雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DIRT ep.2-16


DIRT ep.2-16



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



清々しい朝だった。

まるで生まれ変わったような感覚。

ここ数日重苦しかった心が、やけに軽い。

覆い尽くしていた暗雲が晴れ、窓の外に広がる天気と同様、眩しいほどの光に満ち溢れている。

「…」

眠るときは確か僕が包まれていたはずなのに、目覚めてみるとやっぱり逆転してる。

僕の腕の中で、胸へ寄り添うようにして眠るその姿。

起こさないようにそっと身体の向きを換え、無防備な寝顔を見つめる。

まるで、ダイヤモンドのようだ。

誰にも負けない輝きと、強靭さと、高貴さを併せ持つ。

他に類を見ない魂。

僕が見つけた、僕だけの天使。

柔らかな頬を撫で、浅く開いた唇をそっと指先でなぞる。

「ん…ちゃんみん…も、むり…」

どんな夢を見てるんだ…?

寝言から察するに、夢の中でまでセックスしてるんだろうか。

あれだけシたのに足らないなんて、相当だ。

それとも、いままで我慢させてきてしまったのだろうか…。

一応、身体を心配して僕なりに抑制はしていたつもりだけど、逆に要らなかったのかもしれない。

「…」

指先で触れていた唇にそっと口づけ、髪をなでた。

ずっとこうしていたいところだけどそろそろ食事の準備をしないとだ。

具合を窺いながらゆっくりと身体を起こし、床へと足をつく。

手で支えながら立ち上がると、腰の辺りに鈍い痛みが走った。

しかも、下半身にうまく力が入らない。

当然といえば当然だ。

2年もブランクがあったんだから、初めての状態に近い。

「…っ」

唇をかみ締め、漏れそうになる声を何とか抑え込みながらおぼつかない足で1歩を進みだそうとしたそのとき、不意に腕を引かれた。

突然のことに体勢を立て直すこともできず倒れこめばユノの腕の中。

「ムリすんなっ」

頬を膨らませ、子どもをしかるように僕を睨みつける。

「今日は1日ベットん中」

「でも…」

「風呂用意してくるからとにかく待ってろよ?」

「…はい」

過保護だな、とは思うけど、同時に嬉しくもある。

ひとりきりになったベットに身体を投げ出し、そっと息をつく。

まだ、至るところにユノの香りが残っている。

「…」

しばしその香りに浸っていると、今度はぬくもりが絡み付いてくる。

閉じていたまぶたを開けば、両手両足を僕に絡み付けて寄り添うユノの姿。

ホント、子どもなんだか大人なんだかさっぱりわからない。

でも、これが僕の愛した人の等身大の姿。

「今日は1日のんびりしような?邪魔者もいないし、ふたりきりで」

暗に自分の父親のことを示しているようだ。

ベットに投げ出していた腕を持ち上げてユノを抱くように背中へ触れ、そっと額に口づける。

「そんなこと言ったらダメですよ」

「…?」

「普通だったら、反対される僕たちの関係を快く受け入れてくれたんですから」

間違いなく、拒否されるだろうと思っていた。

逢いたいと言ってくれているのも、ユノの手前があるからだと。

それが、蓋を開けてみたらまったく違う。

ユノの父は、ユノと同じくとても心優しい、視野の広い人だった。

覚悟していただけに、拍子抜けした。

でも、嬉しいことに間違いはない。

ユノと一緒にいることを認めてくれたのだから。

「チャンミン、またなんかひとりで考え込んでる?」

責めるようなまなざしと、不貞腐れた顔。

「違いますよ。いいお父さんだなと思ってただけです」

「めっちゃ頑固だけどな」

声を立てて笑うユノを見つめ、僕もまた微笑む。

「チャンミンのお父さんだっていい人じゃん。たまに食事連れてってくれるし、いつもチャンミンのこと心配してくれてる」

「そうなんですか?」

僕にはまったく連絡がないのに、ユノにしているとは思わなかった。

いや、だからこそ余計に、なのか。

ユノに僕の近況を聞いているから、僕に連絡をする必要がない。

もちろん、後ろめたさもあるんだろうけど。

「今度、会いに行ってみる?」

「…」

迷惑じゃないだろうか…。

いろいろと迷惑をかけてしまったし、それこそ顔を合わせづらいんじゃないだろうか。

だとしたら、会いに行かないほうがいい。

「口には出さないけどさ…お父さん、チャンミンに会いたがってるよ」

「…」

「落ち着いたら、一緒に帰ろう?オレも、息子さんをくださいって、ちゃんと挨拶しないとだし」

久しぶりに会いに行って、それではあんまりじゃないだろうか…。

もちろん、一緒に来てくれたなら心強いけど。

「チャンミン」

「…?」

「ひとりで悩んでないで、言葉に出せって!どうせまたひとりで抱え込んで、不安になるんだから」

「それはそれで、おかしい人みたいに思われませんか…?」

心に浮かんだ疑問をそのまま口にしてみれば、眉間のしわが深く刻まれる。

「そういうことは普通にいえるくせに、なんで肝心なことはいっつもだんまりなんだよっ」

「…すみません」

そこは謝るしかない。

本心を隠すのはもうクセというか、日常だから。

いまさらそれをいきなり変えろというのはかなり無理がある。

努力をすることはできるけれど。

「はぁ~…ホントにチャンミンは…」

「僕は、なんですか…?」

「不器用すぎっ。これからは、オレにはなんでも言うこと。もっと頼れ。わかった?」

「…はい」

嫌気をさされたのかと思った。

ほっと胸を撫で下ろし、圧し掛かるその身体を包み込む。

「チャンミンはオレがいないとダメダメだな」

茶化すような言葉に苦笑しながらも、頷くしかない。

だって、本当のことだから…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんとかチャンミン君落ち着いてきたみたいですね~(´∀`*)ウフフ
でも、問題は火曜日?
さてさて、どうするのかな~( *´艸`)
依存しまくりのふたり♡
お楽しみに~♪

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

朝から甘々なふたり♡
カッコ可愛いユノ様にチャンミン君メロメロ~( *´艸`)
やっぱり愛する人だからこそ、ですよね~。
どうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

チャンミン君、笑ってました♪
だからきっと大丈夫!
とりあえずシウォンさんと必要以上にはベタベタしないでもらいたいですが…"(-""-)"
だって、その役目はユノ様ですもの!
とりあえず…あとはふたりが元気で帰ってくるのを待つだけです(≧▽≦)

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