雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 14

こんばんは、葉月です。

拍手コメのお返事を失礼いたしますm(__)m


ゆ◇っくま 様

顔面リトマス紙、健在です(笑)
どうやら、過去に共通点がある模様。
ただただギャグで終わらないのが葉月ですからね~(´∀`*)ウフフ
さて、どうなっちゃうんでしょ~かっ!?


Your Man 14



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



まさか、同じ事故の遺族だったなんて思いもしなかった。

偶然という言葉では片づけられない気がして。

運命…?

困ったように笑うチャンミンをただ茫然と見上げていた。

なぜかその姿が滲んでく。

なんでだ…?

そこでようやく泣いていることに気づいた。

おかしいな…。

もう、父ちゃんのことも、母ちゃんのことも、もう気持ちの整理はついたはずなのに。

「ゴメンね…?」

「な、なにが?チャンミンが謝ることなんて…」

「あるんだよ」

涙を拭って、もう一度顔を見上げてみれば、なぜか壊れそうな笑顔があった。

「もう、逢わないほうがいいかもしれない」

「え…?な、なんだよ、いきなり…」

「…せっかくユノのために料理作ったんだ。温かいうちに食べて。じゃあ」

状況が整理できないまま、去っていく背中をただ茫然と見送ることしかできなかった。

なぜか、足が動かない。

遠ざかっていく背中が拒んでいるように思えて。

「…」

いつの間にか見えなくなった背中。

消化しきれない感情を胸に抱いたままゆっくりと歩き出した。

「おっぱ!ものすごくおいしいよっ!チャンミンさん、すごいっ!」

「…」

「おっぱ?」

ゴメン、ってなんだ…?

意味がわかんない。

「そういえばおっぱ、追悼式の案内が来てたわよ?」

「…」

「もう、4年も経つのね。お父さんとお母さんが死んじゃってから」

来月で丸4年。

いろんなことがあり過ぎて、時間の感覚がない。

忘れようと、必死だったから。

でも、いまはそれどころじゃない。

頭はチャンミンのことでいっぱいで、心もチャンミンで埋め尽くされていて。

「おっぱ、食べないの?」

「食べる」

胡坐をかいて座り込み、箸へと手を伸ばす。

なんか、箸で食べる料理じゃないとは思いながら。

「うま…っ」

いままで食べたどの料理よりもおいしい。

こんなうまいメシが作れるのに、わざわざいつもオレの店で弁当を買っていく必要があるのか?

絶対、ないだろ。

米一粒残さず食べ終わり、皿を洗う。

すっかり寝坊してしまったから、いまから仕込み。

だけど、いまから弁当作っても売れる気がしない…。

いつも余っちゃってるし。

でも…。

「チャンミンの分だけ作るか」

お礼したいし。

オレの弁当でお礼になるのかはわからないけど。

でも、これくらいしかないし…。

それに、たまご焼きもあともうちょっとって言ってもらえたし。

頑張らないと。

冷蔵庫からたまごを取り出し、ボウルへと落とす。

もう、生活の一部みたいになった行動。

けれど、ぞの日チャンミンが店に来ることはなかった。

次の日も、その次の日も。

何かあったのか…?

でも、連絡先もわからないし、家も知らない。

わかったことと言えば、職業がシェフだったっていうことくらい。

どこの店で働いているのかもわからない。

日増しに不安が募り、仕事も手につかない。

食べてもらえなかったたまご焼きは日々ゴミ箱の中。

今日ももまた、ゴミ箱行き。

「チャンミン…」

なんで…?

両親の話をしてからだ。

あの事故で死んだと告げたあの瞬間から、何か大きな壁が立ちはだかった。

見えない壁が、オレたちの間に。

そんな悶々とした気持ちのまま迎えた追悼式。

もしかしたらチャンミンがいるかもしれないと思って。

慣れないスーツに身を包んで、きょろきょろと辺りを見回す。

でも、見つからなくて。

追悼記念碑の前に花を添えて、祈りを捧げて開けた視界の隅にその姿は映しだされた。

頭を下げる、その姿が。

「…」

瞬間、思い出した。

列車を運転していたその人の名前を。

シム・ドンシク。

まさか、という思いと、あの日チャンミンが言った”ごめん”という言葉が繋がる。

人の波が引き、ひとりうつむいたまま立ち尽くすチャンミンを見つめ、引き寄せられるように足を向けた。

「チャンミン」

「…」

呼びかければかすかに微笑み、頭を下げた。

「必要ない」

その言葉に、中途半端なまま止まる。

だって、そうだろ?

チャンミンは関係ない。

オレと同じ、この事故で家族を失った仲間だ。

「チャンミン。顔、あげて?」

「…」

オレの言葉に従うように、ゆっくりと顔が持ち上がっていく。

暗く、影を落とした瞳はいまにも泣き出しそうに濡れていて、でも懸命に感情を押し殺している。

「同じだよ。オレも、チャンミンも」

「…」

「だからさ、ちゃんとたまご焼き食いに来いよ。いっつもゴミ箱行きでもったいねぇ」

「…」

何も話さず、ただ受け止めるみたいに微笑んでいるだけ。

いまにも壊れそうなその姿。

守ってやりたいって、力になりたいって、ホントに思った。

ただ好きっていうだけじゃなくて、愛してるって。

まだなんにもチャンミンのこと知らないのに。

でも、本気なんだ。

オレが欲しいのはチャンミンだけ。

チャンミンの特別になりたい。

「ユノは、恨んでないの…?ご両親を奪った僕を」

「なんで?チャンミンじゃないだろ?関係ない」

「…」

「オレは、チャンミンが好きだ」

迷いなんかない。

ただ、それだけのこと。

心のままに想いを伝えれば、かすかに和らいだ。

表情も、雰囲気も。

「あの日、父さんは浮かれてたんだ。たぶん。母さんを乗せてるから」

「…」

「ずっと乗りたがってた高速鉄道で、初めて母さんを連れて行けるって。父の、夢だったから」

ひとりで、ずっと闘ってきたんだな…。

チャンミンも被害者なのに、でも加害者だと思ってる。

遺族にとっては、責める対象がいることで心の安定を保ってるんだろう。

気持ちはわかるけど、間違ってる。

「チャンミン」

「…?」

首をかしげるチャンミンの手を取って、走り出した。

「ちょ…っ!?」

「飲み行こうっ!」

なんかしてあげなきゃ。

チャンミンのために何ができるかなんてわかんないけど。

オレ、めっちゃ酒弱いけど。

こういう時は飲んで、騒いでってやれば少しは気が紛れるんじゃないかって。

安直だけど。

でも、何もしないなんてできない。

たって、オレはチャンミンが好きなんだ。

好きな人が落ち込んでんだから、どうにかしてあげたくなるだろ?

誰だって。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

まったくブレないユノ様(笑)
もう、堕ちるしかないってカンジですね~(´∀`*)ウフフ
どんなに可愛くても真っ直ぐで心が広いところはリアルと同じ♡
ひょんなことからデートみたいになってますが…どうなるのかな~( *´艸`)

ハッピーボックス届いたんですね!
ウワサだとTIMEのグッズだとか??
楽しみに待ってま~す(≧▽≦)

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Re: したくなるぅ

夢◇ 様

ユノ様なりに精一杯チャンミン君を励ましてるご様子。
嬉しいかどうかの判断はチャンミン君にしかわからないけど、でも迷惑ではないですよね~( *´艸`)
だって、チャンミン君もユノ様のこと意識してるっぽいし(笑)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

可愛さだけじゃなく、カッコよさも持ち合わせてました♡
やっぱりユノ様はカッコ可愛く~( *´艸`)

絶対、ユノ様の言葉にチャンミン君は救われたはず!
これで堕ちないワケがない(´∀`*)ウフフ
ギャグでもスパイスは入れ込んでいきますよ~♪
何しろドSなんで(笑)

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Re: 前向きなユノ☆

K◇O 様

ふたりの共通点はまさかの辛い過去でした(笑)
チャンミン君、そりゃショックですよね~…"(-""-)"
惹かれ始めていたのに。
でも、ユノ様はここでもやっぱり前向き(≧▽≦)
この状況で一緒に飲み行こうなんて、なかなか出てこないですよ~( *´艸`)
もう、チャンミン君も堕ちちゃうしかないんじゃないかしら!?

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Re: 頑張って

ペ◇マミー 様

運命はどうやら複雑なようです(笑)
でも、ユノ様の言葉にチャンミン君も癒されたのでは!?
ホント真っ直ぐすぎ♡

ちなみに葉月は根っからのドSですwww
って、いまさらですよね~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

カッコ可愛いユノ様♡
辛い過去があるにもかかわらず、それをおくびにも出さず明るく元気!
そんなユノ様にチャンミン君は絶対に堕ちるはず( *´艸`)
あともうひと押し!
ユノ様、頑張らないと~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

湯◇みん 様

何しろ、葉月の妄想なんで(笑)
ギャグでも締めるところは締めますよ~(´∀`*)ウフフ

こんな時だからこそ、ユノ様の真っ直ぐさとか明るさが活きる!
ユノ様の言葉に、心に、きっとチャンミン君の気持ちが・・・( *´艸`)

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