雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.3-14


Bittersweet ep.3-14



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



起きて、寝返りを打った瞬間に腰を激痛が襲った。

あまりの痛みに声も出ない。

痛みを紛らわそうとまくらを殴りつけようとしてまたさらなる痛みが襲う。

「…っ」

逃げ場もないし、誤魔化しようもない。

ただ、痛みに耐えて、行き過ぎるのを待った。

なんなんだ…?

これは、いったいなんなんだ!?

「起きた?」

聞こえてきた声に縋る思いで振り返り、また腰に激痛を覚える。

悶えることもできない。

また、耐えるだけ。

「ちゃ、ちゃみ…っ」

「加減してた意味、わかりました?」

壁に寄りかかり、腕を組んだままで投げかけられる問いかけ。

激痛が走るんじゃないかと、頷くこともできやしない。

できることといえば、チャンミンを見つめるだけ。

そーっと手を伸ばしてみる。

するとため息ひとつこぼして、腕を解いたチャンミンが静かに傍らへとやって来た。

「しばらくは寝たきり生活ですね」

「ヤダ。つまんないっ!」

「仕方ないでしょう?」

腰に負担がかからないようにそっと身体を動かされる。

横向きとなり、ようやく息苦しさから解放された。

「おかげで僕も当分お預けです」

「…ごめんなさい」

謝るところなのか疑問だが、でもきっかけは多分オレが小さいことを気にしてしまったから。

だとすると、謝るしかない。

ちょっと不本意だけど。

「まぁ、明日には独りで寝返り打てるようになってるんじゃないですか?」

「…チャンミン、冷たい」

「こうでもしてないとまた襲っちゃいそうなんで」

「あぅ…」

返す言葉もない。

動けないくらいなら”いいよ”って安易に答えられるけど、いまは絶対ムリだ。

シたところで、気持ちいいなんてなく、痛みが増すだけ。

「オレ、どんくらいで動ける?」

「そうですねぇ…3日くらい安静にしてれば歩けるようになるんじゃないですか?」

「3日…」

長い。

退屈で死んじゃう。

しかも、歩けないってコトはシャワーも浴びれないし、トイレにも行けないってことじゃないか!

うわ…最悪だ。

「チャンミナ~…っ」

ぎゅっと抱きついて助けを求めるように名前を呼ぶ。

そんなオレをなだめるように背中を撫でる。

労わるような、優しい感触。

「もうシたくないなんて言わないでくださいね…?」

上から降ってきた声に驚いて顔を上げた。

オレって、バカだ…。

また勢いよく動いたもんだから、腰を痛みが襲う。

痛みに顔をしかめると、チャンミンの手が優しく腰をなでた。

「言うわけ、ないだろ…」

おなかに顔を押し付けたまま、そう告げた。

そんなこと、考えもしなかった。

今度はゆっくりと顔を上げればどこか遠くを見つめる瞳があった。

オレを見てるはずなのに、違うところを見ている気がする。

「チャンミン」

「…?」

「何考えてんだ…?」

「今度はいつできるかなぁ…って」

本気?

それとも、誤魔化し?

判断がつかずに眉根を寄せれば、苦笑が浮かぶ。

その反応は絶対誤魔化してたんだ。

ぷーっと風船みたいに頬を膨らませ、睨みつける。

「チャンミンっ」

「嫌だな、と思っただけですよ」

「何が?」

小さく息をつき、今度は足の上に載っているオレの頭を撫でる。

「こうなるってわかっていたけど、やっぱりユノが辛い思いをしてるのを見るのが」

「…」

「ましてや、それが僕のせいなんて…。ホント、嫌になる」

静かな声音で坦々と語ってはいるけれど、表情がそれに追いついていない。

最後の一言に、明らかな嫌悪感が浮かんだ。

自分を責めるみたいなその表情。

「平気だよ、オレは。男だし。それに、こうでもなんないとさ、オレってバカだから気づかないんだよ。だから、いいんだ。チャンミンは間違ってない」

そう伝えれば、かすかに微笑みが浮かぶ。

でもまだ完全じゃなくて、ちょっと頼りない。

もしかして、チャンミンって結構繊細だったりする?

拘りがないとか、人目を気にしないとか、神経図太いと思ってたけど。

実は、オレのほうがどちらかというと図太い?

だとしたら、かなりマズイ。

オレ、結構ヒドイこと言っちゃってるし…。

どうしたものか…。

掴みかけていた人物像がまた霧に包まれたみたいに見えなくなる。

ぎゅっと手を繋いで、その瞳を見上げて懸命に答えを探した。

でも、やっぱりわからない。

「とりあえず、おなか空いたでしょう?寝たままでも食べられそうなもの用意したんで持ってきますね?」

「ん…」

するりとぬくもりが逃げてく。

もうちょっとそばにいたかったな…。

そばにいれば、答えが見えてくるような気がして。

すぐ戻ってくるってわかってるんだけど、思わずにはいられない。

オレって結構せっかちだし。

「ユノ?」

再び姿を現したチャンミンの手にはトレイがひとつ。

その上にはおにぎりと、卵焼きと、スティックサラダと、唐揚げと。

確かに寝たままで食べられそう。

っていうか、1歩間違えたらお弁当みたい。

「チャンミン」

「…?」

「歩けるようになったらさ、どっか行こ?お弁当持って」

「じゃあ…行き先考えといてくださいね?」

退屈だった寝たきり生活だけど、ちょっと憩いができた。

チャンミンがいる間はおしゃべりして、仕事している間はどこへ行こうかと考えて。

そんなことをしているうちに、あっという間に時間は過ぎ、ようやく腰の痛みが引いた。

「復活!」

勢いよく寝室から飛び出してそう叫べば、キッチンにいたチャンミンが少し驚いたように振り返る。

続いて呆れたようにため息をこぼし、微笑んだ。

しょうがないヤツだ。

そんなチャンミンの心の声が聞こえてきた気がした。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

どんだけ激しかったんでしょうかね~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君がつき添ってくれるならそれもあり!?

繊細な面を見せてくれたチャンミン君。
そして、安定のユノ様(笑)
お互い支え合っているカンジがいいですね~( *´艸`)

相当Your Manのチャンミン君がお気に入りのご様子♡
よかった、よかった(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

わかりづらいけど、優しいんですよね~( *´艸`)
チャンミン君ってば器用貧乏代表みたいwww
そんなチャンミン君を恋人に持ったユノ様は大変だ~(´∀`*)ウフフ

3日間も動けないなんて、どんだけなんでしょ(笑)
ユノ様甘え放題♡
そして、チャンミン君の心は安定したのか…?
謎だらけ~♪

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