雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 39


Your Man 39



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



失敗した。

完全に寝落ちしてた。

記念すべき日になるはずだったのに…。

起きてみたら隣はもぬけの殻で、陽は既に高く昇っていた。

とりあえずとシャワーを浴びて、歯を磨いて、店へと向かった。

すでにひとり作業を開始していたミノが振り返る。

「おはよっす!」

「おはよ。ユノは?」

「厨房で奮闘中」

それは心配だ。

粗方昨日のうちに下ごしらえはしておいたけど、それを調理できるかといわれれば不安になる。

もちろん、それがミノだったなら不安になる必要もないんだけど。

厨房へ足を向けてみれば、本当に奮闘中。

いつになく険しい表情でフライパンを睨みつけている。

「おはよう、ユノ」

「チャンミン!」

朝の挨拶を交わし、ついでにキス。

あ~…もったいないことをした。

本当なら、昨日のうちにユノを抱いているはずだったのに。

「ゆっくり休めた?」

「うん、おかげさまで」

「よかった」

ここがどこであるか忘れたようにキスをくり返し、抱きしめる。

「朝ごはんどうする?一応作ってみたんだけど」

視線が示す先にはたまご焼き。

「ありがと」

でも、その前にフライパンの中身が心配だ。

蓋を開けて覗いてみたら案の定、火加減が足らない。

「あ、チャ、チャンミン、オレがやるからっ」

「じゃあ、最初はもうちょっと強火にして?両面軽く焦げ目がつくくらい。そしたら弱火にして蒸し焼き」

きょとんとした顔が一気に真剣みを帯び、僕の言葉に大きく頷いた。

マジメなのはどちらかというと、僕じゃなくてユノのほうだな。

様子を窺いながら、厨房の傍らで朝ごはん。

…と言ってももう11時だけど。

たまご焼きを口の中へ放り込み、ちょっと驚いた。

あ、れ…?

「ユノ。これ、何入れたの?」

「え!?あ、あの…ちょっと、お酢、こぼしちゃって…」

「どのくらい入った?」

「えっと…大匙1くらい?」

だから酸味が強いんだ。

でも、食感はまさしく母のものだった。

「明日、お酢を小さじ1くらいにしてみてくれる?」

「へ…?」

「たぶん、コレだよ。最後の隠し味」

まだ確定ではないけれど、たぶん間違いない。

僕の勘がそう告げている。

ただ、今日のはやっぱりちょっと酸っぱいな。

食べれないことはないけれど、美味しくはない。

でも、作ってもらったものを残すわけにはいかない。

それが、愛する人が作ってくれたのならなおさら。

ひとつ残らず食べ終え、手を合わせる。

そしてユノの元へと向かった。

「代わるから、フロアお願いしていい?」

「うん」

そのほうが効率がいいことをユノもわかっているんだろう。

素直に頷いて、厨房を出て行く。

とりあえず溜まっているオーダーを頭に入れ、作業へ勤しむ。

いかに早く出せるか。

回転率を上げないことには利益が上がらない。

最大限厨房を活用してオーダーをひとつひとつ片付けているとあっという間に14時を過ぎていた。

「ミノ、弁当は?」

「本日も無事完売~」

よし、上々だ。

昨日に引き続き、売り上げを数えるユノの顔は明るい。

しかし、問題は明日からだ。

遅番のときはある程度手伝えるからいいとして、早番になったときが問題となる。

早々に辞めてしまおうか。

そのほうがいいような気がする。

どうせ、この店での収入を生計にするのだから。

性急過ぎるかな?

でも、この店で働きたいという気持ちが大きい。

何しろ、いま働いている店よりも断然やりがいがある。

シェフというよりは、経営面にはなるけれど。

「明日っから、もうちょっと弁当を量産してもイイんじゃないかな~?12時には完売しちゃってたし」

「じゃあ、そうしよう」

とりあえず倍の数量を作ってみて、また様子を見る。

それでも売り切れるようならまた増やせばいい。

食堂のほうもここ2日は上向き傾向だし。

「ミノ、ちょっと時間ある?メニューを検討したいんだ」

「OKっす!でも、その前にオレたちもランチにしません?オレ、腹減って倒れそ~っ」

それもそうか。

冷蔵庫の中身を確かめ、適当に材料を取り出す。

端材でチャーハンとランチ用のスープでまかないを作り、フロアへと運んだ。

「ユノ、お昼にしよう?」

最後の客の片づけをしていたユノが笑顔で振り返る。

待ってましたといわんばかりに。

昨日と同じ位置に腰を下ろして手を合わせる。

食べながら、僕は考えておいたメニューをミノへと差し出した。

「どっちがいいと思う?」

「ターゲットの年齢層をどこに絞るかにもよると思うけど、オーナーはどういう意向なんすか?」

ミノの問いかけにユノを振り返れば、チャーハンに夢中。

どうやら、”オーナー”という単語が自分を指し示すものだと気づいていないらしい。

「ユノ」

「ん?」

「ミノが質問してるよ?」

「へ?」

なんのことかと、目を白黒。

自分の店のことなのに、興味なし?

まったく、困ったオーナーだ。

これにはミノも苦笑いを浮かべていた。

「まぁ、両方扱えなくもないかな、とは思うんだよね」

「っていうと?」

「弁当屋も兼営するとなると、材料はやっぱり一通り必要でしょ?それこそ、オーダーが入れば和洋中韓すべて。だから、日替わりって言うのもアリかなって思ってる」

「でも、畑違いじゃないっすか?チャンミニひょん、洋専門でしょ?」

確かにその通り。

でも、負けない自信はある。

「専門にするんじゃなくて折衷するんだよ。それぞれのいいところを取るんだ。例えば和食の栄養バランスや季節感、洋食のボリューム、韓食の馴染みやすさ、中華は味のバラエティー。どの国の料理にも素晴らしい。でも、欠点もある。洋食や中華はカロリーが高いし、和食と韓食は味が単調になりがち。欠点を補いつつ、長所を活かす」

「チャンミニひょん、洋食以外もイケるんすか?」

「知り合いに日本料理のシェフがいて習ってたんだ。だから、中華はちょっとキツイかもだけど、他はイケると思う」

それに、味覚には多少自信がある。

味覚はシェフにとって必要不可欠であり、天性のもの。

負ける気がしない。

そこに関しては。

「じゃあ、大丈夫っすね!何しろ、チャンミニひょんは天才だから~」

別に天才なワケじゃない。

ただ、努力をし、そして培ったものだ。

そして誰よりも僕は必死な姿を見せるのがキライだ。

だから大概の人は僕を天才肌だという。

決してそんなことはないのに。

「とりあえず、次の休みにサンプル作ってみるよ。試食してもらって、それからもう一度再考しよう。ユノ、それでいい?」

すっかり置いてけぼり。

でも、紛れもなくこの店のオーナー。

ぽかんとしていたユノだったが僕の言葉に背筋を伸ばし、大きく頷いた。

たぶん、半分も理解してないんだろうな…。

ホント可愛い。

「ほら、食べて?」

「そっすよ~!何しろ午後からはDIY。張り切って行きましょ~っ!」

無駄にテンションが高いな…。

きっと、ミノも楽しいんだろう。

一から何かを作り上げるということは大変だけど、ホントに楽しい。

料理と同じだ。

ただ、今回の場合は失敗が許されない。

簡単に作り直せるものではないから。

だから熟考する。

資金を貯めながら、どうすれば客足の絶えない店になるのか。

やっぱり、専念したほうがいいかもしれない。

2足の草鞋ではどちらかがおざなりになってしまう。

かといって、すぐに辞められるものでもないんだけど…。

ちょっとオーナーに相談してみよう。

明日にでも。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

お疲れ様です!
貴重な休憩時間を葉月の妄想にお付き合いいただくありがとうございますm(__)m

どうやらユノ様、ようやく免疫ができたみたいですね~(´∀`*)ウフフ
たまご焼きも完成するみたいだし♪
チャンミン君が本格的に始動してくれると食堂も安泰なんですけどね~…。
いくらミノ君がいるとはいえ、ユノ様じゃ心配(;^ω^)
ミノ君の恋路はまったく考えてませんでした(笑)

イチャコラは…もう少し先かな??

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ホント、寝てる場合じゃねーですよね~(笑)
お預け続きΣ(・ω・ノ)ノ!
オーナーの自覚はないし、そんなユノ様を可愛いの一言で片付けちゃうし…。
ホント、チャンミン君たらどれだ溺愛してるんでしょう(;^ω^)
とりあえず…早くチャンミン君に永久就職してもらわないと!
ん…?
ユノ様が永久就職か…??

ようやくたまご焼きの隠し味までたどり着きました!
完成まで間もなく?

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