雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Beside 36


Beside 36



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



約3時間の空の旅。

隣にチャンミンの姿がなくて少し寂しくもある。

でも、それ以上に近づけば近づくほどあの日の悪夢が鮮明に蘇る。

もう二度と立ち上がれない。

ホントにそう思った。

しかし、不思議なことにいまオレはここにいる。

地に足をつけて、自分の足で立っている。

その力をくれたのは他でもない、チャンミンだ。

オレの心を打ち砕いた人の、弟。

数奇な運命とはまさにこういうことをいうんだと思う。

「…」

大丈夫。

そう、心の中で呟いた。

いまは少し離れているけれど、すぐに来てくれる。

約束したんだ。

逢えたなら、顔を見れたなら、触れられたなら、恐怖はきっと消える。

ぎゅっと手を握り締め、飛行機の小さな窓の向こうに見える世界を見つめた。

視界を遮っていた雲がはけ、眼下に青い海が広がる。

そして目を凝らすと海岸線が見えた。

逃げないって決めたんだ。

だから、オレは挑むようにその小さな島国を見つめた。

程なく到着した中部国際空港。

入国手続きを済ませ、ロビーへと改めて集合した。

チームの手配してくれたリムジンバスへと乗り込んで、とりあえずとホテルを目指す。

荷物を置いて、先に到着しているマシーンを確認。

ここからのスケジュールはタイトだ。

何しろ4日後には予選、翌日には決勝。

チャンミンが現地入りするまでにすべての準備を整え、最終調整すれば大丈夫なようにしておく。

せっかく海外に着たのに、ホテルと会場との報復。

しかも、ホテルには寝に帰るだけ。

1日の大半を会場のピットで、本体調整に費やしていた。

そんなハードスケジュールの中でも、ふとチャンミンのことを考えてしまう。

特に、ホテルの部屋にひとりでいると。

何をしているだろうか。

ちゃんと睡眠は取れているだろうか。

無理はしていないだろうか。

連絡がないだけに、余計に想いが募るみたいだった。

1日、2日と過ぎていく。

チャンミンが合流する日の前日にはなんとか調整も終わった。

あとは実際チャンミンが乗って、確かめるだけ。

昨日よりも少し早くホテルへたどり着き、せっかくだからと観光に旅立った仲間を見送り、オレは部屋でパソコンに向かっていた。

不備はないか、見落としはないか。

念には念を入れて。

ただ、チャンミンに優勝という栄光を掴んでほしくて。

時間も忘れて真剣に確認作業をしていると、テーブルの上で鈍い音が聞こえてきた。

パソコンに視線は固定したまま、手探りで音の発信源を探る。

指先に触れた硬質なそれを掴み取り、耳へと押し当てた。

「はい」

どうせ、ドンヘかミノだろう。

メシでも食べに行かないか、とかそういった誘いだと高を括っていた。

『ずいぶん忙しいみたいですね』

「え…」

聞こえてきた声は、オレの予想とはまったく違う人間だった。

携帯電話を耳から離し、画面を見やる。

そこには、最愛の人の名前があった。

「チャ、チャンミン!?」

『約束どおり、仕事をさっさと終わらせて、夕食でもと思って来たんですけど…忙しいなら、やめておきますか?』

「行くっ!い、いまどこにいるんだ!?すぐ行くから…っ」

パソコンもそのままに、扉へと向かって歩き出す。

そして、扉を開けた瞬間、時が止まった。

「ここですけど?」

なんだよ、それ。

ドラマや映画じゃあるまいし…。

なんで、こんなとこにいるんだよ。

だったら電話なんかじゃなくて、インターホンあるんだから押せばいいだろ。

いろいろと言いたいことはある。

でも、どれも言葉にならなかった。

気づくと携帯電話は手から滑り落ち、カーペットの上に音もなく転がった。

「チャンミン…っ」

「約束どおり、ユノを抱きしめに早く来ましたよ?」

飛びついたオレを易々と抱きとめ、耳元で甘く囁く。

できる限り考えないようにしていたけど、でもやっぱりホントは逢いたかった。

「そんなに逢いたかった?」

「当たり前だろっ」

意地も虚勢も、何もない。

だって、逢いたかったんだ。

ただ、逢いたかったんだ。

連絡くらいしろよとか、言いたいことはたくさんあったはずなのに。

もう、どうでもいい。

「僕も逢いたかった…」

2日とちょっと。

わずかな時間離れていただけなのに、もう何日も逢っていなかったみたいだ。

離れる前より、いまのほうがもっとがむしゃらに、オレはチャンミンを求めている。

顔だけを浮かして見つめれば、ゆっくりと影が近づいてくる。

躊躇いがちに触れる唇。

すぐに離し、今度は角度を変えて深く。

離れていた時間を埋めるように、何度も、何度も。

お互いが刻んだ所有の証はだいぶ薄くなってしまったけれど、でも、まだここにある。

「なに泣いてるんですか?」

「嬉しいからに決まってんだろ」

「すごい殺し文句」

歌うように囁き、目じりからこぼれた涙を唇で掬い取ってそっと微笑む。

数日振りにみるその微笑みは相変わらず綺麗で、なんか腹が立つけどもういいやって。

早く来てくれたからチャラにしてやる。



つづく。





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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

甘々~♡
付き合てもいないのに(笑)

あっという間の2日間なのに、感動の再会www
イチャコラあるかな~???
相当渇望してますね~(´∀`*)ウフフ
焦らし、焦らし♪

ユノ様、意地はってたけどやっぱり逢いたかったみたいですね~( *´艸`)
さてさて、明日は???

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ベタな展開(笑)
でも、ホントに好きな人があんなことしてくれたら…ね~( *´艸`)
1晩ゆっくりとイチャイチャ…あるかな??

いよいよ本番!
優勝できるかな~(´∀`*)ウフフ
もちろん、結果知ってるんですけどねwww

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Re: もう大丈夫❤

ペ◇マミー 様

ラブラブだけど~、恋人未満~♪
はい、ドSです(笑)
イチャコラはいつかな~(´∀`*)ウフフ

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