。寝る時間を削ってまでたまご焼き作ったりして」

「坊主は不器用で、真っ直ぐだからな」

ホント、真っ直ぐすぎだ。

生きていて疲れないんだろうかと、心配になってしまう。

もちろん、僕が勝手に心配をしているだけなんだけど。

「うどん、食ってくか?」

「いいんですか?」

「あぁ」

そしてなぜか、閉店間際の屋台で、ふたりで並んでうどんを食べた。

特にそれ以上何かを会話するわけでもなく。

ゆっくりとした時間に身を任せるように。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

もう、ある種の病のような…(;^ω^)
この先、大丈夫なのか?
逢いたくて仕方なくて待っていたのに、逢った途端爆睡zzz
困ったさんです(笑)
でも、だんだんとチャンミン君の気持ちも動いてきてますからね~( *´艸`)

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Re: ちょっとずつ 近づく想い♡

K◇O 様

一生懸命すぎますね~…。
ホント、必死すぎて涙が出る(T_T)
チャンミン君、早くユノ様を助けてあげて~(>_<)

バイト先の名もなきおっちゃん。
いい味出してます(笑)
うどんは奥が深い!なんちゃって~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

湯◇みん 様

最強のお株を奪われているみたいです(笑)
まぁ、あんだけグイグイ来られたらペース配分なんてできないですよね~( *´艸`)
しかし…ユノ様、倒れすぎwww

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノペンの方に好きと言っていただけるとはΣ(・ω・ノ)ノ!
ちょっと、イタいキャラなんで大丈夫かと不安だったんです!
よかった~(´▽`*)

しかし、ユノ様ったら倒れてばっか(笑)
それだけ好きってことだし、心を許している証拠なんでしょうけどwww
そろそろ免疫を付けていただかないと(;^ω^)
チャンミン君が代打でバイト中、ユノ様は爆睡中zzz
気づいたとき、ユノ様どうしちゃうんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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うどん屋の大将がいい味出してますね!(*^^*)
一生懸命なユノかわいいです。
ユノ頑張れ!

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Re: タイトルなし

??? 様

名もなき登場人物ですが、なかなかいい味出してます( *´艸`)
ユノ様、一生懸命すぎて若干壊れ気味ですが(笑)
とりあえず頑張ってもらわないと~(≧▽≦)

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