雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man 48


Your Man 48



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



7時半。

目覚めてみると、隣はすでにもぬけの殻。

それがちょっと寂しい。

慌てて飛び起きてキッチンへ向かえば朝食を製作するチャンミンの姿があった。

「チャンミン」

後ろからぎゅっと抱き着いて、甘えるように名前を呼ぶ。

起きるなら起こしてって言ってるんだけど、全然起こしてくれないんだ。

だから、今日も部屋に置いてけぼり。

「おはよう、ユノ。よく眠れた?」

「うん、寝れた」

それは間違いない。

チャンミンが来てくれてから、睡眠時間は増してる。

たぶん、1時間くらいは。

エッチしちゃうと同じくらいだけど。

でも、気持ちいいからやめられないんだよな…。

「じゃあ、顔洗っておいで」

「う~ん…もうちょっと」

ホントは起きてからふとんのなかでこうやってイチャイチャしてたい。

でも、最近は起きるといないからできない。

だから、いまこうやって甘えてる。

「ユノは日増しに甘えん坊になってくね」

「うん」

振り返ったチャンミンにキスをして、白いうなじに歯を立てる。

「こら、ユノ。そんなことしてると部屋に逆戻りになっちゃうよ?」

それは困る。

いや、正確には嬉しいんだけど、ジヘひとりで朝食はちょっと悲しい。

やっぱり、ゴハンはみんなで食べたほうがおいしいし、楽しいし。

「ジヘちゃんが出かけたら、ね?」

「うん」

「ジヘが出かけたらナニするつもりなんだ?」

急にわいてきた声に、思わず飛び上がった。

しかも声に聞き覚えがある。

恐る恐る振り返り、その人物を認め、予想が正しいことを知った。

「ひょんっ!」

「ただいま、ユノ。いい子にしてたか?」

相変わらず力加減って言うものをしらないらしく、頭をなでられてるんだか小突かれてるんだかわかりゃしない。

「で、コイツは…?」

「シム・チャンミン!オ、オレのこ、恋人…」

改めて言うとめっちゃ照れる~…っ。

「初めまして、シム・チャンミンです。よろしくお願いします」

「帰れ」

その言葉に浮かれていた心が一気に冷めた。

「は!?な、なに言ってんだよっ」

「オレが認めないって言ったんだ。わかるな?」

「わかんないわよ」

また、今度はさらに後ろから声が聞こえてくる。

視線をやれば、不機嫌をあらわにしたジヘが立っていた。

女の子なのに腰に手を当て、仁王立ち。

「勝手に出て行ったかと思えば、いきなり帰ってきて。おっぱがどれだけ苦労して、どれだけチャンミンおっぱが助けてくれたかも知らないくせにバカみたいに兄貴面して…ホンット、最低。出てくならチャンミンおっぱじゃなくて、ピルギョおっぱのほうよ」

「ジヘ、お前…長男に向かって…っ」

「ピルギョおっぱがあたしのためになんかしてくれた?いま大学にいけるのだってユノおっぱのおかげ。いま、この店が残ってるのはチャンミンおっぱのおかげ。じゃあ、ピルギョおっぱは?」

く、口が挟めねぇ…。

ジヘ、怒ると怖ぇんだよ。

特に父ちゃんと母ちゃんが死んでから、しっかりしなきゃって自覚したのか、余計に怖くなった。

「それに、ユノおっぱがいままで恋人ができなかったのはピルギョおっぱのせいよね。勝手に人選して、気に入らないからって全部蹴落として」

それは初耳だ。

オレ、モテないもんだと思ってた。

なんか、オレの知らないところでそういうのがあったってことか…?

まぁ、いまさらどうでもいいけど。

オレにはチャンミンがいるし。

「ユノおっぱは、ピルギョおっぱのお人形さんじゃないのよ。ユノおっぱが好きになった人を、ここまで私たちに尽力してくれた人を、何も知らないクセにそんなこと言わないでちょうだい。迷惑よ」

どうしたらいいんだろう…。

ジヘもピルギョも我が強いから、一度ぶつかるとダメなんだよな…。

昔はオレが仲介に入ってどうにか収めてたんだけど、下手になんか言うとチャンミンと離れなきゃいけなくなっちまう。

そうなると、何も言えない。

絶対、嫌だもん。

チャンミンと離れるのだけは、他の何を諦めても。

「ユノ」

言い争っているふたりを前にあたふたしていると、そっと耳元で囁く声が聞こえた。

あ、しまった!

一番不安になってるのはチャンミンなのに、ほったらかしだっ。

「実のお兄ちゃん?」

「うん。6年前に父ちゃんとケンカして出てって、それっきり音信普通だったんだ」

そういえば、兄貴がいたこと言ってなかった。

なんか、いろいろあって、すっかりいないことになっていたというか…。

だって、いつ帰ってくるかもわかんないし。

「とりあえず…運ぼうか?朝ごはんできたし、ジヘちゃんも大学間に合わなくなっちゃうでしょ?」

動揺しているのかと思ったら、ものすごいマイペースだ…。

オレのほうがよっぽど動揺してる。

ケンカしてるふたりの横を何食わぬ顔でできあがった朝食を運んでいく。

と、とりあえず…オレは、顔を洗ってくればいいのか?

なんか違う気がするけど…。

でも、ここにいたところで何もできないし。

だって、兄貴とケンカしたくないし、チャンミンと別れたくないし。

それなら、チャンミンの言うとおりにするしかない。

脱兎の如く抜け出して洗面台へと向かい、顔を洗う。

そして歯を磨いて居間へ戻れば、ちゃぶ台の上には4人分のごはんをスープが並んでいた。

「お兄さんも一緒に朝食いかがですか?」

「チャンミンおっぱ、こんな人のことなんて無視していいのよ?」

「ダメだよ、そんなこと言っちゃ。家族なんだから」

家族という言葉に、焦った。

ジヘの言葉を止めようとおもったけど、焦って言葉が出てこない。

「そういえばチャンミンおっぱ、ご両親とか、兄弟とか…」

「両親と妹がふたりいたよ。いまはいないけど」

「ゴメン、なさい…変なこと聞いて」

失敗したと肩を落とすジヘ。

でも、それよりもチャンミンが気になる。

微笑んでるけど、やっぱツライよな…。

「構わないよ。事実だし、過去のことだし」

「チャンミンおっぱ!あたしのこと妹だと思ってね?」

「もう、思ってるけど?」

チャンミンって、ホントすげぇ…。

対応が完全に大人だ。

でも、オレは大人になりきれない。

甘えるように抱きつくジヘをとりあえず引き剥がして隣に座り、立ち尽くしているピルギョを振り返った。

「ひょん、座んないの?チャンミンの作る料理、めっちゃうまいよ?」

その表情は愕然としているようだった。

確かにあそこまで言われたら、ショックで立ち直れないかも。

だって、出て行く前まで、ジヘはピルギョにべったりだったし。

幼い頃なんかピルギョのお嫁さんになるって騒いでたくらいだったし。

それがいきなり、コレだもんな…。

「…いい。邪魔したな」

肩を落とし、俯き、背を向ける。

止めなきゃと思って立ち上がろうとすると、肩に触れた手に押しとどめられた。

「お兄さん」

「お前にお兄さんって言われる筋合いはねぇ」

「じゃあ、なんてお呼びすれば?生憎、まだお名前を窺っていないので」

「…」

チャンミンの言葉にピルギョがゆっくりと振り返った。

責めるようなまなざし。

万が一、チャンミンを傷つけるようなこと言ったら、オレ、ブチ切れるかも。

「チョン・ピルギョ」

「ピルギョさん、とりあえず一緒に食べませんか?」

「…」

「そうだよ!一緒に食おう?な?」

立ち止まったまま動けずにいるピルギョの手を取って、引く。

半ば無理やりに座らせ、箸を握らせた。

「毒は入ってませんので安心して下さい」

いやいや、シャレになんないし。

マイペースなチャンミンにちょっとひやひや。

でも、ピルギョは無反応だった。

オレたちが食べ始めたのをみてか、ピルギョが遠慮がちに手を伸ばす。

そして1口食べるなり、目を輝かせた。

「うまいだろ?チャンミンの料理」

「…」

つい、自分のことみたいに自慢したくなる。

面白くなさそうな顔してるけど、何も言えないみたいだ。

もしかして…チャンミン、計算してたのかな?

こうなること。

なんか、そんなカンジがする。



つづく。






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