雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.3-33


Bittersweet ep.3-33



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



一緒にお風呂に入っていれば当然そういう気分になるわけで、でもあれだけ頑なに拒まれたから何も言えなくて。

ユノじゃなかったらそのまま押し倒して、強引に進めちゃうんだけど。

ホノト、ユノに出会ってからというもの新発見だ。

一番理解していなければならない自分のことなのに、知らないことばかり。

毎日が新鮮で、ある意味楽しい。

でも、時々嫌になる。

こんなのは僕じゃないと、固定の枠にはめようとする僕が頭の中にいるから。

「チャンミン?」

小さな囁きも反響するこの場所。

聞こえないわけがないのに、あえて気づかぬふり。

ユノの肩に額を乗せて、目を伏せて、じっとしていた。

窺うように振り返る。

水面が動きにあわせてゆらゆらと揺れる。

それを肌で感じながらも無言のまま、心の中で悪足掻きする。

たまに…。

ホントに”たまに”なんだけど、すべてを投げ出したくなるときがある。

たぶん、いまがそう。

いま、というか…数日前から。

ユノのおかげでだいぶ復活はしたけど、いまだ根本は根を張ったまま。

意味のない”もしも”話がぐるぐると頭の中を回り、僕を戒めるみたいに締め付ける。

ダメだな…。

まだ、細かいことを必要以上に気にしてしまうクセが抜けない。

それが嫌で、こだわりを全部捨てたはずなのに。

「チャンミン、どうかした?オレ、なんか気に障るようなことした??」

ユノに心配かけてる。

なんでもないですよっていつもみたいに言って、いつもみたいに笑えばいい。

頭ではわかってるんだけど、いまはちょっとそれがツライ。

「チャンミン…」

どうにも処理できずにいると、腕の中で身体を反転させたユノが僕を抱きしめる。

決して、強くではない。

柔らかい羽根で、包み込むようにそっと。

きっとね、ユノ。

ユノのほうが大人だと思う。

僕なんかより数段。

ただ僕は、いつも背伸びしているだけ。

無理してるから、歪が生まれる。

気分の浮き沈みがたぶん、他の人より大きいんだ。

安定できず、波形が上へ行ったり、下へ行ったり。

いま、下降中。

結構どん底に近いかも。

たぶん、漠然とだけど、父が死んだのは僕のせいだと思っているから。

父の死を意識すると、どうにも心が沈んでしまう。

もちろん、父は単なる病死なんだから、僕が直接の原因ではないだろう。

でも、死を早めてしまったのは、僕が追い詰めてしまったからだと思うから。

そんな自分が許せなくて、でも誰にもさらけ出せなくて。

その行動が余計にユノを心配させてるってわかってるんだけど。

どうしようもない。

足に枷でもつけられたみたいに、身動きが取れない。

逃げ場もない。

「大丈夫、オレがそばにいるから」

そうだね。

ユノはたぶん、僕のオアシスみたいな存在。

生きていくために必要な人。

でも、思うんだ。

僕みたいな人間に癒しなんか必要なのかって。

父を苦しめて追い込んだ、最低の人間にそんなものがあっていいのかって。

一生懸命組み立てた積み木の家を、崩したくなる。

まっさらにして、何もないところからもう一度這い上がる。

そんな生き地獄みたいな人生こそ、僕に相応しいんじゃないかな…。

「チャンミン。返事、しろよ…っ」

「…」

「チャンミンっ!」

切迫した声に、顔を上げた。

そこにあったのは不安をあらわにした表情と、涙ぐんだ瞳。

胸が、痛む。

「言え」

「何をですか?」

「全部だよ!全部、吐き出せっ」

あぁ…ホントにユノは真っ直ぐで、優しくて、強い。

僕にはないものばかりだ。

だから、なのかな?

こんなにも僕がユノに惹かれてしまうのは。

「チャンミンっ!」

「そんな大きな声出さなくても聞こえますよ。ユノより2歳も若いんで」」

「誤魔化すなよ」

逃げようとする僕の頭をがっちりホールドして、真剣な表情で僕の目を覗き込む。

なんだろう。

心がざわざわする。

まるで、瞳を通じて心を見透かされてしまいそうで。

居心地が悪い。

「逃げんな。誤魔化すな」

まぶたを閉ざせばいいのに、それさえもできない。

息が詰まりそうだ。

「お前、なんでもかんでも独りで抱え込みすぎなんだよ」

瞬きもせず、訴えかけるように見つめたまま、ユノが静かな声で囁く。

感情に任せるではなくて、静かに僕へと語りかける。

「そうやっていつもその場しのぎで誤魔化すから、ツライんだよ。独りで考えて、それでも答え出ないんだろ?だったら、言えよ。一緒に考えるから。一緒に答え探すから」

ホント、真っ当だな…。

その通りだよ。

いくら考えてみたところで、答えは出ないんだ。

だって、答えを持っている人はもうこの世にいないから。

聞くこともできない。

僕を恨んでいるか、って。

「チャンミン」

「…」

垂れた腕を持ち上げて、その身体を抱き寄せる。

肩に額を乗せて、目を閉じて。

「なぁ…なに、そんなに怖がってんだ?」

「…」

怖がってる…?

あぁ、そうかもしれないな。

たぶん、僕はユノに嫌われるのが怖いんだ。

嫌われたくないから汚い部分は見て欲しくなくて、完璧を装おうとしている。

できもしないくせに。

「ユノ…」

「ん?」

「とりあえず…上がりません?逆上せそう」

がっくりとあからさまに落胆し、俯く。

そりゃ、このタイミングで名前を呼べば少しは話す気になったのかと期待するよな…。

でも、ゴメン。

まだ決心がつかないんだ。

僕は、ユノが思っている以上に臆病者だから。



つづく。






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Re: チャンミナ〜〜〜!

ひ◇み 様

珍しくマジメなコメントに驚きΣ(・ω・ノ)ノ!
思いっきり、ふたりともお互いを溺愛してるのにちょっとかみ合ってないカンジ?
チャンミン君の心の傷は深いようです(;^ω^)
いつかユノ様が解決してくれるかも!?

そうなんだ…。
気持ちいいんだ…。
ちゃんと答えてくれた男の子、エライっ(≧▽≦)
でも、ヨジャだけとは限らないですよね~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ユノ様、ようやく年上らしいところが垣間見えました!
ぽわぽわしてるけど、ちゃんと男らしいんですよ~(´∀`*)ウフフ
そして、チャンミン君ってばそろそろ浮上してもイイんじゃないかな…?
引きずり過ぎ(笑)
いつになったら完全復活するんだ!?
ユノ様、助けてあげて~(>_<)

コメント

Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

重いもの、抱えてるんです(>_<)
誰に聞いてもきっとお父さんの死はチャンミン君のせいじゃないんだけど、でも自分のせいって考えちゃうチャンミン君。
それくらいお父さんのことが好きだったんでしょうね~…。
せめてもう一度お父さんと話せていたなら違ってたんでしょうけど。
複雑だ…。
こんなチャンミン君を救えるのはユノ様だけ!
早く全部さらけ出して、甘えちゃえばイイのに~(´∀`*)ウフフ

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Re: 深い😢

ペ◇マミー 様

いったい、いつになったら浮上するんだ?
かなり心の傷は深いようです。
いっそ全部ユノ様にさらけ出しちゃえばいいのに…。
チャンミン君を元気にしてくれるのはやっぱりユノ様だけ!
頑張ってもらいましょ~(´∀`*)ウフフ

密会…。
お邪魔虫には早々に帰宅いただいて、存分にイチャコラしてもらいましょう(≧▽≦)

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