雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Beside 29


Beside 29



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



準備を整え、オレたちは部屋を出た。

ただでさえ疲れているのに、自転車で行こうとしているチャンミンをなだめ、なんとか車へと変更した。

「自転車のほうが小回りが利いて楽なんですけど…」

「なら、オレが漕ぐ」

「ダメです。炎天下の中ユノにそんなことさせたくありません」

「それはオレも同じ」

まだ渋るチャンミンをどうにかなだめすかし、車へと乗り込んだ。

できるならオレが運転したいところだけど。

「朝食…いや、もうお昼か…どうします?何か食べたいものとかありますか?」

「サムゲタン」

「この暑い中で?」

「暑いからこそだろ?」

一番の目的は栄養価だけど。

ただでさえ忙しくて、疲れがたまってるんだ。

漢方をたくさん使った料理でも食べて、少しでも元気になってもらわなければ。

諦めたように息をつくチャンミンをちらっと見やり、軽く微笑む。

「あ、そこ右。500mくらいいくと、左手に店あるんだ。そこ、めっちゃウマイよ?」

「そうなんですか?」

「うん」

ちょうどよく、オレの知っている店が近くにあった。

道の端に車を止めて、店へと足を踏み入れる。

サムゲタン専門店だから、選ぶまでもない。

当然のように店員へ注文をし、運ばれてきた水を口へと運んだ。

メインが出てくる前に運ばれてくるキムチなどを食べながら待っているとすぐに熱々のサムゲタンが登場した。

熱いけど、うまい。

「おいしいですね…」

最初は乗り気じゃなかったけれど、どうやら気に入ってくれたみたいだ。

冷房のきいた店内なのに、気づくとふたりして額に汗を浮かべていた。

「暑い…」

しばらく店で休んで車へと戻り、冷房を最大出力してなおそう呟く。

オレなんかもう寒いくらいだ。

隙間がないようにシャツの襟を引き寄せて、露出部分を隠すように腕を組んで。

身体が小さく震え、堪えきれずくしゃみをこぼした。

「ゴメン、寒かった?」

「ん、大丈夫」

「鼻声で言われても、ね?」

確かに自分でも驚いた。

誤魔化すように笑ってみても、もちろん誤魔化せるはずもない。

運転しながらエアコンの温度設定を上げて、風量も一番絞って、そしてチャンミンは前を見つめたまま後部座席へと手を伸ばして出かけるときは羽織っていたパーカーを差し出した。

「これ着てて」

「ん」

肩に引っ掛けるようにしてケットのように纏い、顔を半分くらい埋める。

いい香り。

チャンミンのにおいがする。

「大丈夫?寒くない?」

「ん、いいにおいがする」

我ながら、問いかけに対しておかしな返答だ。

チャンミンもきょとんとした顔でオレを見つめ、後ろから急かすように聞こえたクラクションに慌ててブレーキを離した。

「ギリギリな発言ですね」

「そうか?」

においフェチなオレとしては、大して珍しくもない。

犬みたいにチャンミンのパーカーの香りをかぎ、幸せに浸る。

「なんか、パーカーに嫉妬しそう」

含み笑いで、そんなことを言う。

冗談なのか本気なのか、さっぱりわからない。

目だけをのぞかせて窺うようにチャンミンを見つめてみたけど、結局わからずじまいだった。

そしてたどり着いた大型ショッピングモール。

手を引かれ、オレはただその後についていくだけ。

「ユノ、これ着てみて?」

「ん」

言われるまま、着せ替え人形にでもなったみたいに差し出された服をまとう。

特に服への執着がないオレとしては、着られればどれも一緒。

でも、チャンミンはこだわりがあるみたいだ。

「うん、それ可愛いですね。似合ってます」

そう言われると悪い気はしない。

「少し向こうで時間取れるでしょうから、デートのときにそれ着てくださいね?」

あぁ、そういうことか。

確かに次のグランプリ開催地は海外。

いまより全然時間に余裕がある。

それこそチャンミンの言うとおり、ふたりで出かけられる時間もあるだろう。

「次、これに着替えてみてくれますか?」

「ん」

何回も着替えをくり返し、さすがにおかしいことに気づく。

いったい、何着買うつもりだ?

試着室から出るたびに新しい服が用意されていて、前に着替えたヤツは消えている。

元に戻してあるのかと思っていたけど、ふと向こうを見やれば会計場所付近におかしな光景が広がっていた。

どれもオレが試着したもんばかりが山積み。

まさか…。

そんな不安に駆られ、さも当然のように次の服を差し出したチャンミンを見つめた。

「あれ、全部買う気じゃねぇだろうな…」

「そのつもりですよ?だって、いま5着で着まわしている上に1着ダメにしちゃったでしょう?これくらいあったほうが不便ないと思いますけど?」

「そんなにいらねぇよ。どうせ家と職場往復するくらいなんだし」

「これからいろいろなところ行くんですよ?それこそ海外も」

それは確かにそうだけど、ほとんど作業着で過ごすに決まっている。

仕事で行くんだから。

でも、デートするとなるとそれじゃアレか…?

チャンミンの隣歩くなら、少し気を遣ったほうがいいのか…?

いや、でも自信ないし…。

「オレにそれ全部着まわしできる力量があると思ってんの…?」

「大丈夫です。僕が毎日コーディネートしてあげますから」

こいつ…。

確かにひとつひとつの値段は高くないけど、数が尋常じゃない。

きっと、確信犯だ。

最初からこれを狙っていたに違いない。

「これで最後ですから、ね?」

「…わかった」

不承不承、差し出された服を手にとって扉を閉める。

嬉しくないわけじゃないんだけど、複雑だ。

ため息をひとつこぼし、とりあえず最後の1着に袖を通す。

扉を開いてチャンミンにお披露目し、ようやく自分の服に戻った。

うん、やっぱりこれが落ち着く。



つづく。






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Re: タイトルなし

か◇みん 様

葉月もおいしいサムゲタンが食べたい!
おととし韓国旅行をした際に食べたサムゲタン、おいしかったな~(´∀`*)ウフフ

しかし、過保護なチャンミン君(笑)
甘やかし過ぎ?
でもやっぱり、ラブラブなふたりが一番心の癒しですからね~( *´艸`)
そして、匂いフェチなユノ様。
間違いなく自分のパーカーに嫉妬してますね~www

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

すみません!
漏れちゃってました(;^ω^)

チャンミン君、お金持ちだけどお金持ちじゃないんですよ~(´∀`*)ウフフ
でも、ユノ様にはプレゼントしたいんです♡
もうすぐグランプリ!
決戦の時です(≧▽≦)

すっかりちゃみペンになってますね~( *´艸`)
どんなチャンミン君でも、ユノ様でもやっぱりステキ♡

葉月もひ◇みさん好きですよ~♪

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