雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Beside 35

Beside 35



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



待ち合わせ場所である駅の改札にはもうほとんどのメンバーが揃っていた。

最後のひとりはドンヘ。

しょうがないと携帯電話を取り出すと、背後に気配が生まれた。

「見えてるぞ?」

突如聞こえてきた声に飛びのけば、寝ぼけ眼のドンヘが佇んでいた。

何が、なんて聞かなくてもわかっている。

「しょうがないだろ。チャンミンがこれ着てけっていうんだから」

もちろん全部が全部チャンミンのせいではない。

「服の趣味が変わったのはそういう理由か」

「なにが?」

「まったく興味なかったくせに、最近妙に色気づいてんじゃん」

違う、とは言えなかった。

興味がないのは相変わらずで、ただ、チャンミンが選んでくれた服を着ているだけ。

選ぶ人間が違えば、趣味が変わるのは当然だ。

「うるさい」

これ以上この話題を続けていてもからかわれるのがオチ。

そう結論付け、一言で終止符を打った。

「出発するぞ」

オレの声に低い唸り声にも似た返事が聞こえる。

通勤ラッシュの駅での異様な光景だ。

ひとりひとりにチャンミンから手渡された切符を渡して、改札を通り抜ける。

ちょうどやってきた電車へと乗り込んで一路空港へ。

団体窓口へと向かい、チェックインをしたらしばしの自由行動。

ふと思い至って携帯電話を見やれば、チャンミンからメッセージが届いていた。

どんだけオレを子ども扱いすれば気が済むんだ…っていうような内容。

この野郎と本人がいないのでしょうがなく携帯電話を睨んでいると、すっと携帯電話が手から引き抜かれた。

「お、彼氏からかじゃん」

「ちょ…っ」

「なになに~…冷たいものを取りすぎておなかを壊さないように…?」

きっと甘い内容のものを期待していたのだろう。

まさにいま食べようとしていたかき氷を乱暴にテーブルへと戻し、ドンヘから携帯電話を奪い返した。

「…って、お前、ガキ扱いか?」

「うるさいっ」

「よくお前の行動パターン理解してんじゃん」

暗にカキ氷を示し、肩を揺らしながら笑う。

「できた彼氏だな~」

にやにやと、その笑い方が腹立つ。

怒りを紛らわすようにカキ氷をほお張り、さらに冷たいミルクティーを飲んだ。

当然のことながら、極端に身体が冷えて寒い。

腰に巻いていたシャツに袖を通して、自らの身体を抱きしめるように小さくさせた。

身体を摩りながらなんとか体温を戻そうと試みるが、体内が冷え切っているせいでなかなか戻らない。

そんなことをしていると、少しは慣れたところからシャッターを切る音が聞こえてきた。

振り返ればにやけ顔のドンヘとミノが携帯電話のカメラをオレへと向けている。

何をするつもりなのかなんてすぐにわかる。

「お前ら…っ」

「チャンミンに送っておきました~」

忠告を無視してこの状態。

何を言われるかわかったもんじゃない。

ため息をつこうとした瞬間、テーブルの上へおきっぱなしにしておいた携帯電話が震えだした。

まさか、と思って画面を見れば案の定だ。

「…もしもし」

無視をしようかと思ったけれど、それも逃げているみたいで格好悪い。

それこそ子どもだとドンヘたちからなじられるのがオチ。

ならチャンミンに怒られてほうがよっぽどマシ。

そう思っての行動だった。

『カバンの中に胃薬入れてありますから、おなか痛くなったら飲んでくださいね?』

「…」

『ユノ?』

「怒って、ない…?」

絶対、怒られると思った。

思いがけない言葉に疑問をそのまま投げかければ、かすかに笑う声が聞こえてきた。

『そんなことくらいで怒りませんよ。浮気したって言うなら話は別ですけど』

「それはない」

断言してもいい。

チャンミン以外のヤツなんて興味ないし、眼中にない。

言葉尻に被せるように返事をしたからか、またチャンミンは楽しそうに笑った。

『なんか、もう逢いたくなっちゃいました』

オレも、と言いそうになって慌てて言葉を飲み込む。

言ってしまったら、困らせてしまう。

「だったら仕事さっさと終わらせて、さっさと合流すればいいだろ」

『オレも、って言ってくれないんですか?』

「思ってても言わない。お前が待っててって言ったんだろ?だから、オレは待ってる」

『厳しいですね…』

目を閉じて、苦笑するチャンミンを想像した。

『じゃあ、せっかく来たけど帰ろうかな」

「は!?」

それは聞き捨てならない。

イスを倒しそうな勢いで立ち上がり、ガタンという音が広い空港ロビーに響き渡る。

携帯電話を耳に宛がったまま、辺りを見回した。

『すみません、ウソです』

「お、お前…っ」

『でも、いまのでユノの気持ちはよくわかりました』

嬉しそうな声に怒る気も失せる。

脱力したようにイスへ腰をおろし、深くため息をついた。

『なるべく早く行きます。ユノを抱きしめに』

「それはホントだろうな…?」

答えはなく、ただ楽しげに笑う声だけが鼓膜を揺らす。

『ユノ自身で確かめて』

打って変わって、聴こえてくるのは優しい囁き。

甘い毒を孕んだその声に、あんなに冷え切っていた身体が熱くなっていく。

なんか、魔法みたいだ。

「約束だからな?破ったら、容赦しねぇから覚悟しとけよ」

『はい』

ささやかな約束を交わし、通話は切れた。

もっと声を聞いていたかったなんて、思ってるって知らないんだろうな…。

用済みとなった携帯電話をポケットへ押し込めると、にやけ顔のふたりが歩み寄ってくる。

「ラブラブトーク終了?」

「どんな約束したんですかね~」

聞いてやがった。

人の電話を盗み聞くなんて最低だ。

あえて何も答えずに席を立ち、空になったカキ氷とミルクティーの容器をゴミ箱へと放り込んだ。

「そろそろ行くぞ」

「は~い」

幼稚園児のように手を挙げて応えるふたりをジロリと睨みつけ、オレは独り歩き出した。

慌てて追いかけてくるふたりの足音を聞きながら。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ドンヘ君&ミノ君、ユノ様で遊んでますね~(´∀`*)ウフフ
いつになく、サブキャラがいい味出してます(笑)
そんなふたりに弄られつつもいいカンジ♡

さて…ドSが顔を出すかどうか…( *´艸`)

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Re: 愛されてる証拠!

け◇こ 様

更新をお待ちいただきありがとうございますm(__)m
恋人でもないのにすっかりラブラブなふたり♡
いいカンジ~(´∀`*)ウフフ
こちらのお話、お察しの通り終盤に差し掛かってますね~。
Besideがミンホを好きになっていただいたきっかけになれたと!
嬉しい限りです(≧▽≦)
紫苑様にもよろしくお伝えくださいませ♪

だんだんと変化していくふたりの心を感じていただけているようで、よかったです。
何しろ拙い文章なもので(;^ω^)
じゃあ、妄想ブログなんかやめろよってカンジなんですけどね(笑)
でも、やめられないΣ(・ω・ノ)ノ!
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします(´▽`*)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

かなり弄ばれてますね~(´∀`*)ウフフ
らぶらぶダダ漏れなふたり♡
ミノ君はミノ君なりにチャンミン君が大事で、心配で。
ドンヘ君もユノ様のことが大事で、心配で。
だからこそなんでしょうね~( *´艸`)
チャンミン君の巧みな話術でユノ様もメロメロ必至!
いや、もうなってるか(笑)
初日からこんなんで大丈夫なんですかね~(;^ω^)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

トモダチ以上恋人未満な関係ですが、甘々&らぶらぶ~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君の溺愛ぶりには脱帽ですね(笑)
年上なのに、ユノ様ったら形無しです(;^ω^)

葉月のコメ返を楽しみにしていただけているなんて…(T_T)
ありがとうございます!
これからもよろしくお願いします~(≧▽≦)

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