雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Beside 33


Beside 33


※ちょっとだけR18

苦手な方はご遠慮ください。



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



引き寄せて、深く唇を重ね合わせる。

苦い味。

構わず舌を絡めて、ゆっくりと身体を入れ替えた。

馬乗りになって、その顔を見つめる。

チャンミンもまたオレを真っ直ぐに見つめていた。

「オレも、していい?」

先ほどチャンミンがそうしたように、指先で膨らんだそこをなぞる。

「チャンミンが欲しいんだ」

いつも、心のどこかで感じていた。

まるで薄いガラスの上に立っているようなそんな感覚。

一歩間違えたら、ガラスは砕け散り、破片が容赦なく突き刺さる。

そんな危うい場所に、チャンミンは立っている気がする。

誰にも心の傷を曝せずに、誰にも涙を見せられずに。

心で泣いて。

自己を確立することができず、兄を失った日のまま、心は壊れて止まっている。

もう、隠さなくていい。

オレに全部をさらけ出してほしい。

自ら作った境界線を越えて、オレへ1歩近づいて?

チャンミンがオレの心を満たしてくれたように、今度はオレがチャンミンの心を満たしてあげる。

オレが、すべて包み込んであげる。

「チャンミン…」

答えないまま、もう一度唇を重ね合わせる。

ゆっくりと下着の中に手を差し入れて、優しくそれを包み込んだ。

「…っ」

小さく身体が震え、唇の隙間からこぼれる吐息。

ゆっくりと身体を沈ませ、取り出したそれにそっと口づける。

舌先で蜜を絡め取り、オレの中へ。

口の中で、それが意思を持ったようにビクビクと震えている。

なんだろうな…。

すべてが愛しく思えた。

額に腕を乗せ、歪んだ顔を隠す。

こみ上げてくるものに抗っているように見えた。

また心を隠そうとしているように見えた。

隠す必要なんてないのに。

先端に軽く歯を立てれば、背がしなる。

止め処なくこぼれる蜜がオレの中へ浸透していく。

大地に降り注ぐ恵みの雨のように、オレの乾いた心を潤す。

「ユ、ユノ…っ」

引きはがそうとする手を抑え込んで、それを根元まで咥え込んだ。

逃がしてなんかやらない。

一気に絶頂へ押し上げるように、激しく律動を繰り返す。

唾液と、こぼれる蜜とで卑猥な音が荒い呼吸とともに室内にこだまする。

「く…っ」

くぐもったその声とともに、奥に熱いものが広がる。

それを躊躇いなく飲み干したオレは手はそのままに顔だけを持ち上げ、喘鳴するその顔を見つめた。

綺麗だ、と思った。

汗でしっとりと濡れた肌と、浅く開いた唇と、のけぞった喉元と。

「チャンミン…」

頬を撫で、その名を紡いだ。

お前はドンジュじゃない。

チャンミンなんだ。

見せて?

オレだけに、本当の姿を。

「チャンミン」

「…」

額に乗せられたままの腕を退け、覗き込む。

伏せられたまぶたの裏から、黒い宝石が姿を現す。

そして、ふっと微笑う。

子どもと大人が同居したような、複雑な微笑み。

でも、底の見えない深い眼差しは深く傷ついているように見える。

「ユノ…」

「ん…?」

引き寄せられるまま胸に頬をうずめ、目を閉じた。

触れているすべてでチャンミンを感じたくて。

「ずっと、わからなかった」

「…?」

「兄に、言われたんです。万が一のことがあったらユノのことを頼むって。だから見つけ出して、兄の代わりに僕が守らなきゃって…」

何を言おうとしているんだ…?

顔を見てちゃんと話を聞きたくて、頭を持ち上げたけどすぐに戻された。

見ないで、って訴えるみたいに。

「最初はホントにそのつもりでした。でも…ユノと一緒にいればいるほど、わからなくなった。これは兄との約束なのか、それとも僕の本当の気持ちなのか」

「…」

ずっと隠していた心の傷を、その膿を、吐き出しているみたいだ。

そんなこと考えてたなんて、知らなかった。

「兄からユノの話を聞くたびに、ユノに興味を覚えて。直接話したかったけど、話せなくて。どういう人なのかっていつも想像してた」

「…想像と違ってた?」

かすかに笑ったのがわかった。

「そのまんまでした。僕の、想像の中のユノ、そのまま」

後頭部に添えられた手がゆっくり、優しく上下する。

心地よくて、自然とオレも微笑んでいた。

「どっちなのか、わかった?」

「…」

「ドンジュとの約束を守っているだけなのか…それとも、自分の気持ちなのか」

正直、聞くのは少し怖い。

でも自信があったんだ。

チャンミン自身がオレを求めてくれているっていう自信が。

根拠なんてもちろんないけど、出逢ってからの行動が、言葉が、その自信をオレにもたらしてくれる。

大丈夫。

絶対、チャンミンはオレと同じ気持ちでいてくれる。

「ユノは、僕が好きですか…?兄さん以上に」

「…ドンジュには申し訳ないけど、好きだよ。チャンミンが、好きだ」

最初は似ていたから気になった。

でも、いまは違う。

シム・チャンミンというひとりの人間を愛してる。

胸を張ってそう言える。

たとえ、世間から白い目で見られようと、何をしようと。

「チャンミンは…?」

「…」

「チャンミン?」

答えて。

同じ想いだって、言って。

夢を大事にしているのはわかっているけど、もう限界なんだ。

知りたいんだ。

聞きたいんだ。

チャンミンの本当の気持ちを。

後頭部に添えられていた手がゆっくりと離れていく。

ゆっくりと頭を持ち上げ、そこにあったものに目を見開いた。

「チャンミン…」

穏やかな微笑み。

そして目尻から零れ落ちる透明なしずく。

まるで光の欠片。

無意識に伸ばした手でそのしずくをすくい上げ、目尻にそっと口づける。

初めて見る、チャンミンの涙だった。

「もう少しだけ時間を下さい。ちゃんと、伝えます。シム・チャンミンとして、ユノに。僕の想いを」

ただ頷くことしかできなかった。

でも、不思議と自信は揺らがなかった。

もう一度胸元に頭を戻し、静かに目を閉じる。

指折り数えながら、その日を夢見て…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どうですかね~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君の答えは、しばしお預け~www

思い返せば、あっという間の1年でした。
なんとか休むことなく続けられたのが奇跡かと(笑)
これからも頑張りたいと思います!
なので、このブログを含め、葉月も、そしてちんぐもよろしくお願いいたします!

離れ離れの理由ですか?
それは明日あたりわかる…かな??
たぶんwww

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

誰よりも、ドンジュ君の影に縛られて生きてきたチャンミン君ですからね~…。
ユノ様の気持ちが聞けて、どれだけ嬉しかったでしょう。
だって、ドンジュ君の身代わりとして生きてきて、ようやく自分を見てくれる人に出逢えたわけですから。
しかもそれがずっと逢いたいと思っていた人ならなおさらですよね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様の気持ちがわかったから、あとはチャンミン君次第!
頑張ってもらいましょ~( *´艸`)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

チャンミン君、切ないですね…。
ドンジュ君の願いを叶えるため、両親の期待に応えるため、孤軍奮闘してきたチャンミン君。
ようやく、チャンミン君をチャンミン君として見てくれる人に出逢えて、その人に支えられて。
どれが本当の自分なのか、いま抱いている気持ちは本当に自分のものなのか…。
ホント、切ない…(T_T)
って、葉月が書いてるんですけどね~(笑)
さて、3日間離れ離れ。
どうなっちゃうのかな~( *´艸`)

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