雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 20


Your Man 20



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



難しい…。

食べたことのない味を再現するっていうのはかなり難易度が高い。

かといって、見本をといってももうそのたまご焼きを作れる人はいなくて。

チャンミンの記憶の中にしかその味は留まっていない。

だったら自分で作れって言いたいところだけど、それを言ってしまったら本末転倒。

それに、オレも作りたかった。

チャンミンが求める味を再現して、それで、笑顔にしてあげたい。

「ん~…」

あとは、隠し味だよな…。

なにを入れたらいいんだろう。

たぶん、チャンミンが求めてるのはオーソドックスなタイプだから、具材とかではない。

ホントに何か、少しだけ足すだけだと思うんだけど…。

でも、あとちょっとって言われてもどうしたらいいんだか。

せめてなんか、ヒントでもくれればアレンジのしようもあるんだけどなぁ…。

「…」

そうだ。

聞いてみりゃいいんだ。

せっかく連絡先交換したんだし。

意気揚々と携帯電話を取り出し、今朝交換したばかりの番号を見つめて思わずにやける。

仕事中だから、電話はマズイよな…。

なんて思ってたのに、愛しさを堪えきれずなぞった指先が発信ボタンを押していた。

慌てて切って、あたふた。

「ど、どうしよう…」

とりあえず大丈夫だって、なんでもないって連絡を…。

「!?」

って思ってたら、手の中で携帯電話が震えだす。

画面にはチャンミンの名前が浮かんでいて、思わず肩を落とした。

『ユノ?』

「ご、ごめん…。メールしようと思ったら、電話してた…」

素直に謝罪すればかすかに笑う声が聞こえる。

『何かあった?』

「あったっていうか…その、何が足りないのか聞きたかっただけなんだけど…」

まさかそんなくだらないことで電話したなんて、怒るかな…?

やだな…。

電話番号交換したばっかで怒られたら、もう電話できなさそう…。

『足りないっていうか…食感が違うんだ。なんていうか…もうちょっと柔らかいカンジ?味はほとんど一緒なんだよ』

怒られなかっただけでも喜ばしいのに、ちゃんと答えてくれたことが嬉しかった。

一気にテンションが上がる。

『ユノ、聞いてる?』

「き、聞いてるっ!食感だな!?」

『そう。もう少し滑らかで、柔らかくて、ふわふわしたカンジ』

ふわふわ?

口当たりが滑らか?

「う~ん…」

『少し水か牛乳を入れてあげれば口当たりは滑らかになるかな…?あの柔らかさだけは、僕もいまだにわかんないんだ』

「なんか入れんのかな…」

でも、柔らかくしてくれて、味が変わらないものってなんだ…?

まぁ、入れすぎなきゃある程度は変わらないとは思うけど。

「…って、ゴメン!仕事中だよな!?」

『まだ始業時間じゃないから大丈夫だよ。スタッフルームでぼーっとしてただけだから』

なんか、ぼーっとしてるチャンミンって想像つかない。

考え事してるってんなら想像つくけど。

『ユノは?』

「へ?」

『ユノは何してたの?たまご焼き製作中?』

何をしていたのかと問われたなら、チャンミンのためのたまご焼きを考えてただけ。

つまり、チャンミンのことを考えていたに等しい。

恥ずかしい…。

思わず厨房でそのまま蹲った。

オレ、ホントどんだけチャンミンのこと好きなんだ…?

ついさっき見送ったばっかなのに…。

『僕のことでも考えてた?』

まるで思考を呼んだような考え方に、勢いよく頭を上げれば思い切り金属製の作業台に頭をぶつけた。

ゴンという音が響く、視界がチカチカ。

『いい音したけど大丈夫?』

「だ、だいじょばない…っ。いって~…っ」

手を伸ばしてそっと触れてみれば、大きなたんこぶ。

じんじんと痛む。

『ユノはおっちょこちょいだね』

違う、って言いたいけど、言えない。

だって、オレってばチャンミンの前ではものすごく情けない姿ばっか見せてる気がする。

頭ぶつける、倒れるはもう当たり前だし。

きっとチャンミンの中でオレは完全間抜けな人間になってる。

間違ってないけど。

『あ、そろそろ行かないとだ。もうこれ以上ケガしないように気をつけて』

「あ…っ」

『どうかした?』

もっと声が聞きたい。

できることなら、逢いたい。

さっき見送ったばかりなのにバカだろうって思われても、なんか無性に逢いたくなった。

「きょ、今日…」

『今日?』

「うどん、食いに来る…?」

きっかけなんて、それくらいしかない。

誘い文句だってそんな気の利いたこと言えない。

『ユノが素直に逢いたいって言ってくれたら、行ってあげる』

イジワルだ…。

そんな恥ずかしいこと、言えるわけがないじゃないか。

でも、どんなに恥ずかしくても、逢いたいという気持ちは諦め切れそうにない。

なんか、日増しにどんどん好きになってってる気がする。

「あ、いたい…」

『うん、わかった。じゃあ、仕事が終わったら行くね?行く前に連絡するから』

勇気を振り絞って囁いた想いはすぐに叶えられた。

なんだ、大したことないんじゃん。

ちょっと恥ずかしいけど、でも笑わずに受け止めてくれた。

「ま、待ってるっ!」

気持ちが勝ってそう告げれば、かすかに笑う声。

揶揄するではなく、優しいその声がなんか照れ臭い。

どんどん、変化してる。

チャンミンを好きになってから、いままで言ったこともないような言葉を紡いで、バカみたいな行動をして。

でも、それでも好きなんだ。

幸せなんだ。

そばにいられるだけでこんな幸せなのに、もしも恋人になれたらオレはどうなっちゃうんだろう…。

もっとバカになるのかな…?

1日中チャンミンのことばっか考えて、なんにも手につかないくらい。

…いまも大して変わんないか。

だって、1日の大半をチャンミンのことばかり考えて過ごしてる。

逆に、考えていない時間を探すのが大変なほど。

『じゃあ、また後でね?』

「うんっ」

その約束があれば、今日も1日頑張れる。

電話を切って、しばらく声を届けてくれた携帯電話を握り締めていた。

頑張ろう。

あともうちょっと。

そしたら、その先にはもっといまよりも大きな幸せがあるような気がするんだ。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

何が足らないんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
当たったらご褒美をあげないこともないかも…?(笑)
チャンミン君、悠長に構えてますが、横からかっさらわれないとイイですね~( *´艸`)

初めてのお電話は甘々♡
やっぱり、直接会って、イジメて反応を愉しまないと~www

練習しなくても上手だったじゃないですか!
これ以上うまくなっちゃイヤ~(>_<)
葉月はもう練習に行く時間もないっす…(泣)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

すっかりラブラブですね~♡
まだ付き合ってもいないのに(笑)
チャンミン君のイジワルにもめげないユノ様(≧▽≦)
しっかり、約束を取り付けたというか、チャンミン君の手の内で弄ばれているというかwww

たまご焼きの隠し味はなんなんでしょうね~( *´艸`)
当たったら、スゴイ!
かなりの料理通だと思います!!

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

何を入れればイイんでしょうね~( *´艸`)
皆様、気になってくれているようでちょっと嬉しいです(笑)
当ててみてください♡

まさかの後付けなんですよ~(´∀`*)ウフフ
ちなみに、このお話の中のユノ様の店名は”ちょん食堂”ですwww
最後まで悩んだんですけどね~。
”ちょん食堂”って結構インパクトのある名前だから(笑)
でも、あまりにもYour Manの歌詞がぴったりだったんで、変更しました(≧▽≦)

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Re: もぅ❤

ペ◇マミー 様

ホント、羨ましいくらい前向きです♪
こんな人に廻りあえたら幸せですよね~( *´艸`)
それがユノ様やチャンミン君みたいな超イケメンならなおさら♡
ま、まずないですけどね~(;^ω^)
妄想の世界で心満たすしかない、ってカンジでしょうか(笑)

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Re: タイトルなし

湯◇みん 様

お忙しい中コメントありがとうございますm(__)m
葉月は勝手気ままな独身貴族♪
仕事しながら常に頭の中は妄想でいっぱいです(´∀`*)ウフフ

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