雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (58)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (234)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (97)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
12位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
2位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Bittersweet ep.3-15


Bittersweet ep.3-15



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



久しぶりの仕事。

なんか、楽しくて仕方ない。

オレ、なんかサービス業向いてるかも。

建築家より、こっちのほうが楽しい気がする。

もちろん、チャンミンがそばにいるからっていうのが一番大きい理由なんだけど。

「なぁなぁ、スヨンちゃん」

「…?」

「チャンミンってさ、親父さんと仲良くなかったのか?」

お客様がたまたまいなくなった時間。

カウンターの中でちょっと小休憩をしている時、ふと思い出した疑問をそのままスヨンに投げかけた。

「仲は良かったよ?ただ、オッパの身体のことがあって、そこからすれ違いになっちゃって…そのままお父さん死んじゃったから、まだ引きずってるんじゃないかな?オッパ、変なところで繊細で真面目だから」

確かにそんなカンジがする。

こだわりがないっていう割には潔癖症かっていうくらい綺麗好きだし。

いまいち掴めないっていうか、わかりづらい。

「お父さんがいなくなって、私たちもいきなりだったから取り乱しちゃって、オッパひとりで奮闘してた。なんか、責任感じているみたいに一生懸命で…でも、私たち何もできなくて」

「チャンミンって、昔からあんまり自分のことは話さないんだ?」

「家にいた頃はそうでもなかったけど、アメリカに行って帰ってきたときにはいまのまんま。あんまり大人びちゃってたから、お母さんも私も驚いちゃった」

「ふぅん…」

ってことは、アメリカでなんかあったのか…?

だとしたら本人に聞くしかないんだけど、チャンミンは何も言わなさそう。

「ちょっとは弱音吐けばいいのに…」

全部独りで抱え込もうとするんだ。

呆れるくらい。

「お父さんには弱音吐いてたよ?」

「え…?」

「言える人がいなくなって、ツライんだろうなって思うんだけどね」

絶対、苦しんでるのは明らかだ。

だから言えって言ったのに、言ってくれない。

「たぶん、お祖父ちゃんの影響かな…?」

「お祖父ちゃん?なんか、厳しかったって聞いたけど…」

いつだったか、ちらっとそんなことを言っていた。

そう告げればふっとスヨンは微笑み、オレを見上げた。

「オッパはホントにユノオッパのこと好きなのね」

「え…?」

「お祖父ちゃんの話ししたの、たぶんユノオッパが初めてだと思う」

「そう、なのか…?」

スヨンが知らないだけじゃないのか?

そう疑ってしまうのは、オレの心が狭いんだろうか。

だって、何人いるか聞いたことはないけれど、歴代の恋人はいっぱいいるっぽいし。

「お祖父ちゃんはね、ホントに昔の人ってカンジ。女は働かず、家のことだけしてればいい。稼ぐのは男の役目。男たるもの弱音は吐くな。弱いところを見せるなって」

「なんだよ、それ…」

正直、イラってした。

男とか女とか、そんなの関係ないだろ。

同じ人間なんだから。

「特にお祖父ちゃんはオッパのこと…その、可愛がってるっていうのかな?特別扱いしてたから」

「…?」

「ゴメンね?あんまり深くは言えないんだけど、ウチってちょっと特殊だから」

申し訳なさそうに微笑むスヨンのその表情が、いつもと違った。

いつもは明るくて、元気をくれるような笑顔なのに、どこか影がある。

だから、それ以上聞くことができなかった。

なんとなく。

「ユノ、スヨン」

急に聞こえてきた声に、思わず身体が震えた。

聞かれたらマズイんじゃないかと、無意識に思って。

「なにしてるんです?」

「え…?あ、いや…ちょっと…」

「まぁ、別にいいですけど」

小さくため息をつき、狼狽えるオレを呆れたように眺める。

「もうすぐ僕宛にお客様がお見えになるんで、来たら2階に通してください」

「え…?だ、だれ?」

「ユノも知っている人ですよ」

謎かけのような言葉を残してまた奥へと引っ込んでしまう。

そんなに急いで帰らなくても…と思っていると、来客を告げる鈴の音が響いた。

「いらっしゃいませ」

反射的にそう告げ、中へとやってきたその人を見つめた。

誰…?

っていうか、男?女??

思わず固まっていると、そのひとが意を決したように顔を上げた。

「あ、の…チャンミニひょん、いますか…?」

「え…?」

この子が、チャンミンの言ってたお客様?

で、でも、オレも知ってるって言ってたよな?

全然知らねぇけど…。

なんだ…?

すっげぇ、嫌な予感がする…。

「ヒョンチョルさん…」

反応できずにいると、後ろからそんな声が聞こえてきた。

「あ、スヨンちゃん…。お久しぶりです」

礼儀正しく、オレの後ろにいたスヨンに深々とお辞儀する。

「あの、チャンミニひょん、いますか…?」

「え…?あ、いるには、いるんだけど…その…」

ちらっと窺うように一瞬オレへと向けられた視線。

その仕種で、予感が正しいことを悟った。

「逢わせてもらえませんか…?僕、どうしてもチャンミニひょんに逢いたくて…」

瞳に涙をにじませ、か細い声でそう呟く。

いまにも泣き出しそうだ。

「…」

思わず顔を背けた。

これ以上、見てたくなくて…。

「ちょっと、待ってて?聞いてくるから」

冷静さを取り戻したスヨンがオレの手をひいた。

そのまま引きずられるように厨房へ足を踏み入れると、気が抜けたように崩れ落ちた。

「あれって、チャンミンの…?」

「隠してもしょうがないから正直に言うわね?」

「…うん」

「オッパの、元恋人」

やっぱり。

予感は、的中した。

「だ、大丈夫よ!いまオッパはユノオッパに夢中なんだから!」

「…」

全然、大丈夫じゃない。

だって、レンといい、今の子といい、全然違う。

オレと違って、性別わかんないくらい美人で、可愛い。

太刀打ちできないくらい。

チャンミンのタイプってきっと、ああいう子なんだろうな…。

なのに、オレ…?

全然タイプ違うじゃん。

「ユノ?」

いつも突然だけど、また突然だ。

降って湧いてくる。

でも、いまは顔を上げられなかった。

「何があったんです?」

「じ、実は…ヒョンチョルさんが…」

「ヒョンチョル?」

スヨンが告げた名前に、チャンミンの声が少しだけ変わった。

「あぁ、そういうこと…」

納得したようにそう呟き、ひとつため息をこぼす。

振り返れないけれど、チャンミンがオレを見つめているのはわかった。

「帰ってもらってください」

「え…?」

思わず顔を上げて振り返り、思わずそう呟いていた。

呆然としていると、身体が意思に反してふわりと浮かび上がった。

「チャ、チャンミンっ」

「スヨン、お願いしましたよ?」

「うん、任せておいて」

「チャ、チャンミン!下ろせってっ!」

いつもは居心地のいいこの場所だけど、いまは居心地が悪い。

でも、チャンミンの腕はビクともしない。

「過去は彼らにあげてください」

「は!?」

何を言ってるんだ、こいつは!

そんなの…そんなの…っ。

「その代わり、僕の未来は全部ユノにあげるから」

「…」

いま、なんつった…?

さらっと、とんでもないこと言わなかったか…?

いまチャンミンの口からこぼれた言葉がぐるぐると頭の中を回る。

次第に顔は熱くなり、離れようともがいていた手足が縋るようにチャンミンへと絡みつく。

チャンミンには敵わない。

いまのたった一言で、落ち込んでた心が浮上してしまった。

なんかもう、どうでもいいやって。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君のセリフを気に入っていただけたようで何よりです(≧▽≦)
そりゃユノ様もメロメロ~♡

何しろ、遊び人だったチャンミン君ですからね~(´∀`*)ウフフ
度々の恋人登場!
え?ユノ様の元恋人も必要??
考えときます(笑)
待ち人は…ダレでしょうね~?
カンタさんではないけれど、近いですよ~( *´艸`)

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

か◇みん 様

できる妹!
じゃなきゃチャンミン君の妹は勤まりませんからね~(笑)
そしてまたもや元恋人登場!!
チャンミン君たら来るもの拒まずとはいえお盛んすぎ?
モテモテですな~(*´∀`)♪
でも、チャンミン君の一言でユノ様一気に浮上!!
ま、あんなこと言われたら誰だって…ね~Ψ( ̄∇ ̄)Ψ

コメント

過去なんて!

うわ~~~チャンミンの台詞に感動です!
過去は、ユノにあげられません。でも未来は、あげられます!これってプロポーズでしょ!
凄い殺し文句じゃないの!私だったら泣きます‼
やっぱり!あれを送らないと!
今日の台詞に私もヤラれました!

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: 過去なんて!

け◇こ 様

チャンミン君のセリフに感動いただきありがとうございますm(__)m
葉月、渾身のセリフなので感動も一入♡
どうしてもこのお話のチャンミン君に言わせたかったんです!
しかもさらっと、当然のように。
そりゃユノ様もやられちゃいますよね~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

m◇yu-t 様

お久しぶりです!
そして、あけましておめでとうございますm(__)m
BSはやっぱり人気カップルですね~♪
葉月はかなりご満悦です♡
これからもどうぞ、末永く宜しくお願いいたします(≧▽≦)

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.