雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 9


Double Trouble 9



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



正直、答えながらも迷いはあった。

しかし、それ以上に解放されたいという想いが強かった。

安眠が欲しい。

オレほどに穏やかな眠りを欲している人間がこの世にいるか?

眠れないだけならば薬でどうとでもなる。

だって薬に頼っても、魘されて、起きてしまう。

どれだけ疲れていたとしても。

たった1年、同居するだけで解放されるなら、この先何年続くかわからない状態より何倍もいい。

いわば、消去法で出した結論だった。

もちろん、これがキライな奴なら話は別だが、キライではない。

まだよくわからないけれど。

どうせ、寮で生活しているんだから大して変わらない。

あれだけ広ければ1部屋宛がわれるだろうし。

問題は食事か…。

あいにく、家事は一切できないから。

「じゃあ最後の僕の質問」

「…」

そういえば、まだチャンミンの質問が残っていた。

すっかり食事も終えて、帰る気でいたところに降ってきた言葉に浮かしかけた腰をもう一度沈めた。

「僕に興味はある?」

「…」

突拍子もない質問。

徹頭徹尾、終始一貫、意図が読めない。

いったい、何がしたいんだ…?

思わずため息がついて出た。

「興味は、あるよ」

人物像が読めないから。

ないとは言えない。

素直にそう告げれば、チャンミンはふわりと笑った。

いままで見た中でいちばん優しく、可愛い笑顔になぜか胸が騒ぐ。

「今日は楽しかったよ。来てよかった」

「…なんで…」

ターンは終了したけれど、どうしても気になった。

答えてくれるかはわからない。

でも、聞かないままにもしておけない。

「連絡係が必要なんだ?」

オレの所属する部署が必要だとは思えない。

一番、必要ないんじゃないかと思うのはやはり担当となった連絡係という意味のない仕事だ。

「…」

答えは、意味深な微笑みだった。

やはり答えてくれないらしい。

明日同じ質問を投げかければ答えてくれるんだろうか…。

でも、他に聞きたいことは山ほどある。

「僕がここにいたことは誰にも言ったらダメだよ?」

「え…?」

「本来なら、あの家から出てはいけない契約だし、出られないことになっているから」

明確な答えではない。

しかし、その忠告にも似た言葉に漠然と理解した。

では、なぜここにいる…?

出られないことになっているけれど、ホントは出られる?

なぜ、あの邸に軟禁されている?

疑問がループする。

じゃあ、チャンミンは何者なのかという部分に。

明日聞こう。

それがわかれば、ある程度の謎が解けるかもしれない。

いや、疑問が広がるだけかもしれない。

答えによっては。

「いろいろと聞きたそうだね」

「当たり前だろ」

素直にそう告げれば、楽しそうに声を立てて笑う。

オレにしたら笑い事じゃない。

謎ばかりで、考えすぎて、眠れないんじゃないかと思うくらい。

「じゃあ、そろそろ帰ろう」

「…あぁ」

気づけば3時間も経っていた。

あまりに時間の経つのが早すぎて、驚いた。

楽しんでいた…?

初対面に近いこの人と食事をし、会話することを。

たぶん、そうなんだろうな。

昨日よりも興味を覚えているから。

「送ってくよ」

「…」

見た目は完全な女性。

そんな人から”送っていく”と言われ、違和感を拭えない。

眉をひそめ、コートをまとうチャンミンを見つめた。

「普通、逆じゃないか…?」

「ユノは少し危機感を覚えたほうがいい。いままで、無事だったのは奇跡だよ」

「は…?」

「まぁ、僕の息を吹き込んであるからある程度のことは大丈夫だと思うけど」

すべてが謎かけのようだ。

会話をするごとに謎だけが増えていく。

「ホントに…あんたは何者なんだ?」

問いかければまた鈴の音のような可愛らしい笑い声が聞こえる。

そして、チャンミンがオレを見つめた。

「そうだね…。いま言えることは、敵ではない、ということだけかな?」

「…」

敵か味方か、なんて考えもしなかった。

だって、どう考えたって敵じゃないだろう。

オレに安眠を与えてくれて、しかも食事までご馳走してくれて、そして律儀にオレの質問にすべて答えてくれた。

もちろん、言いだしたのはチャンミンだけど。

それに、真実とは限らないけれど。

でも、ウソを言っている様子は一切なかった。

なんとなく、だけど。

「行くよ」

「…」

自然と足が動き出す。

「いっそ、もうこのまま家に来る?」

「え…?」

「荷物なんて後でもよくない?」

確かに、そんな気もする。

眠れるならどこでも一緒だ。

「あ~…どっちでもオレは構わないけど…」

けれど、いいんだろうか。

欲に駆られて返事をしてしまったが、課長に許可をもらうべきなんじゃないだろうか。

「僕から連絡しておくよ。絶対に断られることはないから安心して」

「…言い切れる根拠は?」

どうしてそんな自信があるのか。

正体が分からないだけに、やはり疑問が募っていく。

そしてやはり答えは微笑みだけだった。

なんか、疑問だらけで胃がムカムカしてくる。

何を聞いても答えてくれないのなら、余計なことを考えなければいい。

頭ではわかっていても、次から次に湧いてくる。

参った。

このままじゃホントに眠れなくなりそうだ。

「1日のターン数、増やしてくんない?」

「ユノが僕を好きになってくれたら考えてあげる」

「は?」

当然のように腕を絡め、歩き出す。

どういう意味だ…?

まるで恋人のように腕を組み、広い店内を抜けていく。

何事もなかったようにすべてを素通り。

堂々と無銭飲食?

冗談じゃない。

こう見えても一応警察の端くれだ。

「え…?お、おい。会計…」

「先にすませておいたよ」

「は?いつ?」

だって、ずっと目の前にいたじゃないか。

席を外したことは一度もない。

「ねぇ?ミノ」

驚いた。

いつの間にか背後に青年が佇んでいた。

そしてチャンミンの言葉に応じるがごとく、静かに恭しく頭を垂れる。

首肯するように。

「…」

また、謎が増える。

オレの胃は、心は、どれだけ耐えられるだろう…。

また、つきたくもないため息が口からこぼれていった。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ミンホな気がします?
間違ってたら言うこと聞いてくれる??
それは楽しみ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ユノ様ったら鈍感なのか、それとも目先に囚われ過ぎているのか…。
わかりやすいくらいモーションかけてるのに(´∀`*)ウフフ
これからどうなっちゃうのかな~( *´艸`)
お楽しみに(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

興味あります?
なぜか危険と言われたユノ様。
理由は??
どこまで謎が続くのか(´∀`*)ウフフ
でも、早速同棲開始!
最速?
でも、ユノ様はその真意をわかってないですけどね~(笑)

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Re: タイトルなし

れ◇ 様

ありがとうございますm(__)m
何しろまだまだ謎だらけ♪
全部の謎が解けるのか??
と妄想した張本人が思っております(;^ω^)
とりあえず、書きたいものを書く、がモットーなので!
それを楽しみと言っていただけると嬉しいです(≧▽≦)
これからもよろしくお願いいたします♡

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