雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (58)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (234)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (97)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
12位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
2位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Beside 7


Beside 7



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



意外だ…。

ドンジュの家は、はっきり言って裕福だ。

国内シェアでトップを争うほどの自動車メーカー。

それなのに、目の前にあるのは自転車が1台。

しかも、かなり使い込んでいる感がある。

「乗ってください」

「え…?あ、いや、でも…」

「早く」

半ば強引に後ろへ乗せられた。

「ちゃんとつかまっててくださいね?」

「あ、うん…」

どうつかまればいいんだろう…。

悩みながらもウエスト辺りにたわんでいるシャツを握ると、そこじゃないと言わんばかりに前へと回される。

まるでしがみついているみたいな格好。

大の大人が?

しかも、男が?

なんか笑える光景だ。

「行きますよ?」

「うん」

長い足が地面を蹴り上げ、滑るように走り出す。

下り坂ということもあってスムーズに。

生ぬるい風が頬をなでていく。

なんか、ホントにドンジュが戻ってきたみたいだ。

学校帰りによくこうしてふたりで自転車に跨って遊びに行ったっけ…。

交代でペダルを漕いで、いろんなところへ。

不思議だな…。

ドンジュとの思い出を振り返ることなんてなかったのに、いまは自然と頭に浮かんでくる。

楽しかった、さまざまな思い出が。

「着きました」

その言葉に、腕を緩めた。

もう少しこうしていたかったって心の隅っこで思いながら。

「近かったでしょう?」

ホントに近い。

自転車で10分ほどしか走っていない気がする。

でも、それ以上に驚いたことがある。

それは自宅だと連れてこられたそのマンションだった。

自転車にも驚いたけれど、国内屈指の自動車メーカーの御曹司が住んでいるとは思えない質素な、普通のマンションだった。

「こっちです」

だばだばと汗が噴出している。

手で扇ぎながらオレを先導するチャンミンの背中を見つめながら、その後を追いかけた。

質素なマンションではあるけれど、その中では一番家賃が高いだろう最上階の角部屋。

「お邪魔します…」

「何もないところですけど、どうぞ」

靴を脱いで、ペタペタと足音をさせながら廊下を進む。

扉を開くと心地よい空気が火照った身体を包んだ。

「ソファに座って待っててください」

「…」

指差された方向を見やれば、木製の手すりがついた黒いソファ。

「あ、それともシャワー浴びます?汗だくでしょう?」

「え…?」

「着替えは僕のを貸しますから」

「で、でも…」

それはあまりにも申し訳ない。

遠慮しようとすると、にっこりと微笑まれてバスルームへと押し込められた。

「…」

確かに、シャワーは浴びたい。

いつもなら仕事を終えて、帰るなりまずはバスルームへと向かう。

「いいのか…?」

「もちろん。タオルと着替え用意しておきますから、さっぱりしてきてください」

「ん…、ありがと」

まともに会話をしたのは今日が初めてだというのに、なんだか昔から知っていた気がする。

誰にも心の中に踏み込んで欲しくなくて築いた壁は幻であったかのように消えうせ、いつの間にかチャンミンは心の中に居ついてしまった。

しかも、それが不快ではなく、さも当然のように。

ドンジュに似ている。

それだけでは説明できない何かがあるような気がする。

「…」

全身の汗を流し終えて扉を開いてみれば、提言どおりタオルと着替えが用意されていた。

手を伸ばしてタオルを取り、全身の水気を拭う。

シャワーを浴びたそばからべたついていくのに今日はそれもない。

Tシャツを羽織ってみてもさらっとしたまま。

頭にタオルをかぶって脱衣所を出てみると、音に気づいたチャンミンが静かに振り返る。

「よかったらアイス買ってきたんで食べて待っててください。僕もちょっとシャワー浴びてきますね?」

「ん…」

どちらかといえば先にチャンミンがシャワーを浴びるべきだったんじゃないだろうか…。

陽が翳り始めていたとはいえ、外のうだるような暑さの中、自転車を漕いでいたのだから。

入れ替わるように脱衣所へ消えたチャンミンを見送り、そっと息をつく。

ソファヘと向かえば、テーブルの上にはお皿に盛られたアイスが置かれていた。

まるで喫茶店か何かのように。

「マメだな…」

そんなところまでドンジュとそっくりだ。

だからかな。

初めて来た家なのに、初めてな気がしないのは。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.