雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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DIRT ep.2-17


DIRT ep.2-17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



それからふたりでシャワーを浴びて、またベットに戻って過ごす。

だらだらと。

いつも時間に追われて密な仕事をこなしているから休みの日はこうして何も考えずに、過ごしたくなる。

そこに大好きな人がいればそれだけで幸せ。

「チャンミン」

「…?」

「昨日言ってた、ストックホルム症候群ってなに?」

ふと思い出したその病気みたいな名前。

とりあえずなんか嫌な感じがして否定してみたけど。

説明がつくって言ってたけど、なんの説明がつくんだ?

話しの前後からすると、オレが好きになった理由?

でも、その名前から予想もできない。

だって、ストックホルムは地名だ。

地名が病気?

さっぱりわかんない。

「チャンミン、教えて?」

「…」

いつもならすぐに教えてくれるのに、はぐらかすように目を閉じる。

まるで、聞かないでくれと訴えるみたいに。

「やっぱいいや。聞かない」

説明することが苦痛になるなら、無理に聞こうとは思わない。

知りたければ自分で調べればいいだけだし。

「ストックホルムで起きた強盗事件に由来する心理現象です」

「…」

目を閉じたまま、チャンミンは静かにそう告げた。

ただ目を閉じているだけなのに、心まで閉ざされているような気がする。

伏せた頭を起こし、その顔を覗き込んだ。

でも、言葉よりも心を語ってくれる瞳は見えない。

「犯人と人質が閉鎖的空間で長時間非日常的な体験を共有したことにより、高いレベルで共感し、犯人たちの心情や事件を起こさざるをえない理由を聞くとそれに同情したりして、人質が犯人に対し信頼や愛情を感じるようになる」

「…」

「身に覚え、ありませんか?似たような境遇にあったと」

問いかけながらも、瞳はまぶたの裏に隠されたまま。

感情を押し殺し、淡々と教科書でも読むように。

「チャンミン」

「…」

「オレのこと見て?」

まつ毛が震え、ゆっくりとまぶたが開いていく。

姿を現した瞳は案の定、不安を色濃く浮かべていた。

「確かにオレはチャンミンと普通じゃない状況にいたけど、その前から好きだったよ?学校にいたときから、好きだった」

「…」

「最初はホントに怖くて、嫌だったけど…。でも、チャンミンがオレのために料理作ってくれたり、勉強教えてくれたり」

ホント、出逢いは最悪だった。

いま思い返してみても、ありえないと思う。

だって、初っ端から薬盛られて男なのに男に強姦されたワケだし。

そのあと、ホント辛かった。

でも、ところかしこにチャンミンの優しさがあった。

初めて作ってくれたリゾットだったり、屋上で独り過ごしていたら足元に置かれていたお弁当だったり。

「チャンミンは冷たく接してたのかもしれないけど、オレはその中に優しさを感じてた。その優しさがあったから好きになったんだ」

少しずつ、少しずつ、好きになった。

「急に避けられたときあったじゃん?あん時、すっげぇ傷ついた。なんで、って。オレ、嫌われるようなコトしたかなって。でも、いくら考えても思いつかなくて…気づいたらチャンミンのトコ行ってた」

いま考えると、恥ずかしいけど。

だって、誰が来るかもわからない音楽室でシちゃったワケだし。

しかもその後、記憶ないし。

「それに、一緒に行くって決めたのはオレだよ?チャンミンは聞いただけじゃん。一緒に行くかって。その手を取ったのは、オレの意思だ。もう、その時にはチャンミンのことが好きだったから」

きっと時間を巻き戻したとしても、オレは絶対に同じ道を選ぶ。

何度だってチャンミンの手を取る。

「オレ、後悔なんて一度もしたことない。疑ったこともない。チャンミンに出逢えたことも、好きになったことも」

胸を張って言える。

オレは、チャンミンを愛してるって。

「…」

呆然とするその瞳に微笑み、音を立てて口づける。

迷いはない。

「きっかけがなんであっても、どういう出逢い方しても、オレはチャンミンを好きになるよ」

「…」

「絶対に」

その顔、可愛いな…。

ぽかんと開いた口も、見開かれてさらに大きくなった瞳も。

「あんまり、オレの気持ち侮んなよな?」

別に説明を聞いたからと言って、気持ちが揺れることもない。

あるのはチャンミンを愛しているという想いだけ。

オレを動かすのは、生かすのは、ただそれだけ。

「オレの愛し方、足んなかった?足らないなら、これからもっといっぱい愛してあげる。チャンミンの心が満足するまで」

「…」

だんだんと青白かった顔が赤く染まっていく。

不安に揺れていた瞳は熱に浮かされたみたいに濡れて、視線が彷徨いだす。

逃がさないと、頬を両手で挟み込むようにして見下ろした。

「ちゃんと伝わった?」

赤らんだ顔のまま、チャンミンは頷いた。

その答えに満足したオレは微笑み、もう一度口づけた。

もう二度と、チャンミンが不安を感じることのないよう祈りを込めて。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

おや、音楽室の一件をお忘れですか?
読み直し確定で(笑)

かる~く、説明してみました!
ある程度の状況が揃っていないと、陥るモノではないかと勝手に解釈(;^ω^)
ユノ様の深くて大きい愛の前では、そんなもの道端に転がってるイシコロと同じですwww

昨日はどうもありがとうございましたm(__)m
葉月も楽しかったです~(≧▽≦)
ちょっと寝不足ですが、楽しくて時間が経つのを忘れちゃいました~Σ(・ω・ノ)ノ!
また、遊びましょうね~♪

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ユノ様の愛の深さにチャンミン君も一安心?
ちゃんと理解してくれたみたいだし~(´∀`*)ウフフ
完治はできなくとも、きっとユノ様がいれば大丈夫ですよ!

何やら仕事は年末繁忙期が見え隠れ…。
打合せばっかで通常業務が進まず、残業だけが伸びてく~(T_T)
でも、妄想はしますけどね(笑)
なにしろ、生きがいなんで!

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Re:

c◇ndycane 様

ありがとうございますm(__)m
これからもほんわかするような、お話をお届けできるように頑張ります('◇')ゞ

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Re:

海 様

ありがとうございますm(__)m
第一章長いので、ご無理はなさらずに!
でも、読み返してもらえるって、ものすごく嬉しいです(≧▽≦)

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ユノが大人ですね。
時々大人なユノにチャンミンが癒されるといいな~。
二人はお互いに、不安になったり固く信じあったりを繰り返しながら、絆を深めていくんじゃないかな・・・。
って思います。

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Re: タイトルなし

y◇mi 様

大人になってみたり、子どもになってみたり(笑)
でも、そんなユノ様だからこそチャンミン君が安心できるのかも?
持ちつ持たれつ。
最初は細かった信頼の糸がちょっとずつ編まれて、太く、強くなってくカンジ。
いい関係だ~(´∀`*)ウフフ

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