雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 6


Double Trouble 6



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



聞く人間を間違えたかな…と思ったが、そうでもなかったみたいだ。

「まぁ、人間じゃないって言うのもウワサだけどな。なんでも、死なない身体を持っていて、桜の妖怪に憑りつかれてるとか」

桜は確かにあった。

この寒い季節に場違いなほど満開の花をつけ、咲き乱れていた。

「あくまでもそっちはウワサ。でも、とてもじゃないけと”普通”じゃ片付けられないのがこっから。なんか予知みたいなことができるらしい」

「どういう意味?」

「オレも詳しいことは知らねぇよ。でも、みんな言うんだ。事件に関して言えば、この日って言われた場所で絶対に事件が起こるって。しかも過去には逢った瞬間、この日に死ぬって言われてホントに死んじまったヤツがいるとか」

さっぱり意味がわからない。

ほんとウワサだけじゃないか。

でも、初対面で誰も知らないことを言い当てられたのは事実だ。

そして、ホントに悪夢に魘されなかった。

それも事実。

じゃあ、ホントに次の満月の晩に事件が発生するのか…?

もしも起こったなら認めるしかない。

見えるんだ、と。

それこそ未来も、過去も。

「…」

「で、オレも知ってること話したんだから聞かせろよ。どんなヤツだった?ウワサどおり美人?」

「美人。残念なことに男だけどな」

「え…?マジ?」

がっくりと肩を落とすシウォンに息をつき、なんとなく昨日のやり取りを振り返る。

でも、ホントに人間じゃないかもしれない。

じゃなきゃ、あんな動きできないはずだ。

いきなり、目の前から消えていきなり隣に来たり、背後に来たり。

瞬きひとつしていないのに、彼はそれを実行して見せた。

絶対に、不可能だ。

「ユノ?どうした?ぼーっとして」

「いや…なんでもない」

他人に言うべきことではない。

それに、万が一にも勘違いかもしれない。

何かしらのトリック。

そう考えるほうがしっくりくる。

こんな部署で働いているし、それなりに理屈じゃ説明できない現象も身をもって知っているけれど、でもすべてをそうと決め付けたくはないから。

「お前さ、なんでこの部署に配属されたの?」

「さぁ?」

「特殊らしくてさ、なんかあるらしいんだ。選抜される理由」

「オレが知るわけないだろ?まだ入ったばっかなんだから」

配属されたばかりと言っても、もう1年。

新人というには時間が経ちすぎている。

でも、部署内では一番の新人だ。

なにしろ、オレ以降誰も入ってきていないから。

選抜される理由というのが本当にあるのなら、ある意味納得がいく。

新卒が入ってこなかったり、なのに先輩の中には同期が複数いる人もいる。

さほど仕事には追われていないから、こんなに人数が必要なのかと思うときもあるくらい。

「先に行く」

「あ、ちょっと待てって。たまには同伴出勤しようぜ」

「…」

聞こえないフリで立ち上がり、トレイを指定の返却口へ。

そのまま振り返ることなく一旦部屋へと戻り、カバンを手に職場へと向かった。

「おはようございます」

「お、来たな。早速報告をもらえるか?」

「はい」

報告と言っても、ひとつしかない。

あとは仕事に一切関係ない雑談だけ。

カバンから地図を取り出し、デスクの上に広げた。

昨夜、彼が指で指し示した場所には忘れないうちに印を施しておいた。

「彼はこう言いました。次の満月の晩、午前2時にここで同じ殺人事件が起こると」

「つまり、今日からだと10日後か?」

「はい」

「わかった。ご苦労だったな」

「いえ」

別に何をしたわけでもない。

ホントに、連絡係というだけだ。

書類を運ぶ伝書鳩と同じ。

別に手渡しじゃなくてもいいんじゃないか?

それこそ、あんなのメールひとつで送れてしまう。

「初めてだ。彼が、担当をしばらくそのままでと言ってきたのは」

「は…?」

「これからも頼むぞ?彼がいなければ、私たちの部署は存続している意味がない」

どれだけ依存しているんだ…?

彼がいなければ存在しないというなら、彼一人で対処すればいい話じゃないか。

つまり、オレたちが無意味ということに他ならない。

妙に腹立たしい。

「彼は、何者なんですか?」

「何者か。その質問に対する答えは私たちも知らない。それこそ、知っているのはもっと上。一握りの人間だけだろうな」

「…」

知ろうとするな、ということか…?

上層部だけが知っていればいいと。

なんのためにオレたちはいるんだ…?

絶望とも怒りとも区別がつかない感情が心に渦巻く。

感情の整理がつかないままに業務を開始し、午後はそれに基づいた捜査会議。

会議といえど各班の配置を指示されただけ。

ホントに意味がなくて、情けなくなる。

こんなことなら、別の部署に配属をされればよかったとさえ思う。

苛立ちを胸に抱きながら仕事をこなし、やることもないのに昨夜の出来事を考えているうちに19時となっていた。

コートの襟を合わせて外へ出た瞬間、オレの視線は吸い寄せられるようにガードレールへ寄りかかるようにして佇むその人へと向けられた。

「…?」

その人もまたオレを見ていた。

目を引く容姿。

肩まで伸びた茶褐色の髪を耳へかけ、その人はオレへと近づいてくる。

「待ってたよ、ユノ」

「え…?」

見知らぬ女性。

でも、この雰囲気に酷似した人物に逢ったことがある。

目を疑うしかない。

なぜなら、目の前にいる可憐な女性は、昨夜逢った美しい青年と瓜二つだった。

いったい何が起こっているんだ…?

「驚いてるみたいだね。とりあえず、久しぶりに外へ出たんだ。どこかで夕飯でも食べようよ、ね?」

細い腕がオレの腕にからみつく。

まるで恋人のように。

「なんで…?」

「話は食事しながらできるでしょう?ほら、早く」

半ば引きずられるようにオレは行き先もわからないまま、その人の赴くまま、移動する他なかった。

あまりにも驚きすぎて。

先ほどまで抱いていた感情も忘れてしまったみたいに。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

なんで女の子なんでしょうね~(´∀`*)ウフフ
ホミンかミンホか…まだ謎だらけ(笑)

どうやら彼(彼女?)はユノ様が気に言った模様です♡
どうなるのかな~♪

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

いまだ謎だらけな美人さん♡
女装なのか、それともホントに女の子になっちゃったのか…。
これまた謎!
とりあえずユノ様、狙われてます(笑)
何者なんですかね~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

女装なのか、女性なのか…( *´艸`)
シウォンさんに狙われること間違いなし!
でも、彼(彼女?)はユノ様に夢中のようです(笑)
ユノ様もタジタジ~www

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

お久しぶりです!
まだ始まったばかりで、既に謎がいっぱい(笑)
果たして全部の謎が解けるのか…。
解けないと困るんですけどね(;^ω^)

おめでとうございます!
なんてめでたい(≧▽≦)
でも、お休み返上なカンジで大変そうです…。
どうかお身体を壊されませんように!
ユノちゃみのベイビー…間違いなく可愛い!
男の子ならユノ様似で、女の子ならチャンミン君似がいいな~(´∀`*)ウフフ

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