雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 35

Your Man 35



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



意外とユノは自分に自信がないらしい。

自分を信じてあげないで、どうするんだと僕は思う。

過信するわけじゃないけど、シェフとしてはそれなりの腕がある。

人を見る目もそれなりに。

たぶん。

だからこそこの歳で部門料理長に抜擢されたわけだし。

それに、来年には副料理長になる予定だし。

しかも、そこそこ名の通ったレストランであるいまの職場で。

ちゃんと実績はある。

自信の礎となるべき実績が。

だから、不安はない。

それどころか、楽しみですらある。

力を試すいい機会だと。

この店を僕の力でもう一度復活させてみせる。

ユノのためにも。

目標が大きければ大きいほど、やりがいもある。

「チャンミン…」

「うん?」

振り返ると同時に抱きしめられてた。

なんだ…?

よくわからないけれど、とりあえず抱きしめ返す。

ミノはといえば向かい側で目を見開き、すーっと視線をそらしていった。

見ない振りをしてくれているようだ。

「ありがと…」

「別にお礼言われるようなことしてないけど?」

これは、挑戦だ。

自分の力がどこまで通じるかの、いわば力試し。

もちろん、失敗するつもりはない。

僕のためにも、ユノのためにも。

「ユノ…もしかして、泣いてる?」

「な、泣いてないっ」

泣いてるんだ。

躍起になって否定するからすぐにわかる。

それに、ちょっと声も上ずってるし。

喜怒哀楽が激しいというか、情緒不安定というか。

ホントに可愛いんだから。

僕の肩口に目頭をしつけ、ぐりぐりとこすりつけるように涙を拭くユノに苦笑いし、そっと頭を撫でる。

「そんなに擦ったら、痕になっちゃうよ?」

そう告げればぴたりと動きが止まり、腕がまた窄まっていく。

いくら可愛くても、僕とさほど変わらない身長のある男。

その力はやっぱり凄まじい。

さすがに息苦しさを覚え、引き離す方法を考えた。

しかも、傷つけずに、ユノから離れるように仕向ける方法。

「ミノが目のやり場に困ってるよ?」

これでどうだ。

なかなか、いい言葉の選択だろう。

そして僕の意図通り、ユノはぱっと腕を離して、顔を隠すように俯いた。

「チャンミニひょんって、甘々?オレ、もっとクールかと思ってた」

「ユノに限ってはね」

なんか甘やかしたくなってしまう。

普段、苦労しているのを知っているからだろうか。

それとも後ろめたさ?

理由はいろいろと考えられるけど、別にどうだっていい。

したいようにする。

それだけだ。

じーっと窺う視線に微笑み、頭を撫でる。

「早く食べないと冷めちゃうよ?」

そう語りかければ小さく頷き、箸とスプーンを交互に動かす。

スープ1滴残さず食べ終え、満足げにおなかをさするユノに微笑み、空となった食器を厨房へと運んだ。

片づけをし、ふとフライパンに目をやる。

新調しようと思っていたのにすっかり忘れていた。

まだ16時。

ちょうどいい、いまから買いに行ってこよう。

家から着替えとかも少し持ってきたいし。

都合よく足となる人もいる。

「ユノ」

おなかがいっぱいでぐーたらモード。

イスに目いっぱい寄りかかったまま振り返ったユノは小さく首をかしげた。

「ちょっと買い物に行ってきていい?ついでに着替え取ってくるから…2、3時間で戻れると思うんだけど」

「…」

そう告げれば不貞腐れたように唇が尖っていく。

注がれる眼差しは、置いてくのか?と責めているようだ。

なんとなく空気を察したのか、しれーっとした顔でミノが店の外へと出て行く。

すっと後ろから抱きしめて、不貞腐れた頬にそっと口づけた。

「お店、空にできないでしょ?」

ミノにお願いをするっていう手もあるが、いまはまだ部外者。

信用していないわけではないが、任せるのはちょっと悪い気がする。

「フライパンとか買ってくるから、ね?」

「…」

不承不承と言った具合に頷いたユノに微笑み、尖ったその唇に口づけた。

啄むように口づけを繰り返せば、だんだんと萎んでいく。

「すぐ帰ってきて…?」

「わかった」

行き先はすでに頭の中で絞り込んである。

あとは渋滞度合い次第だけど。

「愛してるよ、ユノ」

「…ん、オレも」

なんだろうな…。

たかだか数時間離れるだけなのに、こんなにも寂しい気持ちになってしまうのは。

もう、一緒にいるのが当たり前になってる?

「じゃあ、行ってくるね?いい子にしてるんだよ?」

「オレは子どもじゃねーっ!」

うん、いつもどおり。

憤慨するユノにもう一度口づけ、財布を手に店を出た。

「チャンミニひょ~ん、あんま見せ付けないでくださいよ~」

待ちぼうけしてたミノがすぐさま非難を浴びせる。

どちらかといえばやっかみか。

「いいでしょ」

「でも、ホント意外。チャンミニひょんがあんな甘々になるなんて」

「僕も驚いてるよ」

半同棲というのもしていたことがあったけれど、四六時中一緒というのは耐えられなかった。

やっぱり自分の時間と空間が僕には必要で、相容れることなく別れてしまった。

じゃあ、ユノとならどうなんだろう…。

いまのところ苦はない。

まったく、と言っていいほど。

それどころか、一緒にいることが当然となりつつあり、しかも楽しいと素直に思える。

おもしろいもんだ。

「とりあえず、チャンミニひょんのマンションでいいっすか?」

「うん、よろしく」

まずはマンションに着替えを取りに行って、その後問屋街。

クローゼットの中にあるボストンバッグを引っ張り出して着替えを丁寧につめ、ミノの元へと戻った。

そして問屋街へと降り立ち、必要なフライパンや鍋を物色していく。

「包丁はイイんすか?全然切れなかったけど」

「研げば大丈夫だよ。結構いい代物だったし。あとは、ちょっと小物類をもうちょっといま風にしたいんだよね」

「あ~、わかる!ちょっと、古すぎなんですよね~」

そう。

アンティーク調ではなく、ホントに古すぎるんだ。

使えるからそのままでもいいとは思うんだけど、せっかくだから全体的にイメージチェンジをしたい。

例えば、あの古びた暖簾とか。

頭の中にイメージしたものを実現するためのものを購入し、あとは帰るだけ。

途中、車を止めてもらってドラッグストアへと向かった。

ここでもまた必要なものを買い揃え、戻ってきたのは出発して2時間半が経過した頃だった。

エンジン音で気づいたのか、降り立つなり飛び出してきたユノが抱きついてくる。

「お…っと」

危なく車に激突するところだった。

なんとか受け止め、そっと息をつく。

「ただいま、ユノ」

「…もう、留守番ヤダ」

そんな可愛いわがまま言っちゃう?

ミノがいなければホントに押し倒してる。

いますぐに。

「ユノ、運ぶの手伝ってくれる?そしたらお礼にいっぱいキスしてあげる」

「…手伝う」

思いのほか、大量になってしまった荷物。

後部座席を覗き込んだユノは不貞腐れていたのも忘れて、目を見開いて呆然としていた。

「チャ、チャンミン…?こ、れ、全部…?」

「全部」

まぁ、そりゃ驚くだろうな…。

ミニバンの後部座席がほぼ埋まっているんだから。

僕自身、驚きだ。

まさかこんなにも買い物する羽目になるなんて。

でも、それくらい必要なものが多すぎた。

買い換える時間がなかったのか、それとも金銭的問題なのか。

あれではまともな料理などできるわけがない。

とりあえず買ってきたものを運び入れて、明日設置していくとしよう。

今日はもう遅いし、何しろ数時間後にはバイトが控えている。

ちょっとは仮眠しておきたいし。

「ミノ、ありがとう」

「とんでもない!また明日、10時に来るっす!」

「よろしく」

器用で助かる。

何より、指示を出さなくても意図をわかってくれるし。

ユノに手を出す心配もない。

ふたりきりとなった食堂で、どちらからともなく微笑みあった。

そして、約束どおりキスをする。

わがままで、寂しがり屋で、可愛い僕の恋人の願いをかなえるべく。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君たらもうってくらいベタ惚れですね~( *´艸`)
甘やかし過ぎ?
でもやっぱりこのくらいラブラブじゃないと♡
しかし…どれくらい買い物したんでしょうね~…。
車の半分が埋まっちゃってるくらいって(笑)

そしてユノ様ってばすっかりチャンミン君のいる生活に慣れちゃって、お留守番もできないみたいです(´∀`*)ウフフ
自分のお店なのにね~www
困ったさんです(*´ω`*)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ミノ君、できた子です(笑)
チャンミン君ってばミノ君がいるのに甘々♡
ユノ様もね~( *´艸`)

本家あな注のオシャレなお店を描こうとしていたのに、オシャレになる前のお話が長すぎて…(;^ω^)
でも、とりあえずラブラブだからOK(≧▽≦)
実は凄腕シェフのチャンミン君を手に入れちゃったユノ様。
どんなお店になるのかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: どちらも楽しみ♪

K◇O 様

ハートだらけの店内(笑)
チャンミン君自身、驚きなのでは?
かなり恋愛には淡泊だった模様ですからね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様の可愛さにメロメロです♡

すっかり準備を整えたチャンミン君。
さてさて試されるのはいつなんでしょうね~( *´艸`)

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Re:

ゆ◇っくま 様

空気の読める男・ミノ(笑)
お仕事もできて、尊敬するチャンミン君の恋路にも寛大です( *´艸`)
ユノ様はといえば、ホントすっかりお子様になっちゃって(;^ω^)
可愛くてさらにチャンミン君がユノ様に嵌っちゃうかも!?

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