雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 29


Your Man 29



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



ユノの家でご飯を食べて、職場へと向かった。

そのまま更衣室へと進んで、コックコートに身を包む。

しばし休憩用に置かれたベンチで一休み。

何やってんだかな…。

仕事以外で料理をするなんてちょっと前まで考えられなかった。

ユノを好きになったことで、それを自覚したことで、ここまで人生観っていうのが変わるものか?

まぁ、楽しいけど。

「シム・チャンミン、いる…?」

「…」

その声に、昨夜の出来事が蘇る。

すっかり忘れていたのに。

聞かなかったことにしよう。

いまは話したくもないし、顔も見たくない。

せっかく僕がもらうはずだったユノの記念すべき初めてのキスを横から奪いやがって。

ホントに腹が立つ。

奪い返せるものなら奪い返したい。

でも、こればかりはどうすることもできないことはわかりきっている。

「シム・チャンミン…?」

早くどっかへ行ってくれ。

フロアと厨房なら顔を合わせることも少ない。

なのに、退く気配がない。

僕がここにいることを知っているからか…?

しかも、もう出ないといけない時間だ。

しょうがないとひとつ息をつき、立ち上がった。

扉を開ければ、俯いたまま佇む彼女の姿。

反省しているのだろう。

してもらわないと困るけど。

でも、反省だけじゃ足らない。

そんなことで、ユノの大切なものを奪った罪はなくならないんだから。

「シ、シム・チャンミン…っ」

伸ばされた手。

触れる前にすり抜けた。

許さないよ。

僕は。

絶対に、アンタを許さない。

それから、余計なことは考えずに仕事へと没頭した。

時折彼女が何か言いたげに僕を見ていたけど、一切触れることもなく。

仕事をしながらも、頭の中はユノとのことばかり。

食堂のメニューをどうしようかと。

ここでの料理はあまり大衆向けではない。

あの店にあった、もっと手軽に食べられるもの。

でも、1度食べたら忘れられないようなもの。

なかなか難しいな…。

合間でメモに思いついたメニューを書き記しながら、いつの間にか終業時間。

手早く帰り支度を整えて店を出れば、また彼女の姿があった。

「シム・チャンミン」

「…」

脚は止めず、そのまま歩き去った。

「ご、ごめんなさい!」

「…」

「そ、その、まさかシム・チャンミンが本気だとは思わなくて…」

なんて一方的で、ワガママなんだ。

元々そういう性格だってわかってはいたけれど。

ホントに腹が立つ。

ただそれだけの理由でユノのファーストキスを奪ったわけ?

酷すぎる。

ユノのことも、僕の気持ちも考えずに。

「シム・チャンミン!」

「悪いんだけどさ、話しかけないでもらえる?」

「…っ」

「ムカツクから」

思い浮かんだまま言葉にして並べ、また歩き出す。

どうやら諦めたみたいだ。

ついてくる様子はない。

そのまま電車に乗りこんで、最寄りの駅へと向かった。

駅を出て、ロータリーへと足を踏み出せば、どこからか漂ってくる胃をくすぐる香り。

誘われるようにそちらへと向かった。

「チャンミン!」

「お疲れ」

このまま抱きしめてしまいたい。

でも、生憎ユノはバイト中。

こんなにも眩しいくらいの笑顔で駆け寄ってきてくれているのに…。

残念だ。

「手伝おうか?」

「大丈夫。今日はそんなに忙しくないから」

それならばと厨房近くの席へと腰を下ろし、小さく息をついた。

「仲直り、したみてぇだな」

「おかげさまで」

「あの後は踏んだり蹴ったりだ。オーダー取るヤツもいねぇ、運ぶヤツもいねぇ」

「すみません」

そうとしか言いようがない。

ユノが悪いわけじゃないのに、勝手に嫉妬して。

まったく、大人げない。

「まぁ、おかげで大繁盛だ」

「…?」

「お前さんらが痴話喧嘩なんかすっから、女どもが騒いで仕方ねぇ」

言われてみれば、確かに女性客が多い。

しかも、若い女性客。

屋台なのに?

さらに、こんな深夜に?

「お前さんら見たさに集まって来やがる」

くっと噛み殺したように笑い、ちらっと僕を見た。

揶揄するように。

「ついでにお前も働いちゃどうだ?べっぴんさん」

冗談なのか、本気なのか。

でも…。

「じゃあ、そうさせてもらおうかな」

ユノと一緒にいる時間も増えるし、待っている間の時間つぶしにもなる。

それに、少しはユノを助けられるかもしれない。

差し出された前掛けを受け取り、微笑む。

「バイト代、弾んでくれる?」

「そりゃ、お前さんの働き次第だ」

前掛けを慣れた手つきで装着し、ちょうどできあがったうどんを運ぶ。

「2番だ」

「はい」

テーブルの位置と番号は依然やったときに把握した。

もともと、テーブルの数も少ないし。

覚えるのに苦労はなかった。

「お待たせしました」

ユノを視線で追いかけていた女性客の元へ注文の商品を運び、興味を誘うように微笑む。

予想通りの喰いつき。

これでよし。

ユノに変な虫でもついたら困るからな。

「チャ、チャンミン!なにしてんだよっ」

「今日からバイト。よろしくね?」

「はぁ!?」

驚くユノはさておき、とりあえずバイト代をもらうんだからちゃんと仕事はしないとね。

ユノの頭を撫で、手を挙げる客の元へと向かう。

オーダーを取って、運んで、片づけて。

久しぶりにやると結構楽しい。

最初はユノも気にしていたみたいだけど、深夜にもかかわらず絶えない客足に大忙し。

今日は営業時間よりも、麺が切れるほうが早かった。

閉店準備が終わり、店主のねぎらいでうどんのサービス。

バイトももらえて夜食もついて。

いい仕事だ。

「チャンミン、バイトする必要ないだろっ」

「ユノは僕と一緒に居たくない?」

「そ、そんなワケないだろ!」

「じゃあ、いいでしょ?」

どうしてもユノはここで僕が働くのを納得できないらしい。

もちろん、それは僕を気遣ってのことなんだろうけど。

僕としては、ここでバイトしているほうがメリットが高い。

同じような問答をし、最後はユノが折れた。

無理はしない、という約束をして。



つづく。






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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

本気で怒った美人ほど怖い人はいない!
ってことで、チャンミン君かなりのご立腹です。
記念すべきファーストキス奪われちゃったんですから当然ですけど~(´∀`*)ウフフ
ま、回数では間違いなく勝ってるんで(笑)
たまご焼きはもうしばらくお待ちくださいませ♪

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、嫉妬むき出し~(´∀`*)ウフフ
ユノ様も間違いなくヤキモチ妬き(笑)
どれだけお互いのこと好きになっちゃってんですかね~( *´艸`)

なぜかチャンミン君までWワークに…Σ(・ω・ノ)ノ!
身体壊さないといいんですけどね~…。
ま、いまはユノ様と一緒にいられれば癒されるんでしょうけど~(≧▽≦)

コメント

Re: タイトルなし

か◇みん 様

嫉妬むき出しです(笑)
どんだけユノ様のこと好きになっちゃったんでしょう~( *´艸`)
ふたりなら前かけでもコックコートでもカッコいい♡
ユノ様は安定の可愛さ(≧▽≦)
チャンミン君、ホントは人目もはばからず抱きしめちゃいたいんでしょうけどね~(´∀`*)ウフフ

うどん屋に集まってきている方々が間違いなく腐女子の方々!
紛れ込んでもわからないはずであります('◇')ゞ

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Re: いいわ❗

ペ◇マミー 様

すっかりチャンミン君はユノ様の虜♡
どんだけ~?ってカンジですが(;^ω^)
夢は食堂をふたりで経営みたいです♪

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Re:

ゆ◇っくま 様

どんだけ好きになっちゃったでしょうね~(´∀`*)ウフフ
仕事のあとにまた仕事♪
疲れててもなんとしてもユノ様と一緒にいたいなんて♡

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